「ノート:日琉祖語」の版間の差分

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Majukyi (会話 | 投稿記録)
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(補足)「条件異音説はすでに反証されていますよ」ということを書いておくのがbetter、と仰いますが、特定の説のみをやり玉に挙げて、個別的に貶めるのは如何なものかと。その時点で中立的観点から逸脱しているように思います。間違っている(と編集者が考える)のなら記述しなければ良いだけでしょう。--[[利用者:ABCEdit|ABCEdit]]([[利用者‐会話:ABCEdit|会話]]) 2020年12月4日 (金) 22:02 (UTC)
:よく記事を読んでいただければふつうにわかることだと思いますが、この記事は現在の学説がなぜ構成されているのか(なぜ、過去の学説が反証されたのか、どんな議論がこれまで積み重ねられてきたのか)が分かるように書かれています。たとえば母音体系は四母音説の説明から始まり、四母音説がなぜ反証されたのか、ということについて話を進めるという展開に(昨日もとの記事を切り貼りしただけですので不備は多少ありますが)なっていますし、七母音説がなぜ受け入れられていないのかなどについてもていねいに説明しています:要するに、個別の学説を槍玉に挙げているわけではなく、なぜこれらが説得力を失ったのかということについて説明している記述の一部に過ぎないのです。これにもかかわらず、*ə をなぜ再構できるのかという内的な説明の記述「だけ」を削除してしまわれると記事の一貫性にも反します。これが合意されていることに関してもきちんとした理由があるのですから、それが反証された過程に読者がアクセスできるふうにしておくことを、知識体系へのアクセスを仲介すべき百科事典の姿勢として意図しておかなければならないことは当然のことでしょう。--[[利用者:Majukyi|Majukyi]]([[利用者‐会話:Majukyi|会話]]) 2020年12月5日 (土) 08:36 (UTC)
 
== 「日琉祖語」への改名提案 ==
 
日本語および琉球諸語の共通祖語を指す名称は、近年は「日琉祖語」と呼ぶのが多数派となっていることに鑑み、現在リダイレクトページとなっている'''[[日琉祖語]]'''に改名することを提案します。信頼できる情報源で「日琉祖語」が使用されている例としては、以下が挙げられます。
* 『明解方言学辞典』(三省堂、2019年)p.113では、「日琉祖語」として立項されている(筆者はトマ・ペラール氏)。
* 『日本語学会2016年度春季大会予稿集』中のワークショップ『「日本祖語について」を超えて』では、「日本祖語」は日本本土諸方言の共通祖語、「琉球祖語」は琉球諸語の共通祖語で、「日琉祖語」は日本本土諸方言と琉球諸語の共通祖語とされている。
* [https://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/m-2020/20201219/ 国立国語研究所シンポジウム 「日琉諸方言系統論の展望」]の発表資料では、トマ・ペラール氏と五十嵐陽介氏が「日琉祖語」と呼んでいる。ただし平子達也氏は「日本祖語」と呼んでいる。
* 田窪行則、ジョンホイットマン、平子達也(2016)『琉球諸語と古代日本語:日琉祖語の再建にむけて』
* 松森晶子(2017)[https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihongonokenkyu/13/1/13_1/_article/-char/ja/ 「北琉球におけるC系列2音節名詞の語頭音節の長音化」]『日本語の研究』13-1:論文中で「日琉祖語」と呼んでいる。
 
この改名と合わせるため、[[日本語族]]についても'''[[日琉語族]]'''に改名することを提案します。用例としては以下があります。「日琉諸語」と言及する文献もありますが、系統関係が証明されているため諸語ではなく語族とするのが良いと思います。
*『明解方言学辞典』(三省堂、2019年)p.113の「日琉祖語」項内で「日琉語族」と言及されている。
 
以上、検討いただければ幸いです。--[[利用者:Henlly3839|Henlly3839]]([[利用者‐会話:Henlly3839|会話]]) 2021年2月13日 (土) 01:17 (UTC)
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