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'''ローマもの
▲'''ローマの素材'''(ローマのそざい)は、[[ギリシア神話]]・[[ローマ神話]]および[[古代ギリシア]]、[[古代ローマ]]の歴史を題材とした[[中世]]の[[サイクル (文学)|物語群]]のこと。主に軍事的英雄である[[アレクサンドロス3世|アレクサンダー大王]]や[[ユリウス・カエサル]]に焦点を当てる物が多い。
== 概要 ==
この分類は中世の詩人、[[ジャン・ボデル]]によるものであり、ボデルはこの他、物語群を「[[ブ
中世において、「ローマもの
また、[[アエネイス]]を題材とした中世フランスの作品では、元となった[[ウェルギリウス]]の[[バーレスク]]も存在している。感傷的な要素や[[ファンタジー]]の要素を含むものも数を増している。たとえば、中世において最も有名な古代ローマ時代の作家、[[オウィディウス]]の[[パスティーシュ]]なども見られる。たとえば、[[クレティアン・ド・トロワ]]の作品と思われる「ピロメーラー」はオウィディウスの『[[変身物語]]』に登場する[[ピロメーラー]]と[[プロクネー]]の物語の再話となっている。
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同じく時代考証的な誤りを犯している作品として、中英語で書かれた物語詩、『[[サー・オルフェオ]]』([[:en:Sir Orfeo]])が挙げられる。これはギリシア神話を元とした作品であるが、もともと音楽家である[[オルペウス]](オルフェウス)が騎士のオルフェオ卿という名前に変えられており、妖精の王から妻のヒューロディス (原作での名は[[エウリュディケー]]) を救出する物語となっている。
{{DEFAULTSORT:ろおまもの
[[Category:神話]]
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