「日本の鉄道開業」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
78行目:
車輌はすべてイギリスから輸入された。蒸気機関車10両はすべて[[車軸配置]][[車輪配置 2-4-0|1B]]の[[タンク機関車]]で5社の製品を混合使用した。恐らく一社に過度な負担を掛けないようにするのと、各社に利益を分配するという理由があったのではないかとされている。その中で4両あった[[シャープ・スチュアート]]社製の[[国鉄160形蒸気機関車|機関車]]が最も使いやすかったといわれている。客車はすべて2軸車で、上等車(定員18人)10両、中等車(定員26人)40両、緩急車8両が輸入されたが、開業前に中等車26両は定員52人の下等車に改造された。当時の客車は台車や台枠は鉄製だが壁や屋根を含む本体は木造であり、日本人大工の手によって改造された。
 
[[鉄道員]]には[[士族]]が多かったため、乗客への態度は横柄なものであったといわれる。 機関車を運転する機関士は外国人であった。また運行ダイヤ作成もイギリス人技師の[[ウォルター・ページ]]に一任されていた。
 
=== 営業成績 ===