「クルックスの揺動定理」の版間の差分

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(en:Crooks fluctuation theorem 19:40, 15 December 2020‎ を和訳)
 
</math>
 
この方程式において、差<math>W_{A \rightarrow B} - \Delta F</math>は順方向変換中に消失散逸した仕事<math>W_d</math>に対応する。確率<math>P(A \rightarrow B)</math>および<math>P(A \leftarrow B)</math>はこの変換が無限に遅い速さで行われた時、すなわち平衡変換時に同一となる。こういった場合、<math>W_{A \rightarrow B} = \Delta F </math>、<math>W_d = 0</math>となる。
 
時間反転関係<math>W_{A \rightarrow B} = -W_{A \leftarrow B}</math>を使い、(順方向変換と逆方向変換で)同じ仕事を得る全ての軌跡をグループ化する、すなわち<math>A</math>から<math>B</math>へのランダムな系の軌跡によって行使される仕事の量の確率分布(または密度)<math>P_{A\rightarrow B}(W)</math>を決定すると、上記の方程式を仕事分布関数の観点から以下のように書くことができる。