「ヴィーナー・オーパンバル」の版間の差分

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旧[[貴族]]、現在の身分ある人、外国の[[外交官]]などの[[上流階級]]の子女<ref>[https://www.encyclopedia.com/fashion/encyclopedias-almanacs-transcripts-and-maps/debutante-dress Encyclopedia : Debutante Dress]</ref>が[[ウィンナ・ワルツ]]を踊るための場であり、[[お見合い]]の意味も持っていた<ref name="倉田(1997) p.81">[[#倉田(1997)|倉田(1997)]] p.81</ref>。旧貴族については、旧貴族の中からその年ごとに選出して入場券を与えるという会員制で、系譜を辿ってその子孫に参加券が配られる形式を取った<ref name="倉田(2006) p.180">[[#倉田(2006)|倉田(2006)]] p.180</ref>。一般人は参加することができなかったため、国立歌劇場の周囲では「上流階級のふざけた催し」として、抗議デモが繰り広げられるのが常であった<ref name="倉田(1997) p.81"/>。[[1989年]]には、デモ参加者によってパトカーに火が付けられる事件が発生している<ref name="倉田(1997) p.81"/>。
 
近年になって基準が緩和され、審査を通れば一般人でも参加できるようになった。ただし条件は厳しく、[[コーカソイド#体格|長身]][[ファッションモデル#痩せ過ぎモデル|細身]]で[[容姿端麗]]、[[語学]]に堪能など、[[社交界]]デビューに相応しいものが求められる<ref>[http://www.ladyweb.org/people/debutant/bn_01.html 花の都巴里・デビュタント物語]</ref><ref>[http://www.downtonabbey-tv.jp/sp/debutante/ The debutante ball/社交界デビュー]</ref>。[[デビュタント]](debutante)としては、ダンス教室に通っている17歳~24歳の男女150組300人が[[オーディション]]で選出され、一生に一度しか出られない。今なお「[[お見合い]]」の意味を持っており、ダンスの裏で[[縁談]]をまとめる機会とされている<ref name="倉田(2006) p.180"/>。
 
== その他 ==