「ベーブ・ルース」の版間の差分

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投手としてのルースも無失点記録をつくるなど優秀であったが、カーブを投げる時に舌を出す癖があり、自分でその癖に気付くまでは狙われることが多かったという。また、ヤンキース時代は投手として時々登板し好投している。
 
[[タイ・カッブ]]のヒット狙いの打法、「ホームランばかり狙ったりしなければ4割打者になれるぞ」と言われた事に対し、ルースは「あんたみたいな打ち方なら、俺なら6割はいけるだろうな。でも、客は俺のけちなシングルヒットじゃなくて、ホームランを見に来ているのさ」とコメントしたという。カッブから反論されると実際に本塁打を量産しつつ4割近い打率を残して見せ、これにはカッブもルースを認めるコメントを出している。また、この出来事が悔しかったのかカッブは狙ってマスコミの前で本塁打を放って見せたことがある。
 
四球ばかりで、投手からまともに勝負してもらえなくなるのを避けるため、新人だった[[ルー・ゲーリッグ]]に目をつけ、自分の後を打つ打者として直接指導し、ゲーリッグは強打者に成長。ルースとゲーリッグの二人はリーグでも屈指の3番4番となった。巷では不仲説もあったが、実際の二人は一緒に釣りに行くなど仲が良く、ゲーリッグが[[筋萎縮性側索硬化症]]のために37歳の若さで亡くなった時には、ルースはゲーリッグの死をとても悲しんでいた。