「ランプ (照明器具)」の版間の差分

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ランプの原形は粘土を焼いた皿に植物油などを注ぎ一本の灯心を載せて火を灯すものだった。[[千夜一夜物語]]の有名な[[アラジンと魔法のランプ]]に登場するものも、油の器に取っ手と口があり、その口から灯心を出して火をつけるものである。
 
燃料は古代から中世までは魚油、オリーブ油などの植物油が使用されていたが、近代では鯨油なども使われた。幕末に[[マシュー・ペリー]]が[[捕鯨]]の補給地として日本に来航し開国を交渉し迫っことは有名だ、その目的は、当時、鯨油はもっぱらランプの燃料と目当てに日本近海で盛んに操業て消費されていた自国捕鯨船の補給拠点を作るためだった。日本では明治になるまで屋内では植物油を燃やす[[行灯]]が用いられ、携帯用としては[[ロウソク]]を使う[[ちょうちん]]、[[龕灯|がんどう]]が使われている。石油が採掘されるようになるとランプの燃料は灯油に完全に置き換えられ、電力が普及するまで一般家庭の照明をロウソクと二分していた。
 
===石油ランプ===