「仮面ライダーアマゾンズ」の版間の差分

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== ストーリー ==
=== シーズン1 ===
大手製薬会社の野座間製薬は、秘密裏に人工生命体'''アマゾン'''の研究を行っていたが、2年前に不慮の事故により4000体の実験体が脱走し、人間社会に潜伏してしまった。アマゾン細胞という人工細胞を培養して作られた彼らは、普段は人間に擬態しているが、人間のタンパク質を好む[[カニバリズム|食人]]本能を有している。アマゾンは普段、アマゾンズレジスターという腕輪の力でそれを抑えているが、その効果が切れると怪物に変貌し、本能のままに人間に襲いかかって貪り食ってしまう。そのため、野座間製薬は系列会社の害虫駆除業者ノザマペストンサービスに駆除班を置き、秘密裏にアマゾンの駆除にあたらせていた。
 
そんな状況下、野座間製薬の役員特殊研究開発本部長・'''水澤令華''''''水澤悠'''は、病弱であることを理由に家から出ることを許されず、義理の妹の'''水澤美月'''と共に静かに暮らしていた。
悠は自己注射を1日1回義務付けられていたが、正体不明の前々から抱いていた本能的な嫌悪感から注射を拒絶したある日、湧き上がる本能に突き動かされるまま家を飛び出し、アマゾンと駆除班の戦いを偶然目撃したうえ、自身も異形の姿'''仮面ライダーアマゾンオメガ'''へ覚醒してしまう。
 
しかし、悠は野生のカンと戦闘力だけを頼りに獣のように生きるアマゾンの男'''仮面ライダーアマゾンアルファ'''こと'''鷹山仁'''と、そのパートナーである'''泉七羽'''と出会った悠は、仁から自身がアマゾンであること、そしてアマゾンの宿命を知らされ、人を喰らう前に駆除される事を一度は望むが、七羽からアマゾンズドライバーを与えられ、'''仮面ライダーアマゾンオメガ'''へと変身する。悠は己の存在について「自分は人間なのか、アマゾンなのか」と苦悩しつつも、その答えを確かめるために駆除班の一員としてアマゾンとの戦いに身を投じる。その中で、悠は駆除班の一員として戦うモグラアマゾンの青年'''マモル'''や、食人を望まず生き続ける未覚醒のアマゾンたちなど、人間と共存しようとするアマゾンたちと出会い、母'''水澤令華'''や仁がアマゾンを生み出したことを知る。
 
アマゾンを作り出した造物主でありながら、自己の都合ですべてのアマゾンを絶滅駆除させようとする母や仁など人間嫌気が差反発悠は自身の在り方を「人間」ではなく「アマゾン」であると定義し、「アマゾンであっても守るべき者は守り、人間であっても狩るべき者は狩る」という意思を持つ。そして、野座間製薬が実施した大規模なアマゾン駆除作戦トラロックから生き延び、「すべての人間を守り、すべてのアマゾンを絶滅させる」という仁と対立する道を選ぶと、彼との壮絶な一騎打ちを制する。その後、悠は多くの罪無きアマゾンたちを率い、行方をくらませるのだった。
 
=== シーズン2 ===
トラロック事件から5年が経ち、実験体のほとんどが駆逐され、世界は平和になりつつあった。だが、今度は人間に感染するようになった新種のアマゾン細胞、'''溶原性細胞'''が蔓延し、普通の人間がアマゾン化するという事態が発生していた。これに対し、政府は新たな駆除組織'''4C'''を結成し、アマゾン化した人間を秘密裏に駆逐していた。
 
そんな中、「アマゾンに育てられた」という孤児の少年'''千翼'''は、4Cに保護され教育を受けていたが脱走。アマゾン狩りをして収入を得る不良少年グループ'''TEAM X'''に拾われ、その戦力として'''仮面ライダーアマゾンネオ'''に変身し、アマゾンたちと戦っていた。だが、生まれつき食人衝動に駆られる千翼の前に、'''カラスアマゾン'''に変身して戦う謎の少女'''イユ'''が現れる。千翼は人生で初めて「食べたい」と思わない彼女に惹かれるが、イユの正体はアマゾン化してしまった父親に殺され、4Cの手で'''シグマタイプ'''として蘇らされたアマゾンであった。イユをただの兵器として扱わせないため、千翼は4Cに復帰し、戦闘部隊の一つ「黒崎隊」の一員となる。その一方、溶原性細胞を蔓延させているのがトラロック作戦から生き残ったマモルであると知った志藤たち達、旧駆除班は再集結し、同じくマモルを止めるために表舞台に姿を現した悠、そして悠と向き合うために4Cに加入した美月とともに、再びアマゾン狩りを始める。
 
時を同じくして仁もまた姿を現し、溶原性細胞の蔓延を防ぐために千翼を殺すと宣言して彼を狙うようになる。それと同時期に、溶原性細胞の遺伝子が千翼のそれと一致したことで、彼は危険視されて4Cに凍結処分されることになる。千翼が装置の中で凍結されようとした瞬間、アマゾンとしての本性が暴走し、その場にいた多くの人間を殺傷。悠、仁、4Cの三者から追われる身となってしまう。TEAM Xを率いていたヒロキは、千翼とイユに友情を感じ、彼らを殺し合わせないため、そして2人が人間らしく生きられるように奔走するが、アマゾンの力と大人たちの権力の前には全てが徒労に終わってしまう。
実は、千翼は仁と七羽の子であった。仁は千翼がアマゾンであることを危惧しており、彼が他人を殺す前に自らの手で殺すことを決意していた。それを知った七羽は千翼と共に逃亡したが、潜伏先で溶原性細胞を蔓延させる原因である存在「オリジナル」のアマゾンとして覚醒した千翼に食い殺されていた。だが、その七羽も「オリジナル」の性質を持ったアマゾンとなって復活していたことが判明する。
 
逃避行の末、イユと仁に襲われて窮地に陥った千翼であったが、仁がとどめを刺そうとしたその時、イユは僅かな人間性を取り戻して千翼を助ける。それを知った4Cはイユを「廃棄」することを決め、彼女の腕輪に仕込まれた廃棄システムを起動させる。彼女に致命的なダメージを与え続けるそのシステムを止めるために千翼は4C本部を急襲するが、悠と黒崎隊に阻まれて失敗し、満身創痍のままイユを連れて再び逃走。イユは幼き日の思い出であるふれあいパークで、最後に家族と過ごした楽しい記憶を思い出し、笑顔を浮かべて千翼に看取られて息を引き取る。同時期に仁は七羽が変貌したオリジナルことクラゲアマゾンと、旧駆除班はマモルとの対決をそれぞれ制し、愛する人と大切な仲間をそれぞれ討ち取る結末を迎えた。
 
イユを看取った千翼は、彼女の遺体を背負い1人さまよっていたが、最後のオリジナルである千翼を殺し、溶原性細胞の蔓延を止めるために悠と仁が現れる。千翼は最後まで自分の生を全うするため、たった一人で悠と仁に立ち向かう。全てが終わった後、悠は美月に自分を駆除するよう求めたが、美月はそれを断り悠を生かす道を選ぶ。仁は一人慟哭しながら、行くあてもなく旅立っていく。そして、七羽と千翼が住んでいた隠れ家には、七羽のストール、千翼とイユのネオアマゾンズレジスターが置かれていた。
; {{anchor|水澤悠|{{読み仮名|水澤 悠|みずさわ はるか}} / [[#仮面ライダーアマゾンオメガ|仮面ライダーアマゾンオメガ]] / [[#仮面ライダーアマゾンニューオメガ|仮面ライダーアマゾンニューオメガ]]}}
: シーズン1の主人公。見た目は20歳前後の青年。アマゾン細胞を培養した実験体、人間にアマゾン細胞を移植した仁とも異なりアマゾン細胞に人間の遺伝子を移植した'''第三のアマゾン'''。三崎からのあだ名は「坊っちゃま」。
: 物語の始まる2年前、水澤令華が自身の遺伝子をアマゾン細胞へ移植していることから事実上、彼女の実子となる。当然、出自以前の記憶はなく生まれてすぐに世間から隔離され匿われていた。趣味は大きな水槽で[[熱帯魚]]を飼育すること。普段は穏やかで優しい性格だが、アマゾンとしての本能が目覚めるほどに好戦的となる。アマゾン細胞の力で異常とも言える回復力を持ち、腹部を貫かれ出血多量で意識不明になるほどの重傷を受けてもタンパク質が摂取できれば数時間で完治する。
: 令華から日課として命じられていた抑制剤{{efn|アマゾンズレジスターに内蔵されているのと同じ薬品である。}}の投与を拒んだある日、本能に導かれるようにアマゾンたちと駆除班との戦闘に遭遇。鷹山仁の変身に呼応するように、アマゾン態へと変身してしまうが、その後は仁に連れ去られアマゾンズレジスターを装着される。仁から、アマゾンの正体や彼の目的、そして自身が辿る運命を聴き、「近い将来に人を食べるくらいなら駆除されたい」と後ろ向きな態度を示していたが、「食われる前に食え」というアマゾンの本能に従い、七羽から譲り受けたアマゾンズドライバーでアマゾンオメガへと変身。仁に襲い掛かり彼の『アマゾン狩り』には協力しない姿勢を明らかにした。その後は自身の存在について思い悩み単身、野座間製薬へ潜入。幹部の前で令華に詰め寄ったことで正体が露見するも、彼女の機転により『害虫駆除の新兵器』としてノザマペストン駆除班メンバー扱いとなり彼らと合流し、共闘。
: 徐々に明かされる令華や仁のアマゾンに対する身勝手な思いに対し、強く反発。自らの意志で人間もアマゾンも関係なく、守りたいものを守るため行動する決意を固めていくが、そうした思想を仁から、「自分の都合で守りたい者を選別しているに過ぎない」と批難されている。
: 覚醒後も理性が残り自らの食人衝動に怯えるアマゾンや卑劣な殺人衝動で駆除班メンバーを苦しめた人間、いつかくる覚醒を前に食人衝動を抑えつつ静かに暮らしたいと考えるアマゾンたちとの出会い、仁や志藤らとの意見の相違を経て、「たとえ身勝手であっても自分の内なる声に従う」と決意。袂を分かち、自分の力で生きていく道を選んだ。トラロック作戦中自身を連れ戻しにきた美月にも別れを告げ、生き残ったアマゾンを探すため豪雨の中へと消えていった。
:
; {{anchor|鷹山仁|{{読み仮名|鷹山仁|たかやまじん}} / [[#仮面ライダーアマゾンアルファ|仮面ライダーアマゾンアルファ]]}}
: シーズン1のもう1人の主人公。38歳の壮年男性。元野座間製薬特殊研究開発本部の細胞生物学者で、現在は[[ジゴロ|ヒモ]]。野座間在籍当時からアマゾン細胞研究に深く携わっていたが、早期からその危険性を理解しており、実用化には強く反対していた。爆発事故で4000体もの実験体の脱走を許す事態となってしまった事に責任を痛感し、逃亡した実験体および自分を含めた全てのアマゾンを滅ぼすため、自らの体へアマゾン細胞を移植し後天的にアマゾンとなった。
: 裏表なく「豪放磊落」を人間化したかのようなワイルドな性格。ただし七羽を前にすると途端に性格が変わり、彼女に甘えるようになる。アマゾン細胞移植以前より、自ら手に掛けた生き物しか食べない。但し軟禁下で出された食事は食べるなど食べないと生きていけない状況では例外。普段はマンションの一室で飲んだくれながら屋上で菜園や鶏の世話をして暮らしており、パートナーである七羽との関係は良好。
: アマゾンズドライバーを用い、自らの意思でアマゾンアルファへと変身できる。アマゾンでありながら食人衝動に駆られることなく人間としての理性を保っているという稀有な存在である。よってアマゾンズレジスターは非装着。一方、実験体特有の感知能力においては劣るため、実験体出現情報を集めるために七羽に頼んで野座間製薬の通信を盗聴してもらっていた。「野生」ゆえの洗練された戦闘技術を持ち、高ランクのアマゾンを一方的にあしらえる実力者。
: 「人であれば(たとえ殺人犯などといった極悪人であっても)守り、アマゾンであれば(たとえ人類の味方であっても)狩る」という単純ながらも明確な線引がある。しかし、アマゾン達の事は一方的に嫌悪している訳ではなく、生み出した者として自分也に愛情すら抱いているが、彼等の誕生に関与しているという自責の念から、前述の確固たる信念も人間社会には決して順応できないアマゾンたちへの彼なりの責任の取り方である。しかし、この信念に悠は大きく反発している。全てのアマゾンを滅ぼすトラロック作戦にも喜んで賛同し、アマゾンのデータのリークを仄めかすなど令華を脅してまで作戦の実行を迫った。シーズン1第12話にて死を覚悟してか最愛のパートナーである七羽に「温泉に一人旅したら」と自ら別れを告げ、研究所を襲う大量のアマゾン、自身を蝕むトラロック作戦の中で戦闘。この時、科学者として自身が生み出したアマゾンたちへの愛情を吐露し、狂乱。最終話では駆除用ガスのダメージが顔に火傷痕のように残りながらも、殺生したアマゾンの心臓部を食し、凄まじいまでの執念から未覚醒のアマゾンにも襲い掛かり、未覚醒のアマゾンを守ろうと明確にスタンスの違いを表明した悠と壮絶な闘いを繰り広げるも決着はつかず、その後重傷で倒れたところで意図を察して戻って来た七羽に介抱された。
: シーズン2ではEpisode7終盤から登場。引き続きアマゾン狩りや悠との衝突が語られたが、目が白濁し変身前後を問わず視力が著しく低下するに至っている。そのため戦闘スタイルも自身へのダメージをも厭わない力任せで荒々しいものに変化している。千翼が実子だということは認識しているが、例外扱いせずに狩ることを宣言しているなど、シーズン1における行動原理と変わらぬ信念で千翼やイユの前に憤然と立ちふさがる。
: 5年前のトラロック作戦の際に浴びたガスの後遺症とアマゾン狩りによる肉体の酷使によって理性が崩壊し、ただ闇雲にアマゾンを狩っていたが、七羽の懸命な介護により完治した。しかし、理性を失っていた時期に七羽と肉体関係を持ち、理性を取り戻したころには、七羽妊娠させてしまっていた。その子供(千翼)がアマゾンかどうかを確かめるため、大学時代の恩師の星埜始に相談・研究を持ちかけた。結果千翼はアマゾンの遺伝子を持つことが判明したため、自分の息子が他人を殺す前に自分で殺す決意を固める。だが、それを察知した七羽は千翼を守るために行方をくらませ、七羽と千翼を守ろうとする悠との激闘の末に両眼を斬られた。
: 長らく周囲の匂いや音を頼りに放浪していたが、遂に千翼と邂逅。前述通り狩りの対象として襲撃するが、盲目という弱点を突かれて逃亡を許す。
: その後、七羽と千翼が隠れ家にしていた住居ふれあいパークの建物へと入り、七色の六枚の羽根を持つ人物の絵画を発見したことで七羽の「千翼が人でなくなったら狩ってほしい」という真意を把握した上で千翼と再会。
: 同上の真意を千翼にも「母の言葉」として告げ、アマゾンアルファに変身して千翼を幾度も追い詰め、イユとの共闘で殺害寸前まで追い込んだが、そのイユに奇襲されて重傷を負い取り逃がす。その後、クラゲアマゾンこと七羽に傷を癒やされた際に七羽がアマゾン化したことを悠から聞かされると、彼女を追いかけ、二人きりで対峙する。そこに現れたマモルの妨害や旧駆除班の援護を受けつつ、彼女を追い詰めていき、最後は旧駆除班の放った圧裂弾の攻撃に巻き込まれそうになるが、七羽が庇ったことで難を逃れる。そして、七羽との約束を果たすため、悠とともに千翼と戦う。
: 劇場版では当初、消息不明となっていたが、悠たちととある場所で再会する。
; {{anchor|前原淳|{{読み仮名|前原 淳|まえはら じゅん}} / [[#仮面ライダーアマゾンシグマ|仮面ライダーアマゾンシグマ]]}}
: 20歳。精悍な顔つきの青年。三崎からのあだ名は「おっちゃん」。頭脳明晰で[[チェス]]が趣味。
: 参加理由は不明だが、駆除班の一員として、明晰な頭脳を生かした戦略立案や[[ハッキング]]で貢献していたが、兄の様に慕いながらも覚醒した大滝=トンボアマゾンとの戦いで殉職している。
: その後、遺体は橘率いる国際営業戦略本部の手に渡り、人間の死体にアマゾン細胞を注入した新型のアマゾン細胞移植実験体「第四のアマゾン」とされアマゾンシグマとして蘇った。生前の記憶は有しているものの人格が失われており、国際営業戦略本部の生物兵器として黙々と任務を遂行、圧倒的な戦闘力で仮面ライダーや駆除班を襲撃する。最後は結託したアマゾンオメガ、アルファ、駆除班の共同戦法の前に体が限界を迎え逃走、背後からモグラアマゾンにとどめを刺され二度目の死を遂げた。その死に顔は安らかであり、元チームメンバーからは手向けとしてチームの証である5円玉を贈られた。
 
==== シーズン2の変身者 ====
; {{anchor|千翼|{{読み仮名|千翼|ちひろ}}/[[#仮面ライダーアマゾンネオ|仮面ライダーアマゾンネオ]]}}
: シーズン2の主人公。幼少期に4Cに保護されており、その時の現場の状況からアマゾンに育てられたと目され、アマゾン細胞の影響で急成長した少年。
: 外見年齢は18歳ほどだがアマゾン細胞の力によって成長が驚異的に早く、実年齢と比較すると通常の人間よりも大きく差がある。
: 生まれつき食人衝動に駆られており、自身の暴走を防ぐために他人から触れられることを嫌う他、食事という行為そのものも嫌悪し水と飲料状の栄養補助食品しか口にしない{{efn|実際クレープやハンバーガーを口にした際には、幼少期に母親が喰われたことを思い出して吐き出してしまった。}}。幼少期に何者かに母親を食い殺されているような記憶を持つが、母親を捕食したのは自分ではないかという疑いを捨てきれずにいる。
: 普段は物静かだが、他者に自身を他のアマゾンと同等に扱われると猛反発し、敵のアマゾンとの戦闘でも凄まじ過ぎる勢いで攻撃を仕掛けるほどの凶暴性を内に秘めている。
: 対アマゾン用の戦士として4Cに保護・育成されるが、橘によってモルモットのように扱われたために間もなく4Cを脱走。その後は自分を迎え入れた不良集団TEAM Xに所属し、アマゾン狩り動画配信をコンテンツとして[[アフィリエイト]]収入を得る活動に助力する代わりに住処を提供されていた{{R|フィギュア王230-08}}が、戦いの中でイユに出会い、彼女を人間として扱うことを条件に4Cに復帰し、彼女が所属する黒崎隊に入隊する。
: 後に野乃森耳鼻科に潜んでいたアマゾンを駆除する際、襲われた患者の腕から滴る血を間近で見たために食人衝動に苛まれ、それに反応したイユの攻撃を受けて重傷を負う。さらにその事件以降、食人衝動が抑えられなくなる傾向に向かいつつあるが、あくまでも自分は人間という意識から、より強力な抑制剤を内蔵したネオアマゾンズレジスターの支給も拒んでいる。
: 後に発見された溶原性細胞の「オリジナル」と呼ばれるアマゾンの死骸と遺伝子が一致することが判明しているほか、イユを安楽死させようとするオメガを制止しようした際には溶原性細胞に感染した人間に見られる黒い組織状の腫瘍を発生させながら未変身にも関わらず拳打の一撃でオメガの動きを止めるなど、橘から「かなり特殊なアマゾン」と形容される性質を露わにしていく。回復能力も非常に高く、常人なら死亡するほどの怪我からもすぐ治癒できる。
: その正体は、仁と七羽の間に生まれた実子であり、出生から人間とアマゾンの遺伝子を併せ持つ存在。本人は七羽は勿論、父親である仁についても認知しており「父さん」と呼ぶが、4Cには自身の出自を長らく黙秘していた。当の仁からはあくまでもアマゾンとして駆除対象として認識されている。当初は母である七羽と暮らし、幸せな時間を送っていたが、ある日突如として覚醒した食人衝動を抑えられず、母に優しく抱かれた思い出のある彼女の腕に食らいつき{{Efn|この事と前述の野乃森耳鼻科の襲われた女性患者の血の流れる腕に惹かれた事に加え、劇中で千翼が食人衝動によって惹かれるのは何れも女性の腕だった事から、溶原性細胞のアマゾンとしての嗜好部位である事が伺える。}}、襲ってしまうも、その場を4Cに保護された経緯を持つ
: オリジナルと遺伝子が一致すること、並びに仁の実子であることを知った橘から、自身が何よりも否定したかった『母親(七羽)を喰らった』という事を断じられ、危険かつ重要な存在として人工的な脳死状態にするため、凍結処分を下される。イユの身を案じて一旦は大人しく従う姿勢を見せたが処置完了直前に見たイユを欲しいと思ったことで感情を暴走させ、6本の腕と全身から無数の紫色の細い触手を持つ異形のアマゾン態へと変身。凍結処分用の[[ケージ]]を破壊し、暴走するままに同室に居合わせた4Cのメンバーや機動隊員を殺傷するも、黒崎の放った手榴弾の爆撃によって触手がイユを傷つけたことで、彼女から血液が滴り落ちる音を聞いて沈静化。意識を取り戻した後に自身が引き起こした事態に激しく取り乱し、4C本部から脱走する。
: 前述の出来事が重なり、4Cや仁を始めとして、ヒロキを除くあらゆる存在から拒絶され、狙われる立場となってしまうが、それでも生きたいと願い、追跡を振り切って旧駆除班がアジトとしていたクラブへと駆け込み食糧を探すが、追跡して来ていた仁により再捕捉され互いに変身して戦闘。打ちのめされトドメを刺される寸前でショットガンを装備したヒロキの介入により難を逃れる。その後、イユと仁に再度捕捉されて命の危機に陥るが、イユが翻意して千翼と共に逃げる意思を示したことで救われた。
: イユの廃棄システムが作動すると、システムを止めるために4C本部へと向かうが、彼らを駆除しようとする戦闘部隊と悠の攻撃を受け、劣勢に立たされる。しかしヒロキの乱入により、逃走することに成功する。そして、イユが楽しいと思ったふれあい動物パークへと向かい、二人だけの時間を過ごしていたが、廃棄プロセスが完了したことでイユが死亡してしまう。直後、千翼自身を殺すために現れた悠と仁と戦う。戦いの後、七羽が隠れ家にしていた廃墟には千翼のものと思われるネオアマゾンズレジスターが置かれていた。
:* 原典のアマゾン(山本大介)が、野生児でありながら紳士的であったため、「もしも現代の日本社会に野生動物が解き放たれたら?」という案の元、原典のアマゾン同様、野生動物であることを否定しているが、うじうじしているように見えるなど野生の感覚を多々入れている{{R|公式完全読本56}}。
 
: シーズン1終盤にて仁から別れを告げられるも、それが死の覚悟からだということは全て気付いていたらしく、悠との決戦で重傷を負った仁と合流する。
: シーズン2ではトラロックで生き残ったアマゾン狩りのためあちこち移動する仁を、持ち前のサバイバル技術でサポートしつつ、トラロックの後遺症が全快するまで介抱したが、そんな中で理性を失っていた仁と肉体関係を持ったことで千翼を妊娠し、始に預けられた。千翼を産んだ後は仁から彼を守るため失踪し、彼を育てる中で成長の早さに驚き、彼から生えたばかりの歯で指を傷つけられるなど彼がアマゾンであることを理解しつつも、惜しみない愛情で彼を育て続けた。やがて千翼の食人衝動が覚醒し、彼が4Cに保護されて以降は長らく消息不明となった。しかし、溶原性細胞と同じ遺伝子を持つ存在(オリジナル)であるクラゲアマゾンへと変異しており、マモルたち実験体の生き残りと行動を共にしていた。
: そして、自身を狩ろうとする悠と美月の前に現れて彼らを襲うが、美月の呼びかけに反応して攻撃をやめる。その後、イユの攻撃で重傷を負った仁の傷を癒やし、彼と二人きりで対峙するが、自身を狩るために駆けつけた旧駆除班の放った圧裂弾から仁を庇うため自らが犠牲となり、死亡する。戦いが終わった後には、自身が隠れ家としていたふれあい動物パークの廃墟に千翼とイユのものと思われるネオアマゾンズレジスターとともに彼女の[[ストール (衣服)|ストール]]が置かれていた。
: 劇場版では度々仁の前に幻影として現れ、彼を心配する素振りを見せる。
:* シーズン1のトラロック同様、シーズン2の大きなイベントとしてクラゲアマゾンの正体であると設定された{{R|公式完全読本60}}。
; イユ / カラスアマゾン
: 父親の誕生日の日に、アマゾンとなった父親に一家ごと殺され、非公式にシグマタイプのアマゾンとして蘇った少女。16歳{{R|フィギュア王230-08}}。父親に殺された際に左目を抉られたため、現在は[[義眼]]となっている。黒崎隊とともにトラロックで生き残ったアマゾンを狩っている{{R|フィギュア王230-08}}。淳とは違い、タンパク質を摂取する必要があり、感情を持たないため、相手の言った言葉や行動を反射的に繰り返す。
: 死体ゆえに感情を持たないが、父親の好きだった歌「やがて星がふる{{R|toei2-4}}」を口ずさむ時だけが唯一、生前の人間性がうかがい知れる。高校2年生の時、クラスメートだったヒロキから生前は料理が好きで、ケーキ作りなどをクラスの友達と共にしていたことが明らかとなる。それを知った千翼が買ってきたケーキが自身の顔に当たったことで初めて「楽しい」と自分の感情を表わした言葉を口にした。
: 悠とは生前にも面識があり、始を目の前で殺された直後に死亡している。Episode3で対面した際には悠から花束を渡された。
: Episode7では、偶然出会ったヒロキと自身が楽しいと思った自身が住んでいたマンションや閉園となっていたふれあい動物パークに向かうが、ヒロキからの質問で自身が既に亡くなっていることには無自覚であることが明らかとなった。自身と同じ境遇に遭ったヒロキに手を組むことを持ちかけられ了承する。
: ゾウアマゾンとの戦闘で食人衝動が芽生えた千翼を攻撃したが、黒崎からの指導で「駆除しちゃいけないやつ」と認識し共闘するようになった。しかし、千翼が暴走したことで黒崎から新たに指令を出され、改めて「駆除対象」として認識する。4Cから逃走した千翼を狩ろうとするが、ヒロキの妨害に遭い逃げられてしまう。そして、三度千翼を狩ろうと現れるが、そこに仁が現れ、自身の代わりに千翼を狩ろうとするが、千翼の「お前の痛みになれたら」という言葉を思い出し、千翼を殺そうとする仁を止めた。そして、苦しむ千翼に「千翼、痛い?」と彼を心配する言葉を投げかけ、共に逃げる道を選ぶ。だが、橘の命令で札森が廃棄システムを作動させた、千翼の「両親と姉がいた頃の様にきっと戻る」という言葉が切っ掛けで自分が殺された記憶を思い出して暴走、4Cの戦闘部隊とその場に現れたアマゾンの両方を敵味方関係無く殺傷する。そして、千翼とともに4Cの本部へと向かい、廃棄システムを停止しようとするが叶わず千翼の奮闘も虚しく、逃亡する事となり、自身が楽しいと思った場所であるふれあい動物パークにてその生涯を終える。
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; {{読み仮名|星埜 始|ほしの はじめ}} / ハゲタカアマゾン
: イユの父親。細胞生物学を専門とする啓践大学の理工学部生命科学科教授であり、仁の大学時代の師でもあったが、自身の誕生日の日にハゲタカアマゾン{{R|toei2-3}}と化し、一家を惨殺する。その直後、生前に面識があった悠によって殺された。
: アマゾン化前は家族を愛する穏やかな人物だった。5年前、七羽が妊娠したことをきっかけに元教え子の仁の訪問を受ける。悠とも協力し七羽と千翼の身柄を保護するほか、仁と千翼から細胞の組織片を提供されて研究・解析を行う。結果、千翼がアマゾンの遺伝子を受け継いでいること、彼らの細胞が通常のアマゾン細胞と違い、徐々に変異していることに気付く。幼児しかし、子持ちの身として我が子を殺させそうとすわけに仁の行為いかないと受け入れられず、七羽と千翼を逃がすが、自身の子であってもアマゾンは殺すべきと主張する仁と言い争いになり仲違いする。その際に仁に突き飛ばされた際に割れた試験管で指を切り、その傷口から千翼のアマゾン細胞が体内へ侵入したことが自身のアマゾン化の原因となる。
: 溶原性細胞のオリジナルを保有していた七羽と千翼を助けたことを悠に問い詰められたときは「きっと後悔はする。でも人でいたいと思う」という考えを持っていた。
: 『蛍火』では悠から薬剤の複製を依頼されていたことが明かされた。1、2年で複製に成功するだろうが根本的な解決には至らないだろうと独白する。
; マモル / モグラアマゾン
: 「'''M'''」の識別コードで野座間製薬に管理されるアマゾン。三崎からのあだ名は「マモちゃん」。メンバーのことは苗字に「くん」を付けて呼び、歳上であっても子供のように対等に接する。叫びながら制服の上着を破くことで、モグラアマゾンとしての本性を現す。見た目は高校生くらいの少年であるが精神年齢が極端に幼く、「チーム」と大好物の「[[ハンバーガー]]」のために駆除班で戦う。アマゾンではあるが、その純粋な性格からメンバーに受け入れられ、マスコット的存在として三崎には特に可愛がられている。
: 戦闘時にはアマゾンとしての強靭さから、望や悠と共に最前線で戦う。大滝や前原の殉職、そして同じアマゾンである悠との交流を通して、戦士として成長を遂げていく。その出自からアマゾンと人間の間で揺れ動く悠と駆除班との緩衝材の役割も果たしていた。さらに「駆除班は金で動く」ということを知って自ら貯めた5円玉をチーム全員にペンダントとして贈ることで志藤たちとの絶縁を阻止し、アマゾンシグマ討伐の一助を担うこともあった。しかしカニアマゾンのレストラン強襲作戦にて、戦闘中にエネルギー補給のため人肉ハンバーグをそれとは知らずに口にしたことにより、人肉の味を知り食人衝動を覚えてしまう。同時に大好物だったハンバーガーにも興味を示さなくなり、腕輪の薬剤供給は続いたまま空腹に耐えかねてシーズン1Episode12で「ちょっとだけ」と言いつつ三崎に襲いかかり、その左腕を食した。途中で5円玉でできたペンダントを見て正気を取り戻し、自身の行いに恐怖し逃走する。悠と共に逃げることを選びトラロックを生き残った1000体のアマゾン体のうちの1体となり、再結成された駆除班の誘いを断り、生き延びたアマゾンたちと歩く道を選ぶ。
: シーズン2では、悠を除いたトラロックで生き残ったアマゾンたちと共に、Aroma Ozoneの水源を調査しに来た駆除班の前に現れ、溶原性細胞によりアマゾンとなった者を仲間として迎え、今度はアマゾンが人間を狩ろうとしていることを明かした。また、自身は三崎の腕を食したことがトラウマとなり、食人ができなくなっている。
: 5年前と比べて、口調や立ち振舞いに嘗ての無邪気さと純粋さが感じられなくなり、モグラアマゾンへの変身時に叫ぶことも着衣の上着を破くこともなくなったなど、若干大人びた雰囲気を放つようになった。しかし悠との関係は、以前のような単純な仲間意識ではなく「(人間が襲ってきた時に)守りはしてくれるが、戦ってはくれない」と不満を持っており、嘗て仲間のアマゾンたちを狩る仁を殺せるはずの状況下であったにも拘らず「仁が(理性を失って)壊れていたため狩ることが出来なかった」という悠を、そのせいで仲間が死んだと強く批難している、彼への信用を無くす
: クラゲアマゾンを狩るために現れた旧駆除班のメンバーと戦った際に圧裂弾による重傷を負い、令華がいる天条の屋敷へと搬送されたのちに拘束されるが、仲間のアマゾンたちが圧裂弾により死亡したことを知ると、自ら拘束を解き、クラゲアマゾンを追うために屋敷を出て行った。そして、自らの行為が原因で福田の母親がアマゾン化したことを知ると、自分を殺させようとするが、福田や旧駆除班のメンバーの思いを知る。その後、クラゲアマゾンを駆除しようとする仁の前に現れ、彼と戦うも退けられる。そこに駆け付けた旧駆除班がクラゲアマゾンに向けて放った圧裂弾からクラゲアマゾンを庇って被弾し、自らが駆除され、死亡する。その場には自身が旧駆除班に渡した5円玉のペンダントが残された。マモルの死をもって、アマゾン細胞のみで構成された実験体は全て駆除された。
:
:
; {{読み仮名|三崎 一也|みさき かずや}}
: 35歳。口髭をたくわえた飄々とした男性。元[[詐欺師]]で、多額の借金により裏組織から追われる身となったことから駆除班に入る。事務所の冷蔵庫に日本酒を詰め込んでいる{{Sfn|ハイパームック|2016|p=51}}。望曰わく、口はうまいが話が長い。仲間に対してはそれぞれ志藤とも異なる独自のあだ名をつけるなど人当たりはよく、一般人への物腰も柔らかいが、チーム内ではあまり重要視されているとは言い難く、そのことに愚痴をこぼす場面もしばしばある。社交性を生かして、アマゾン駆除作戦の際はヤジ馬の制止を担当することも多い。アマゾンであるマモルを「実験体とは違う存在」として明確に区別し特に可愛がっていたが、シーズン1第12話にて食人衝動に駆られたモグラアマゾンに捕食され、左腕を失った。それでもなおチームメンバーであるマモルを信じ、福田が射殺しようとした際は制止しており、シーズン1の最終話で海岸にてマモルと再会した時は、左腕を叩て自分は大丈夫だと示し、戻ってく様、促した。以後、喰われた左腕には義手を装着する。戦闘時の主な武器はショットガン。シーズン2ではサブマシンガンを使用。
: トラロック成功に伴う報酬と左腕を失ったことで得られた障害手当を全額払っても、借金の完済には届かないことがシーズン1最終話にて判明している。演じる勝也は後のインタビューで、三崎について「常にマモルのことを考えながら、老人たちを騙すなどして5年間を生きていたのではないか」と推測している{{R|toei2-9}}。
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; {{読み仮名|福田 耕太|ふくだ こうた}}
: 35歳の男性。周囲からは「フク(さん)」の愛称で呼ばれる。駆除班ではサブリーダー的存在で、作業車運転や狙撃など、主に後方支援を担当。無口で愛読の文庫本を駆除現場にまで持参し、待機時にも読み耽るほどの読書家だが、多数のアマゾンを前に殿を引き受けたり仲間のために涙を流すなど、内には仲間思いの熱い性格を秘める。そうした性格からチーム内の若いメンバーを諌めることも多々ある。また、好物であったハンバーガーに興味を示さなくなったマモルの異変に気が付くなど、洞察力も鋭い。元警視庁特殊部隊出身で、その当時から志藤の部下であった。父が他界し、母が若くして認知症を患ったために介護費を必要として駆除班に参加する。戦闘時の主な武器は特殊部隊から使用しているライフルで、シーズン2でも引き続き使用している。シーズン1第10話では撮影時に演じる田邉和也が左手首を骨折したため、劇中でも左腕を負傷し包帯を巻いて登場している{{R|U154}}。
: シーズン2では、駆除班の解散後、引き続き母親の介護費用を稼ぐために4Cの駆除部隊の黒崎隊に所属し、狙撃担当としてアマゾンを狩る{{R|フィギュア王230-08}}が、悠やマモルのようにかつての仲間であるアマゾンを倒すことに躊躇いを否めず、それを橘や黒崎に見抜かれたことで美月とともに隊との別行動を命じられ、その中で旧駆除班や悠ら野座間製薬側と再び共闘することとなる。
: そして彼らと共にオリジナルであるクラゲアマゾンと遭遇、交戦する。その後、駆除班と袂を分かってまで救いたいと思っていた母がAroma Ozoneを飲んで溶原性細胞に感染し、病院から失踪した後、アマゾン化して彼の前に現れるという事態に直面する。母親を駆除すると、札森の前に現れ、圧裂弾を要求した。旧駆除班とともにクラゲアマゾンを追って屋敷を飛び出したマモルの前に姿を現した際には、自分たち旧駆除班の心情を吐露した。その後、クラゲアマゾンの攻撃を受けて満身創痍になりながらも、同様の状況となった旧駆除班のメンバーたちに支えられて圧裂弾を放つが、マモルによりクラゲアマゾンへの命中は阻止される。
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; {{読み仮名|大滝 竜介|おおたき りゅうすけ}} / トンボアマゾン
: 31歳の男性。三崎からのあだ名は「リュウさん」。駆除班では分析・戦術を担当。熱血な性格で仲間想い。班のメンバーからも信頼を寄せられる好漢だが正体はトンボアマゾンで、クモアマゾン(ランクB)の攻撃で重傷を負った際に投薬が切れ、志藤らに謝罪した後に耐え切れず正体を現した。駆除班にいた関係からアマゾンズレジスター{{Efn|覚醒前はこれを隠すため、スカーフを巻いていた。}}の機能を知っていたため、逃走の際は自ら腕ごと引きちぎった。
: 人間態の時は人間として社会に溶け込みたいと願う心優しい性格であり「自分もマモルのようにやって行きたかった」と語っていたが、時間が経つにつれて獣としての本性を表すようになって行く。自身の処分のために呼び寄せた筈の仲間を空腹に堪えきれず襲撃、弟分として可愛がっていた前原を食い殺しパワーアップを果たすが、乱入して来たアマゾンオメガによって駆除され、死亡した。
 
; {{読み仮名|水澤 令華|みずさわ れいか}}
: 43歳の女性。特殊研究開発本部長に就いており、アマゾンプロジェクトでは最重要責任者でもある。また、ペストンサービス駆除班に直接指令を下している。
: プライベートでは悠と美月の母であるが、その態度は職務時同様に厳しい。しかし悠に投薬を強制した後は自室で思い詰めた表情を浮かべるなど、要所で母としての思いやりがうかがえる。しかしながら自らの遺伝子をアマゾン細胞に取り入れて作った悠の出自から分かる通り(その意味では確かに「母」ではある)、まともとは言い難い人物像を持つ。
: 自身の立場を脅かしかねない悠の正体が暴露した際は咄嗟に彼を「アマゾンを狩るアマゾンであり駆除班所属の新戦力」と紹介し難を逃れており、その後、人間とアマゾンの境目で揺れる悠に「あなたには人間であって欲しいと思っている。それは自分で決めなさい」と激励し、彼を戦いへと送り出した。
: シーズン2までの5年の間に野座間製薬が4Cへの出資などの理由で経営難に陥り、事業の縮小や多額の賠償金で生活が困難になったため、家を売却したと美月の口から語られた。一方で野心はまだ失っておらず、天条と協力し元駆除班への支援やオリジナル態の調査を行っている。クラゲアマゾンとの一連の戦いによって志藤、マモルが重傷を負った際には二人を保護した。そして、千翼が暴走したことで彼の計画をオリジナルのサンプル入手から駆除へと変更した。その後、4Cの戦闘部隊および悠と千翼が交戦している場へと現れ、悠の追跡に向かう美月を制止しようとするも、彼女に一蹴される。
: 不良集団TEAM Xのメンバー{{R|フィギュア王230-08}}。16歳。ニックネームはタク。Aroma Ozoneを飲んだことで溶原性細胞に感染し、ヒヒアマゾンと化す。ケンタに襲い掛かるが、駆けつけた志藤によって駆除される。
; {{読み仮名|北村 健太|きたむら けんた}}
: 不良集団TEAM Xのメンバー{{R|フィギュア王230-08}}。17歳。ニックネームはケンタ。母親の再婚相手と反りが合わず、ヒロキ曰わく、長らく連絡を取っていなかったとの事で、タクが変化したヒヒアマゾンに襲われ、右足を失う。
 
=== 4C ===
 
; {{読み仮名|黒崎 武|くろさき たけし}}
: 4Cの駆除部隊の一つである黒崎隊の隊長を務める{{R|フィギュア王230-08}}。過去に米国で特殊部隊に所属していた経歴を持つ。主な使用武器はアサルトライフル。生死を賭けたアマゾン駆除をしているため、いつも気だるそうでやさぐれた言動が目立っている{{R|フィギュア王230-08}}。[[偏頭痛]]持ちであるのか、よく頭痛薬を服薬している。かつて悠とマモルの仲間だった福田に、アマゾンの仲間だったという理由で不信感を持っている。休日はスイーツバイキングに興じるなど、甘いものが好き。
: 千翼のことは煙たく思いながらもある程度共闘していたが、あくまでもアマゾンであるとして常に警戒していた様子。千翼が暴走した後は彼を完全に駆除すべく、イユや隊員らを率いて千翼を追う。イユの廃棄システム作動後は、システムを止めようと4C本部に現れた千翼とイユを待ち構えて迎撃するも、己の身を顧みずにイユを守ろうとする千翼の姿に隊員が攻撃の手を止め、さらにヒロキの妨害にあったことで二人を取り逃がす。その後、千翼とイユの二人の行動を見て、生きたいと思う事と死にたくないと思う事は違う事である事を悟っていた
; {{読み仮名|札森 一郎|ふだもり いちろう}}
: 政府から派遣された、黒崎隊付きの文官{{R|フィギュア王230-08}}。戦闘能力は皆無だが、ネットウォッチングを自分の仕事として黒崎隊に所属し、インターネットの情報からアマゾンの居場所を探すなどの任務にあたる。呑気且つマイペースで、話し相手の神経を逆撫でするような言い回しも少なくない。休日は[[メンズエステ]]に通っている。
: Episode9では暴走した千翼によって機動隊員たちが殺傷された際にマシンガンの暴発を浴び負傷する。その後、4Cの局長代理を黒崎に押し付けられ渋々ながら了承するが、橘が復帰したことで元の職に戻る。
; {{読み仮名|赤松 竜二|あかまつ りゅうじ}}
:; アマゾンズドライバー
:: オメガやアルファ、シグマへの変身に使用される変身ベルト。開発者は不明で、劇中では単に「ベルト」と呼称された。バックル部の目のようなパーツは変身するアマゾンの眼の色と形状に対応しており、変身者のエネルギー切れを察知すると消灯する。
:: 左側のグリップ'''アクセラーグリップ'''{{R|koshiki}}を捻ることでドライバーのコアユニット'''コンドラーコア'''{{R|koshiki}}が作動し、コアから発する特殊パルスによって装着者のアマゾン細胞を刺激する{{R|koshiki}}。アルファの場合は「アルファ」、オメガの場合は「オメガ」、シグマの場合は「シグマ」と英語風の電子音声が流れた後、変身者が「アマゾン{{efn|悠は雄叫びを上げた後に威勢よく発声し、仁は呟くように発声するが、シーズン1とシーズン2最終話では原典のアマゾンと同様、「アーマーゾーン!」と発声していた。}}」と発声することで変身する。変身後は再びグリップを捻ることで、英語風の電子音声で必殺技を発動する。
:: 右側のグリップ'''バトラーグリップ'''{{R|koshiki}}は引き抜くことで、'''アマゾンブレイド'''{{efn|玩具には'''アマゾンブレイド'''のみ付属しているが、本編中未使用。後に公開された劇場版において使用された。}}、'''アマゾンサイズ'''、'''アマゾンスピア'''、'''アマゾンウィップ'''に変形可能だが、使用したのはオメガのみ。
:: 仁のものは、表面にいくつもの傷が付いている。悠のものは本来、仁が予備として所持していたものを七羽が譲渡した。淳のものは、野座間製薬が仁を捕らえた際に入手したドライバーのデータから作られた複製品である。
::* 形状は『アマゾン』におけるコンドラーをベースに現代的にアレンジしたもの{{R|THM54|公式完全読本96}}。
::* バトラーグリップのギミックは、フィギュア化の際のプラス要素として加えられたもので、子供向けなりきり玩具にはならないことから、テレビシリーズでは採用されない攻撃的なものが多い{{R|THM54|公式完全読本96}}。デザインを担当した小林は、アマゾンより[[仮面ライダーX#仮面ライダーX|仮面ライダーX]](のライドル)に近いと述べている{{R|THM54}}。
:; ネオアマゾンズドライバー
:: ネオとニューオメガの変身に使用される変身ベルト。千翼の使用しているものはドライバーのコアユニット'''ネオコンドラーコア'''{{R|koshiki2}}の複眼部が黄色で、悠のものは白色である。
:: ベルト中央部にある'''インジェクタースロット'''{{R|koshiki2}}にアマゾンズインジェクターをセットし、スロットを上げてインジェクターの薬液を注入することで、コアから特殊パルスを発して装着者のアマゾン細胞を刺激する{{R|koshiki2}}。ネオの場合は「ネ・オ」、ニューオメガの場合は「ニュー・オ・メ・ガ」と英語風の電子音声が流れた後、変身者が「アマゾン」と発声することで変身する。アマゾンを強化するために改良を重ねて開発されて{{R|フィギュア王230-08}}おり、インジェクター内部薬液の効果によって、装着者の体表のアマゾン細胞が活性化され、武器を機械のような複雑な構造を持つものへと変質させる機構となっている。高い性能であるため、現在は千翼しか扱えないものとなっている。
:: インジェクター上部のレバーを特定の回数押し込むことで、「○○(武器名)ローディング」の電子音声が流れ、'''アマゾンネオブレード'''(ニューオメガの場合はニューオメガソード)、'''アマゾンネオニードル'''(ニードルガン)、'''アマゾンネオクロー'''(ワイヤーフック)などのアマゾン細胞が変異した武器が武装される。また、インジェクターを再注入することで力が増強される。
緑色の体表面、オレンジ色の胸部装甲、内側に黒い切れ長の眼を内包した赤い釣り目状の複眼を持つ。アルファに比べると全身が鋭角的で、鎧のように無機質な形状を持ち、四肢の末端を包むブーツおよびグローブ状の部位にも形状の差異が見られる。必殺技を発動する際には、腕部グローブから突出した刃を大きく飛び出させる。
 
戦闘スタイルは主に爪や腕の刃・'''アームカッター'''、刃状に変形させたバトラーグリップを用いた手数の多い姿勢が特徴。シーズン1では闘争本能に重きを置いた野性的な動きが目立ったが、5年後の歳月が流れたシーズン2ではかつてのアルファのような冷静な格闘術による効率的なものへと変化しているが、時には昔のように野生的な戦い方をする。またアルファと違い外見上はクラッシャーが確認できないが、劇中で噛みつき攻撃などを行っているため、実際には存在する模様。
 
* プロデューサーの[[白倉伸一郎]]は、オメガのキャラクター性について「極端に平成ナイズしたアマゾン」としている{{R|別冊宝島}}。デザインは平成ライダーと同様の頭と体の比率に合わせて極力シンプルに記号化してデザインされ、原典と同じく[[トカゲ]]をモチーフとしており、腹部や脚部の六角形のディテールは爬虫類の皮膚、グローブとブーツのディテールは白倉の「仮面ライダーアマゾンは魚がモチーフではないか」という説を基に、鱗を意匠化したものである{{R|THM54|公式完全読本96}}。配色はデザインが異なってもアマゾンだとわかるよう、原典と同じく緑色を主体としたものとなっている{{R|THM54|公式完全読本96}}。また、複眼の中の目はデザイン画では描かれておらず、造形チェック時に石田監督の指示で処理が行われた{{R|公式完全読本96}}。
:{{機動兵器|名称=ジャングレイダー|全長=2.3m{{Sfn|ハイパームック|2016|p=32}}|重量=157.0kg{{Sfn|ハイパームック|2016|p=32}}|馬力=187ps(127.5kw)|最高時速=437km/h}}
:; ジャングレイダー
:: 悠に与えられ、彼が平時から乗用するマシン。エンジン'''AMZ-NP'''に組み込まれた緑色の結晶体'''インティストーン'''によってコップ1杯のガソリンで約1ヶ月の走行が可能で{{Sfn|Machineビジュアル|2017|pp=32-33}}、ハンドル'''ライドハンドラー'''を握ることで、アマゾン細胞を介して意識を同調させ、バイクの搭乗経験がない悠でもイメージ通りに走行させることが可能となる。ヘッドライドは緑色に光り、アクセルをふかすことで、獣の叫び声のようなエンジン音を発する。
::* 形状は『アマゾン』におけるジャングラーを現代的にアレンジしたもの{{R|THM54|公式完全読本96}}。車体後部の鰭状のパーツは、ジャングラーの物ほど巨大ではないが、ジャングラーがモチーフと分かるように意匠を残しつつ現場でも使用できるようにデザインされた{{R|公式完全読本96}}。
::* 車両は『[[仮面ライダーアギト]]』に登場したギルスレイダー(ベース車、[[ホンダ・XR#XR250シリーズ|ホンダXR250]])の改造であり、車名もそれにちなむ<ref>{{Twitter status|cron204|722561600989704192}}</ref>。
; 必殺技
:; バイオレントパニッシュ
:: 腕部の刃'''アームカッター'''で相手を斬り裂く技。『アマゾン』における「大切断」に相当する。
:; バイオレントブレイク
:: ドライバーの右グリップを引き抜いた武器を用いた必殺技。アマゾンブレイドは未使用のため不明だが、'''アマゾンスピア'''を逆手に持ち、投擲して敵を突き刺すほか、'''アマゾンウィップ'''を振り回して敵を捕らえて引き寄せ、アームカッターで斬ることや、'''アマゾンサイズ'''を跳躍から力任せに突き立てる3パターンがある。武器を投擲した場合でも、グリップはすぐに再生する。
:; バイオレントストライク
:: 空中でひねりを加えながら両足でドロップキックする技。バリエーションとして、脚部の刃'''フットカッター'''で斬り裂く場合もある。
:; 全身からの棘
:: 全身から棘のような物体を発生させ、敵を串刺しにする。悠の感情の高ぶりによって発生し、棘の長さは10メートル以上に達するが、自分では発生する方向を制御できない。
スペック上はオメガよりわずかに戦闘性能で劣るが、仁の冷静かつ練り込まれた格闘技能によりそれをまったく感じさせない戦闘能力を誇る。
 
シーズン2ではアマゾンオメガに眼を斬られた後遺症による影響で、変身していても複眼が白く変色し視力も戻らない状態となっている。そのため戦闘スタイルも音や匂いで周囲を把握しつつ、敢えて敵の攻撃を受けて敵の体を掴むと後手から一気に仕留める、形振り構わないものに変更している。ハンデを負いながらも、その執着と凶暴性から、新種のアマゾンを2体同時に仕留め、スペックで勝るネオを幾度も追い詰めるほどの実力を保っている。劇場版では、複眼が元の色に戻っているが、戦闘スタイルはシーズン2のままである{{R|UYB19}}。
 
* プロデューサーの白倉は、アルファのキャラクター性について「原典をリスペクトしつつ、今だったら絶対にできない」ものとしている{{R|別冊宝島}}。デザインは[[S.I.C.]]のように原典をリファインされた生物的なものとなっているが、白倉の「仮面ライダーアマゾンは[[ピラニア]]がモチーフではないか」という説を基に、魚の鱗や鰭の意匠を取り入れている{{R|THM54|公式完全読本96}}。身体の模様は、白倉の「意味のあるものに」という指示により、傷跡として処理されたが、左右対称となると作り物のような感じとなってしまうため、左右非対称となった{{R|THM54|公式完全読本96}}。配色は原典との差別化を意図しているため緑の補色である赤が選ばれ、銀色の腹部は魚をイメージしている{{R|THM54|公式完全読本96}}。