「大津市中2いじめ自殺事件」の版間の差分
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→いじめに関しての賠償請求: 最高裁判決追記 |
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[[2020年]]2月27日、大阪高裁の二審では元同級生2人に計約3750万円の支払いを命じた一審の判決を変更し、賠償額は2人に計約400万円にまで大幅に減額、支払うよう命じた<ref>{{Cite web|title=大津いじめ自殺で仰天判決「自らの意思で自殺し、両親も精神的に支えられなかったので過失相殺」として賠償額10分の1に {{!}} BUZZAP！（バザップ！）|url=https://buzzap.jp/news/20200227-otsu-ijime-osaka-h-courts/|website=buzzap.jp|date=2020-02-27|accessdate=2020-02-27|language=ja|last=shishimaru}}</ref>。
賠償額については、両親が別居していたことや男子生徒が無断外泊した際に父親が顔をたたくなどしていたことなどを踏まえ、両親側にも家庭環境が整えられずに男子生徒を精神的に支えられなかった過失があるとして、損害額から4割を減額。大津市からの和解金の額などを差し引いた計約400万円が相当とした<ref>{{Cite web|title=大津いじめ自殺、二審も因果関係認める 賠償額は大幅減：朝日新聞デジタル|url=https://www.asahi.com/articles/ASN2W4S9HN2VPTIL02T.html|website=朝日新聞デジタル|accessdate=2020-02-27|language=ja}}</ref>。両親側は最高裁判所に上告した。
2021年１月２１日、最高裁第１小法廷（小池裕裁判長）において、両親側の上告を棄却し約400万円の支払いを命じた大阪高裁の判決が確定した<ref>{{Cite web|title=大津いじめ自殺訴訟、元同級生への４００万円賠償命令が確定 : 社会 : ニュース|url=https://www.yomiuri.co.jp/national/20210125-OYT1T50127/|website=読売新聞オンライン|date=2021-01-25|accessdate=2021-01-25|publisher=読売新聞|archiveurl=https://www.yomiuri.co.jp/national/20210125-OYT1T50127/|archivedate=2021-01-25}}</ref>。
===アンケートに関する精神的苦痛の賠償請求===
2012年9月、アンケートの結果を受け取る際に「部外秘」とする不当な確約を迫られたことに対する精神的苦痛を理由に、遺族は大津市に[[慰謝料]]100万円の[[賠償請求]]を行った。これに対して大津市は11月2日、市の責任を認める答弁書を大津地裁に提出し、「遺族の心情を損なった」と謝罪した。弁論後に記者会見した父親は「これを機に大津市が、日本で一番、安全で安心な学校教育が行われる市になれば息子の本望だ」と述べた<ref>{{Cite news|title=大津市が責任認め謝罪 いじめアンケート開示訴訟|newspaper=共同通信|date=2012年11月6日18時55分|url=http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012110601001861.html}}</ref>。賠償額については、議会の同意が必要となることから、市長のみの判断で認諾できないため、裁判所の指示に従うとしている<ref>{{Cite news|title=自殺生徒の父に「口外禁止」確約書、大津市謝罪|newspaper=読売新聞|date=2012年11月2日15時14分|url=}}</ref>。
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