2020年11月14日 (土) 01:20時点における版編集えいち・おおつか (会話 \| 投稿記録) 拡張承認された利用者 17,097 回編集 →‎自衛隊: 出典の追加 ← 古い編集		2021年1月15日 (金) 00:49時点における版編集取り消し 203.95.50.203 (会話) 長らく出典の示されない記述を除去。新しい編集 →
1行目: {{軍隊の階級}} '''曹長'''（そうちょう）とは、主に[[軍隊]]等（[[自衛隊]]、[[消防]]等を含む。）における[[下士官]]中の最上級の[[階級]]。また、[[:en:Sergeant Major\|Sergeant Major]]（サージェントメージャー）等の[[日本]]における訳語でもある。 ==旧日本陸軍== 6行目: [[大日本帝国陸軍]]では、曹長は[[特務曹長]]、[[軍曹]]、[[伍長]]と合わせて[[下士官]]のひとつである。同期兵は伍長から軍曹には同時に進級できたが、軍曹から曹長への進級には個人差があった。官吏の等級では、[[判任官]]二等にあたる。 {{要出典範囲\|平時の部隊では中隊附諸官の一人として中隊の庶務（経理を含む）を担当し、庶務掛、給養掛、経理掛などと呼ばれた（呼称は部隊と時代により異なる）。たいてい人事掛特務曹長（後の准尉）の隣に席を構え助手の兵隊を使って日永一日算盤を入れたり伝票を整理して記帳して忙しそうにしており、内務班の兵隊はあまり曹長と接触する機会がなかった。あるとすれば10日毎に事務室に並んで給料を手渡される際に受領の判子の手入が悪いと叱られる程度である。毎日、喇叭の合図で聯隊本部の週番司令が主催する会報に出ていき、命令を受領してくるのも曹長の役目であった。また中隊附でない者は部隊本部（大隊本部、聯隊本部）及び高等司令部の事務室に於いて書記として事務に従事した。軍装は官給で他の下士官兵と同じであるが、曹長剣と称する長い刀（騎兵刀を充てることが多かった）を吊り長靴を履いた。古参曹長は願に依り営外居住が許可されるので、それまで中隊兵舎の個室で暮らしていたのをやめ、兵営から出て部隊の近所に間借りし妻帯する者がほとんどであった。曹長に進級するのは20歳代末から30歳過ぎにかけてであったから、当時としては晩婚である。勤務成績が悪いと進級が遅れ、「桃栗三年柿八年低能軍曹は十二年」などと兵卒から陰で揶揄された。[[昭和]]に入ってからの炊事軍曹は扱いの難しい炊事当番を統率し煩雑な経理もこなさなければならなかったので優秀者を充てたが、これを経験すると曹長進級は確実とされた\|date=2013年6月16日 (日) 15:19 (UTC)}}。 {{要出典範囲\|有能な曹長の中には少尉候補者試験を受け士官学校に入学して現役少尉に任官する者もあった。落度なく勤めれば特務曹長に進級したが、曹長のまま退営し民間に転職する者もあった\|date=2013年6月16日 (日) 15:19 (UTC)}}。 {{要出典範囲\|戦時編制では中隊指揮班の一員として主に給養を担当したが、将校が不足する場合は小隊長となる場合もあった\|date=2013年6月16日 (日) 15:19 (UTC)}}。 ==旧日本海軍== 36 ⟶ 30行目: == 消防曹長 == 消防曹長とは、[[太平洋戦争]]（[[大東亜戦争]]）[[日本の降伏\|終戦]]直後における[[消防吏員]]の階級のひとつ。消防士補の下、消防手の上。5階級中第4位。 == 関連項目 ==▼ * [[曹士の能力活用#海上自衛隊\|先任伍長]]（[[海上自衛隊]]の各部隊に置かれる海曹長等）▼ == 脚注 == 44 ⟶ 35行目: <references/> == 参考資料文献 == {{Cite book\|和書\|author=\|date=2013\|title=陸自戦力最前線!! : 陸上自衛隊最精鋭部隊\|publisher=イカロス出版\|series = イカロスMOOK. J Ground特選ムック\|id=ISBN 978-4-86320-716-5\|ref==陸自戦力最前線}} ▲== 関連項目 == ▲ [[曹士の能力活用#海上自衛隊\|先任伍長]]（[[海上自衛隊]]の各部隊に置かれる海曹長等） {{DEFAULTSORT:そうちよう}}

「曹長」の版間の差分