「日本語の起源」の版間の差分

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===中国語起源説===
[[飯野睦毅]]は[[中国語]]の[[上古音]]の語末尾に母音を付加することで、日本語語彙が成り立つとした。例えば「考える(かんがふ)」は「勘合 [kəm ɦəp]」、「拐(かどわ)かす」は「拐 (guad)・惑 (ɦuək)」、「怪(あや)しむ」は「妖 (iɛu)・審 (ʃim)」が訛ったものであるとした。この際、[[上古漢語|漢語]]が日本語の動詞になる時、語尾が「p」の語は「ハ行」活用、「m」の語は「マ行」活用になったとし、日本語の動詞の活用に各行の別があるのはここに由来するとしている<ref>飯野睦毅 (19941996)『奈良時代の日本語を解読する』東陽出版</ref>。
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|+日本語のなかの中国語からの借用語