「メトロイドフュージョン」の版間の差分

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;X(X-parasite)
:'''惑星SR388'''に元来生息していたとされる[[ゲル]]状の[[寄生]]生命体。黄・緑・青・赤の4色と、刺々しい外殻を持つ大型のコアXが存在している。見た目からは想像できないほど知能がある(B.S.L.の施設や機器の用途を理解して、自身に有益かつサムスに対する妨害行為を行うなど)。空中を浮遊しながら他の生物の体内に浸透・寄生して分裂・増殖すると共に、最終的に寄生した生物を殺害。その際に得たDNA([[遺伝子]])情報などを基にその生物そっくりに[[擬態]]する能力を持つ。
:この擬態能力は生物の形質・容姿を真似るだけでなく、寄生元の生物が所持していた能力・技術、知識や記憶など後天的な学習要素も正確に模写可能であり、さらにX同士が所持している情報を合成したり、遺伝子情報を自ら組み換えて自己強化([[進化]])することもできる。それにより、天敵であるメトロイドの性質を持つサムスを惑星SR388に寄らせずB.S.L.内部で排除するため、得た情報をもとにサムスの現在の状態から冷気に弱いのを利用して自ら周囲環境の冷気を吸収内包するように体質を変化させ、自身が吸収されるのを逆手にとってダメージを与えるようにしたり(逆に耐性を得たことを知ると、他のXに情報を伝達させ退避する)、B.S.L.の自爆システムを利用して確実にサムスをしとめようとする。いずれも、その行動の原理は至って動物的な本能に依存しており、どのような生物に擬態、知識・情報の獲得をしてもただ種を増やす欲求が常に優先されるため、感情や理性と言った「心」を模写することは決してない。作中のサムスの見解では「Xは、どのような組織であってもとても共存や制御ができるものではなく、捕獲を試みようものならXは逆にその文明を奪い取って宇宙中に進出、複製したXの軍勢による宇宙規模の[[バイオハザード]]を引き起こしてしまう」と推測していた。
サムスの現在の状態から冷気に弱いのを利用して自ら周囲環境の冷気を吸収内包するように体質を変化させ、自身が吸収されるのを逆手にとってダメージを与えるようにしたり(逆に耐性を得たことを知ると、他のXに情報を伝達させ退避する)、B.S.L.の自爆システムを利用して確実にサムスをしとめようとする。いずれも、その行動の原理は至って動物的な本能に依存しており、どのような生物に擬態、知識・情報の獲得をしてもただ種を増やす欲求が常に優先されるため、感情や理性と言った「心」を模写することは決してない。作中のサムスの見解では「Xは、どのような組織であってもとても共存や制御ができるものではなく、捕獲を試みようものならXは逆にその文明を奪い取って宇宙中に進出、複製したXの軍勢による宇宙規模の[[バイオハザード]]を引き起こしてしまう」と推測していた。
:最初にXを発見したのは惑星ゼーベスの鳥人族だった。脅威的な擬態・自己増殖能力を有益なクローン技術に悪用するような独裁者の出現を銀河社会に危惧した鳥人族は、秘密裏にメトロイドを創造してXを殲滅しようとした。しかしメトロイド全滅後、それを知らない銀河連邦政府の依頼によってB.S.Lに擬態したXが持ち込まれてしまい、本作の大事件を巻き起こした。
:;SA-X(Samus Aran-X)