「摂動 (天文学)」の版間の差分

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[[ファイル:Eccentricity rocky planets.jpg|350px|thumb|重力シミュレーターによって計算された[[水星]](赤)、[[金星]](黄)、[[地球]](黒)、[[火星]](ピンク)の[[軌道離心率]]。[[2007年]]を0として5万年後まで計算。左側の目盛りは地球と金星の離心率を、右側の目盛りは水星と火星の離心率の値を示している。]]
{{Astrodynamics}}
'''摂動'''(せつどう、{{lang-en-short|perturbation}})は、[[天文学]]の用語で、ある[[天体]]とその母天体(例えば[[恒星]]と[[惑星]]、または惑星と[[衛星]])の作る系に対し、外部その他の物体とのによる[[重力]]などの作用によって、その[[軌道 (力学)|軌道]]が乱されること<ref>{{天文学辞典|url-name=perturbation}}</ref>。[[太陽系]]では、[[彗星]]の軌道が特に[[ガス惑星]]の重力場によってしばしば乱される。例として、[[1996年]]4月に[[木星]]の重力によって、[[ヘール・ボップ彗星]]の[[軌道周期]]は4206年から2380年に減少した<ref name=perturb>{{cite web
|date=1997-04-10
|title=Comet Hale-Bopp Orbit and Ephemeris Information
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* [[ネレイド (衛星)]] - [[海王星]]を回る衛星で0.75にもなる[[軌道離心率]]を持ち、よく軌道が乱される。
<!-- * [[Osculating orbit]] 接触軌道 - 日本語ページなし-->
* [[ティスラン・パラメータ]]
 
== 参考文献 ==