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{{Infobox Film
| 作品名 = ザ・プレイス 運命の交差点
| 原題 = The Place
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 画像解説 =
| 監督 = {{仮リンク|パオロ・ジェノヴェーゼ|it|Paolo Genovese}}
| 脚本 = {{Plainlist|
* パオロ・ジェノヴェーゼ
* {{仮リンク|イザベル・アギラル|it|Isabella Aguilar}}
}}
| 原案 = パオロ・ジェノヴェーゼ
| 原作 = {{仮リンク|クリストファー・カバシク|en|Christopher Kubasik}}<br />『{{仮リンク|The Booth 〜欲望を喰う男|en|The Booth at the End}}』
| 製作 = {{仮リンク|マルコ・ベラルディ|it|Marco Belardi}}
| 製作総指揮 = {{Plainlist|
* ノエル・ブライト
* スティーヴン・A・コーエン
}}
| ナレーター =
| 出演者 = {{Plainlist|
* [[ヴァレリオ・マスタンドレア]]
* {{仮リンク|マルコ・ジャリーニ|it|Marco Giallini}}
* [[アルバ・ロルヴァケル]]
* {{仮リンク|ヴィットリア・プッチーニ|it|Vittoria Puccini}}
* [[ロッコ・パパレオ]]
* {{仮リンク|シルヴィオ・ムッチーノ|it|Silvio Muccino}}
* {{仮リンク|シルヴィア・ダミーコ|it|Silvia D'Amico}}
* {{仮リンク|ヴィニーチョ・マルキオーニ|it|Vinicio Marchioni}}
* [[アレッサンドロ・ボルギ]]
* [[サブリナ・フェリッリ]]
* {{仮リンク|ジュリア・ラッツァリーニ|it|Giulia Lazzarini}}
}}
| 音楽 = {{仮リンク|マウリツィオ・フィラルド|it|Maurizio Filardo}}
| 主題歌 = {{仮リンク|マリアンヌ・ミラージュ|it|Marianne Mirage}}<br />「''The Place''」
| 撮影 = {{仮リンク|ファブリッツィオ・ルッキ|it|Fabrizio Lucci}}
| 編集 = {{仮リンク|コンスエロ・カトゥッチ|it|Consuelo Catucci}}
| 制作会社 =
| 製作会社 = {{Plainlist|
* {{仮リンク|メドゥーサ・フィルム|it|Medusa Film}}
* Lotus Production
}}
| 配給 = {{Flagicon|ITA}} {{仮リンク|メドゥーサ・フィルム|label=メドゥーサ・ディストリビューション|it|Medusa Film}}<br />{{Flagicon|JPN}} [[ミモザフィルムズ]]
| 公開 = {{Flagicon|ITA}} <br />{{Flagicon|JPN}} [[2019年]]4月5日
| 上映時間 = 105分
| 製作国 = {{ITA}}
| 言語 = イタリア語
| 製作費 =
| 興行収入 = {{Flagicon|ITA}} $5,029,264<ref name="boxofficemojo">{{Cite web|url=https://www.boxofficemojo.com/title/tt7063210/|title=The Place|publisher=[[Box Office Mojo]]|language=en|accessdate=2021-02-21}}</ref><br />{{Flagicon|World}} $5,784,397<ref name="boxofficemojo" />
| 配給収入 =
| 前作 =
| 次作 =
}}
『'''ザ・プレイス 運命の交差点'''』(ザプレイスうんめいのこうさてん、''The Place'')は[[2017年の映画|2017年]]の[[イタリアの映画|イタリア]]の[[サスペンス映画]]。
監督は{{仮リンク|パオロ・ジェノヴェーゼ|it|Paolo Genovese}}、出演は[[ヴァレリオ・マスタンドレア]]と{{仮リンク|マルコ・ジャリーニ|it|Marco Giallini}}など。
[[アメリカ合衆国]]で2010年と2012年に放送された[[テレビドラマ]]『{{仮リンク|The Booth 〜欲望を喰う男|en|The Booth at the End}}』の[[リメイク]]で、[[ローマ]]のカフェ「ザ・プレイス」の片隅に居座り続ける謎の男に様々な願いや悩みを持ちかけてくる相談者たちの運命の行方を描いた[[不条理劇|不条理]]群像劇である<ref>{{Cite web|url=https://www.wowow.co.jp/detail/171348|title=ザ・プレイス 運命の交差点|publisher=[[WOWOW]]|accessdate=2021-02-21}}</ref>。
 
日本では2018年4月から5月にかけて開催された「イタリア映画祭2018」において『'''ザ・プレイス'''』のタイトルで上映された<ref>{{Cite web|url=https://www.asahi.com/italia/2018/works/|title=作品情報|work=イタリア映画祭2018 公式サイト|publisher=[[朝日新聞]]|accessdate=2021-02-21}}</ref>後、2019年4月5日から『'''ザ・プレイス 運命の交差点'''』のタイトルで一般公開された。
 
== ストーリー ==
[[ローマ]]のカフェ「ザ・プレイス」に昼も夜も居座り続ける謎の男は、どんな願いも叶えてやる代わりに相談者に課題を命じている。
課題を遂行するか否かは相談者次第であり、強制されてはいないが、願いを叶えるために必死の相談者たちの中には、過酷で常軌を逸した課題を命じられて苦悩し、男を「怪物」と罵る者もいる。
 
映画では9人の相談者それぞれの願いや欲望、彼らに命じられた課題とその後などが、相談者と謎の男の会話のみで描かれ、その中で相談者同士の関係が徐々に明らかになっていく。その結果、願いを叶えた者もいれば、自らの意思で課題を遂行せずに願いを諦めた者もいる。また、願いが叶えられた否かにかかわらず、幸せになった者もいれば、不幸になった者もいる。
 
物語の最後で、悪い話を聞くことに疲れた謎の男が、親しくなりつつあったカフェの女性店員に「今の役回りを辞めたい」と漏らしたことで、男の代わりに女性店員が彼の願いを聞いてやると、男はいつもの席に荷物を残して姿を消す。
 
== キャスト ==
* 謎の男: [[ヴァレリオ・マスタンドレア]] - カフェ「ザ・プレイス」に居座り続ける男。どんな願いも叶える代わりに課題を命じる。
* エットレ: {{仮リンク|マルコ・ジャリーニ|it|Marco Giallini}} - 息子を捜している刑事。女性からの訴えをもみ消すことを命じられる。
* 修道女キアラ: [[アルバ・ロルヴァケル]] - 神を再び感じたい女性。妊娠を命じられる。
* アッズッラ: {{仮リンク|ヴィットリア・プッチーニ|it|Vittoria Puccini}} - 夫の愛を取り戻したい女性。隣人夫婦を別れさせることを命じられる。
* オドアクレ: [[ロッコ・パパレオ]] - ポスターの女性と関係したい工員。ある少女を守ることを命じられる。
* アレックス: {{仮リンク|シルヴィオ・ムッチーノ|it|Silvio Muccino}} - 父親を憎む男。マルティーナと恋仲に。
* マルティーナ: {{仮リンク|シルヴィア・ダミーコ|it|Silvia D'Amico}} - 美しくなりたい女性。強盗を命じられる。
* ルイージ: {{仮リンク|ヴィニーチョ・マルキオーニ|it|Vinicio Marchioni}} - 癌の息子を救いたい父親。見ず知らずの少女を殺すことを命じられる。
* フルヴィオ: [[アレッサンドロ・ボルギ]] - 盲目の青年。視力を取り戻すために女性を犯すことを命じられる。
* アンジェラ: [[サブリナ・フェリッリ]] - カフェ「ザ・プレイス」の女性店員。謎の男に関心あり。
* マルチェラ: {{仮リンク|ジュリア・ラッツァリーニ|it|Giulia Lazzarini}} - 夫の[[認知症]]を治したい老婦人。人が集まる場所に爆弾を仕掛けることを命じられる。
 
== 受賞歴 ==
{| class="wikitable"
! 賞 !! 部門 !! 対象者 !! 結果
|-
| rowspan="8"|{{仮リンク|第63回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞|it|David di Donatello 2018}}
| [[ダヴィッド・ディ・ドナテッロ監督賞|監督賞]]
| {{仮リンク|パオロ・ジェノヴェーゼ|it|Paolo Genovese}}
| rowspan="8"{{nom}}
|-
| [[ダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演男優賞|主演男優賞]]
| [[ヴァレリオ・マスタンドレア]]
|-
| [[ダヴィッド・ディ・ドナテッロ助演女優賞|助演女優賞]]
| {{仮リンク|ジュリア・ラッツァリーニ|it|Giulia Lazzarini}}
|-
| [[ダヴィッド・ディ・ドナテッロ脚色賞|脚色賞]]
| パオロ・ジェノヴェーゼ<br />{{仮リンク|イザベル・アギラル|it|Isabella Aguilar}}
|-
| [[ダヴィッド・ディ・ドナテッロ撮影賞|撮影賞]]
| {{仮リンク|ファブリッツィオ・ルッキ|it|Fabrizio Lucci}}
|-
| {{仮リンク|ダヴィッド・ディ・ドナテッロ編集賞|label=編集賞|it|David di Donatello per il miglior montatore}}
| {{仮リンク|コンスエロ・カトゥッチ|it|Consuelo Catucci}}
|-
| {{仮リンク|ダヴィッド・ディ・ドナテッロ歌曲賞|label=歌曲賞|it|David di Donatello per il miglior musicista}}
| {{仮リンク|マリアンヌ・ミラージュ|it|Marianne Mirage}}<br />「''The Place''」
|-
| {{仮リンク|ダヴィッド・ジョヴァニ賞|it|Premio David Giovani}}
| パオロ・ジェノヴェーゼ
|-
| rowspan="5"|{{仮リンク|第73回ナストロ・ダルジェント賞|it|Nastri d'argento 2018}}
| {{仮リンク|ナストロ・ダルジェント製作賞|label=製作賞|it|Nastro d'argento al miglior produttore}}
| Lotus Production<br />{{仮リンク|メドゥーサ・フィルム|it|Medusa Film}}<br />{{仮リンク|ジャンパオロ・レッタ|it|Giampaolo Letta}}
| rowspan="5"{{nom}}
|-
| {{仮リンク|ナストロ・ダルジェント主演男優賞|label=主演男優賞|it|Nastro d'argento al migliore attore protagonista}}
| ヴァレリオ・マスタンドレア
|-
| {{仮リンク|ナストロ・ダルジェント助演男優賞|label=助演男優賞|it|Nastro d'argento al migliore attore non protagonista}}
| {{仮リンク|ヴィニーチョ・マルキオーニ|it|Vinicio Marchioni}}
|-
| {{仮リンク|ナストロ・ダルジェント助演女優賞|label=助演女優賞|it|Nastro d'argento alla migliore attrice non protagonista}}
| [[サブリナ・フェリッリ]]
|-
| {{仮リンク|ナストロ・ダルジェント歌曲賞|label=歌曲賞|it|Nastro d'argento alla migliore canzone originale}}
| マリアンヌ・ミラージュ<br />「''The Place''」
|}
 
== 出典 ==
{{Reflist}}
 
== 外部リンク ==
{{Wikiquotelang|it|The Place}}
* {{Official website|http://theplace-movie.com/}}{{ja icon}}
* {{映画.com title|88824|ザ・プレイス 運命の交差点}}
* {{Allcinema title|363851|ザ・プレイス 運命の交差点}}
* {{Kinejun title|91741|ザ・プレイス 運命の交差点}}
* {{シネマトゥデイ|T0023840|ザ・プレイス 運命の交差点}}
* {{Movie Walker|mv67305|ザ・プレイス 運命の交差点}}
* {{Amg movie|694599|The Place}}
* {{IMDb title|7063210|The Place}}
<!-- * {{metacritic film|(id)|The Place}} -->
* {{rotten-tomatoes|the_place_2017|The Place}}
 
{{DEFAULTSORT:さふれいすうんめいのこうさてん}}
[[Category:2017年の映画]]
[[Category:イタリアのサスペンス映画]]
[[Category:ローマを舞台とした映画作品]]
[[Category:テレビドラマのリメイク映画]]