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光冠の一番内側の太陽や月に接している部分は[[青]]白い円盤状の光芒であり、その縁は[[赤]]っぽい光の輪となっている。場合によってはその外側にさらに[[虹]]のように色づいた光の輪が内側が[[紫]]、外側が赤の色の順序で繰り返し取り巻いていることもある。光冠の一番内側の青白い部分、あるいは縁の色がはっきりしない光冠全体は'''オーレオール'''({{Lang|en|aureole}})と呼ばれる。一般的な光冠の全体の直径は1度 - 5度程度である。
 
光冠は散乱によって起こる現象であるため、水滴以外の[[微粒子]]が空中に浮遊している場合にも見られることがある。例えばスギ[[花粉]]が飛散している季節にはこれによる光冠がしばしば見られ花粉光環(花粉光冠)と呼ばれる<ref>[https://weathernews.jp/s/topics/201903/070155/ 花粉光環とは?] - [[ウェザーニュース]]</ref><ref>{{kotobank|花粉光環}}</ref><ref>[https://caos.sakura.ne.jp/rad/2018/03/30/%E8%8A%B1%E7%B2%89%E5%85%89%E5%86%A0/ 花粉光冠 | 大気海洋変動観測研究センター 気候物理学分野] < [[東北大学]]理学研究科</ref>。[[黄砂]]や[[風塵]]などの微粒子も同様であるが、[[散乱]]が大きいため色が見えず、ただ[[白]]っぽく見えるだけのことが多い。また、大規模な[[火山]]の[[噴火]]が起こり大気の上層に微細な[[火山灰]]が吹き上げられた場合にもこれによる光冠が見られる。
 
雲を構成する水滴よりも直径の小さい火山灰が浮遊している場合、直径が10度以上にもなる巨大な光冠が見られることがある。これは特に、[[1883年]]8月の[[インドネシア]]の[[クラカトア|クラカタウ山]]の噴火の際にこの現象を発見した[[ビショップ牧師]](''Rev.'' Sereno Edward Bishop 1827年 - 1909年)にちなんで'''[[ビショップ・リング|ビショップの環]]'''(わ) ({{Lang|en|Bishop's ring}}) と呼ばれる。同様の現象は[[核実験]]の際にも観測されたことがある{{要出典|date=2016年4月}}。