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'''誤用'''(ごよう、[[英語]]:'''Misuse''')とは、通常[[言葉]]について言われ、ある言葉の伝統的・慣用的な[[意味]]や[[用法]]とは異なる、間違った意味や用法でその言葉が使用されることを言う<ref>[http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/71787/m0u/%E8%AA%A4%E7%94%A8/ 大辞林第二版「誤用」] 2009年10月28日閲覧。</ref>。
 
一方で、「間違っている」からといって、その存在理由の検討をしなくていいというわけでなく、成立してから現在までに、全く変化がなかった言語はおそらく一つもなく、当初は「誤用」や「ことばの乱れ」として異端扱いされても、その蓄積により現在の姿になっているのであるから、どの言語も「誤りのかたまり」のようなものである<ref>中山英普「原義とは異なる意味で使われる「誤用」例についての考察」(目白大学人文学研究 2016 第12号、p.p.221-233)[]</ref><ref>田中克彦「ことばの差別」(農山漁村文化協会 1980、p.p.50)</ref>、とみなす立場がある。
 
言葉や単語の意味における誤用以外に、ある特定の目的や用途を持つ物品や[[道具]]などが、本来の用途以外の目的などで使用される場合にも誤用ということがある。