「秘密戦隊ゴレンジャー」の版間の差分

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::* 岡田勝によると、変身後のミドは湯川泰男がメインで演じた{{R|max}}。
 
=== ゴレンジャーの協力者サポートメンバー ===
; {{Visible anchor|{{読み仮名|江戸川 権八|えどがわ ごんぱち}}|江戸川権八}}
: イーグル日本ブロック総司令官であり{{R|20th6}}、ゴレンジャーの創設者。普段は[[新宿駅]]そばにあるスナック「ゴン」(第45話以降はフルーツパーラー「ゴン」)のマスターに扮している{{R|20th6}}。
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: [[詰将棋]]などを趣味としており、それを参考に作戦を考えたこともある。
:* 企画書(第2稿)での名称は'''大前田権八'''であった{{R|大全集146}}。
; {{Visible anchor|ゴン}}
: 第32話から登場。スナックゴンで飼われている[[キュウカンチョウ|九官鳥]]{{R|20th6}}。九州弁を話し、人間と会話ができる。大岩をからかっては面白がっている。
:
; イーグル連絡員
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:: 黒の[[ベレー帽]]に緑の軍服を着用。ゴレンジャーをサポートする他、科学研究員は新武器の開発も行っている。仮面怪人がイーグル各支部を強襲する際に戦死する者が多い。ゾルダーに化け潜入・諜報活動も行うが、大半は見破られて殉職する。見破られる理由の一つとして、イーグルで用意したゾルダーの衣装が本物のゾルダーと材質が異なることがガンマン仮面の言動から示唆されている。特殊探知機を体にかざされ、黒十字軍の正式構成員でないことを見破られた者{{R|group="ep"|ep3}}もいた。基地に潜入する際に合言葉に引っ掛かり処刑装置の串刺しに遭う者{{R|group="ep"|ep55}}、情報を掴んで逃げる際に矢に射られる者{{R|group="ep"|ep2}}、極めつけは毒グモの実験台で白骨化する者まで出し、その任務は過酷を極めた。
:
=== その他 ===
; {{読み仮名|加藤 太郎|かとう たろう}}
: イーグル連絡員・加藤陽子の弟{{R|20th6}}。よく「ゴン」に遊びに来ている。第3・12・22・27話では黒十字軍の罠に巻き込まれてしまい誘拐されることもあったが、第47・53話などでは大岩に出題するなぞなぞや発言が事件解決のヒントになることもあった。
; {{Visible anchor|ゴン}}
: 第32話から登場。スナックゴンで飼われている[[キュウカンチョウ|九官鳥]]{{R|20th6}}。九州弁を話し、人間と会話ができる。大岩をからかっては面白がっている。
:
 
== ゴレンジャーの戦力 ==
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:
; キーカード{{R|20th6}}
: ゴレンジャー全員が所持しているアイテム。5つ揃えて桃・緑・赤・青・黄の順に並べると、ベルトバックルにもあしらわれているゴレンジャーのシンボルマークになる(赤が中央になっているのはアカがリーダーであるためである{{efn|また、ゴレンジャーマシーンなどでの走行時の並び順と同じでもある。}})。第1話で、「ゴン」に集合した時点では素顔での面識がなかった5人が互いの正体を確認するために使われたほか、ゴレンジャールームのドアの鍵としても使われている{{R|20th6}}。
:
; バーディー{{R|大全106|画報17|30超全集256b|20th6}}
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=== 必殺技 ===
; ゴレンジャーストーム
: 番組初期でのゴレンジャーの必殺技。モモレンジャーの用意する色のバレーボール型爆弾をモモからキ→ミド→アオの順番に蹴っていく(キはヘディング)ことで5段階式の起爆スイッチをセットし、最後にアオからのパスをアカが「フィニッシュ!」の掛け声とともにキックして敵にぶつけると大爆発する{{R|大全集9|大全106}}。
: キとミドの蹴る順番が入れ替わったり、モモ→キ→アオ→ミド→アカの順に蹴ることも数回あった<ref group="ep">第8話・第9話・第11話・第12話・第21話・第22話・第31話・第35話・第36話・第40話</ref>。第9話からボールの色がパスされた人に合わせて変わるようになり、アカレンジャーにパスされるとスパイクが生えるなどの強化が施された{{R|大全集9}}。必ずしもゴレンジャー全員が揃う必要はないらしく、第13話ではモモ→キ→アカの順で3人だけが使用するシーンも見られる{{efn|この場合は単に「ストーム」と呼ばれ、威力は弱くなる。}}。第23話ではバーディーで飛行しながら空中でパスやシュートを行う'''空中ゴレンジャーストーム'''を使用した。
: 設定上モモレンジャーがその場で組み立てて出していることから、敵に応じた改造も可能で、角仮面戦では爆弾の中から子爆弾が現れる'''ゴレンジャーストーム親子爆弾'''による時間差攻撃を使用している。
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|-
|第13話
|(子爆弾入り){{efn|劇中ではモモから「時間差攻撃」とだけ言っており。「ゴレンジャーストーム・○○」という呼称はされてない(「子爆弾入り」の呼称は『スーパー戦隊画報1』のp.17の表より)。内容は「本体命中直前にボールから落ちた子爆弾が地雷として機能する。」という物。}}
|角仮面
|-
|第27話
|ゴレンジャーストーム・モグラ
|鉄の爪仮面
|-
|第28話
|ゴレンジャーストーム・スッポンダー
|鉄グシ仮面
|-
|第29話
|ゴレンジャーストーム・ダブルパワー{{efn|2つにボールが分身、これを同時に放つ。}}
|扉仮面
|-
|第31話
|ゴレンジャーストーム・リールシュート{{efn|リールを出して小型ボールがこれを伝わる。}}
|鉄カン仮面
|-
|第32話
|ゴレンジャーストーム・マキワリ薪わり{{efn|まき薪に変化。大ナタ仮面は「大鉈包み割り(斧)はなく真っ二つにするが突如起きたフラッシュ変形よって倒された。}}{{efn|書籍『秘密戦隊ゴレンジャー大全集』では、名称を'''ニューパワー作戦・薪わり'''と記述している{{R|大全集186}}。}}
|大ナタ仮面
|-
|第33話
|ゴレンジャーストーム・モモタローン桃太郎{{efn|桃に変し、これを切ると中からさらに爆弾が飛び出す。}}{{efn|書籍『秘密戦隊ゴレンジャー大全集』では、名称を'''ニューパワー作戦・桃太郎'''と記述している{{R|大全集186}}。}}
|鉄ひめ仮面
|-
|第34話
|青天狗{{efn|青天狗の面が顔に貼り付くというもの。}}
|ゴレンジャーストーム・青天狗
|赤面仮面
|-
|第35話
|ゴレンジャーストーム・ミドメランストーム{{efn|エンドボールがミドメランと合体。スチール仮面の網を破りながら倒した。}}
|スチール仮面
|-
|第37話
|ゴレンジャーストーム・ビュートフィニッシュ{{efn|エンドボールがレッドビュートを伝う。}}
|フォーク仮面
|-
|第38話
|錨
|ゴレンジャーストーム・錨
|海賊仮面
|-
|第39話
|ゴレンジャーストーム・ハンマー
|岩面仮面
|-
|第40話
|ゴレンジャーストーム・手まり
|鉄カゴ仮面
|-
|第41話
|ハラハラコイン{{efn|コインを食べて腹のシャッターから様々な武器を取り出す鉄獅子仮面の能力を逆手に取ったもの。}}
|ゴレンジャーストーム・ハラハラコイン
|鉄獅子仮面
|-
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|-
|第43話
|ゴレンジャーハリケーン・ブリリアントカッター
|ダイヤモンド仮面
|-
|第44話
|ゴレンジャーハリケーン・電気コンロ
|エレキ仮面
|-
|第45話
|ゴレンジャーハリケーン・二段ロケッター{{efn|一段目エンドボールを阻止されても二段目で、中から発射された小型のエンドボール型ロケッターが確実に仕留める。}}
|剣ザメ仮面
|-
|第46話
|石炭
|ゴレンジャーハリケーン・石炭
|機関車仮面
|-
|第47話
|ゴレンジャーハリケーン・青い鳥
|鳥牙仮面
|-
|第48話
|ゴレンジャーハリケーン・レンズカバー&マグネシウム
|カメラ仮面
|-
|第49話
|ゴレンジャーハリケーン・ドクロ
|つの骨仮面
|-
|第50話
|ゴレンジャーハリケーン・バタフライ(蝶)
|鉄ワナ仮面
|-
|第51話
|ゴレンジャーハリケーン・黄金銃
|ガンマン仮面
|-
|第52話
|ゴレンジャーハリケーン・設計図
|電話仮面
|-
|rowspan="2"|第53話
|ストレート{{efn|野球のピッチャーの要領で投げたエンドボールが野球のボールに変化するが、野球仮面に打たれた。}}
|ゴレンジャーハリケーン・変化球
|rowspan="2"|野球仮面
|-
|変化球{{efn|野球のボールを、モモレンジャーのリモコン操作であやつるもの。}}
|-
|第54話
|ゴレンジャーハリケーン・タマゴ
|火の山仮面マグマン将軍
|-
|第55話
|ゴレンジャーハリケーン・耳の栓
|大耳仮面
|-
|第56話
|ゴレンジャーハリケーン・火の玉作戦{{efn|火の玉になり、杖で防がれてもそのまま引火する。}}
|蛇口仮面
|-
|第57話
|ゴレンジャーハリケーン・入れ歯
|トサカ仮面
|-
|第58話
|ゴレンジャーハリケーン・観音菩薩
|パラボラ仮面
|-
|第59話
|ゴレンジャーハリケーン・かすみ網
|死の鳥仮面
|-
|第60話
|真珠
|ゴレンジャーハリケーン・真珠
|妖貝仮面
|-
|第61話
|クワガタ虫{{efn|黒十字ハリケーンが変化したカブト虫と空中で交錯、そのまま2匹とも牛靴仮面の口に入った。}}
|ゴレンジャーハリケーン・クワガタ虫
|牛靴仮面
|-
|第62話
|ゴレンジャーハリケーン・鶏ガラスープ
|アバラ仮面
|-
|第63話
|ゴレンジャーハリケーン・チャンネル{{efn|手に変化してテレビ仮面の顔のボタンをいじる。}}
|テレビ仮面
|-
|第64話
|ゴレンジャーハリケーン・マグネットロック{{efn|時計のついた磁石に変形、磁力で時計仮面の針を狂わせる。}}
|時計仮面
|-
|第65話
|焚火
|ゴレンジャーハリケーン・焚火
|落ち葉仮面
|-
|第66話
|ゴレンジャーハリケーン・扇風機
|風車仮面
|-
|第67話
|缶詰
|ゴレンジャーハリケーン・缶詰
|カンキリ仮面
|-
|第68話
|ゴレンジャーハリケーン・アンプル
|注射仮面
|-
|第69話
|ゴレンジャーハリケーン・パインカッター
|パイナップル仮面
|-
|第70話
|ゴレンジャーハリケーン・空気入れ
|タイヤ仮面
|-
|第71話
|ゴレンジャーハリケーン・ピアニスト{{efn|バレリーナの人形に変形。ピアノ仮面の鍵盤を踏みつける}}
|ピアノ仮面
|-
|第72話
|ゴレンジャーハリケーン・銀の舟
|イカリ仮面
|-
|第73話
|ゴレンジャーハリケーン・ゴレンジャー{{efn|ゴレンジャーたちの各武器に変形。}}
|剣道仮面
|-
|第74話
|ゴレンジャーハリケーン・視力検査{{efn|視力検査票に変、読み終わると爆発。}}
|眼鏡仮面
|-
|第75話
|ゴレンジャーハリケーン・給油タンク
|ストーブ仮面
|-
|第76話
|ゴレンジャーハリケーン・クモの巣
|鉄グモ仮面
|-
|第77話
|ゴレンジャーハリケーン・冷凍スプレー
|鉄ヘビ仮面
|-
|第78話
|ゴレンジャーハリケーン・製氷機
|マンモス仮面
|-
|第79話
|アイスホッケー{{efn|大きな雪玉に変化。}}
|ゴレンジャーハリケーン・雪玉
|スケート仮面
|-
|第80話
|ゴレンジャーハリケーン・毛糸玉
|鋼鉄虎仮面
|-
|第81話
|ゴレンジャーハリケーン・大火鉢
|鉄ビン仮面
|-
|第82話
|ゴレンジャーハリケーン・ヨーヨー
|ヨーヨー仮面
|-
|第83話
|ゴレンジャーハリケーン・鉄の罠{{efn|トラバサミに変形。}}
|ダイガー仮面
|-
|rowspan=2|第84話
|ゴレンジャーハリケーン・ギロチン
|rowspan=2|黒十字総統
|-
|ゴレンジャーハリケーン・カシオペア{{efn|総統の弱点カシオペアX線(見た目はW型の火柱)に変。}}
|-
|}
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:{{キャラスペック|名称=黒十字総統|身長=250cm{{R|大全210|20th24}}|体重=120kg{{R|大全210|20th24}}|出身地=暗黒星雲{{R|大全210}}}}
; {{Visible anchor|{{読み仮名|黒十字総統|くろじゅうじそうとう}}|黒十字総統}}
: 黒十字軍の首領。カシオペア座方面からやって来た宇宙人。原水爆もよせつけない不死身の肉体を持つ。武器は黒十字剣{{R|20th24}}。期は白い頭巾で素顔を隠していたが、火の山仮面マグマン将軍着任の際に素顔を現し、その後も顔やマントなど幾度かマイナーチェンジされた。
: 基本的には冷酷非情な性格ではあるが、寛容な一面もあり、見所がある部下に対しては失敗をしても罪に問わなかったり、組織内で諍いが起きたときは仲裁役に回り、組織に対して忠誠を示す部下を大いに褒め称えるなど、大組織の首領としての手腕は高い。
: 自らゴレンジャーをも圧倒する絶大な戦闘力を持つが、最終話で{{読み仮名|カシオペアX線|カシオペアエックスせん|}}という宇宙線が弱点であることを見ぬかれ、ゴレンジャーハリケーン・カシオペアで追い詰められ、彼自身が機械生命体であり黒十字城そのものであることが明かされる。最終的にはゴレンジャーによって爆薬を積んだバリドリーンとスターマシーンごと黒十字城は爆散した。
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: 第20話より登場。[[ゴビ砂漠]]から呼び寄せられた'''モンゴルの鬼'''という異名を持つ2代目大幹部。ゴビ砂漠から引き連れて来た金属をモチーフとした複数の仮面怪人により構成された'''鋼鉄軍団'''{{R|material2}}を率いる。
: [[軍人]]型の大幹部で、[[軍服|肋骨軍服]]調の戦闘用ジャケットを纏い、常に副官、[[ボディガード]]と思われるゾルダーを従えている。初登場時に座乗していた車両は、軍用車両を思わせる[[四輪駆動|四輪駆動車]]。戦いぶりも実力本位の真っ向勝負が多く、初対決でゴレンジャーを出し抜き、古代[[アトランティス]]の[[飛行船]]を奪取してみせるなど、ゴレンジャーを大いに苦しめる。また、第35話ではコンドラー爆撃隊という一人乗りの小型戦闘機隊を指揮しており、黒十字軍の空戦力を高めた功績も大きい。
: 指揮能力、行動力は黒十字軍の中でも秀でており、部下との信頼関係も厚いため、鋼鉄軍団は文字どおりの「鉄の結束力」を誇る。自身の戦闘能力も高く、ムチとロケット弾を放つ三つ又の槍を武器とし、眼から破壊光線を放つことも可能{{R|20th24}}。だが失敗が相次ぎ{{efn|第35話ではそれを苦にして、自分自身で部下のスチール仮面に銃殺処刑を命じたこともあった。}}、さらに第42話で地下ミサイル基地をバリブルーンに破壊されたため、総統から火の山仮面マグマン将軍との共同作戦を命じられる。誇りを傷つけられたテムジンはゴレンジャーに最後の勝負を挑む。瞬時に物体を凍結させ吸着する凍結装置を搭載した戦闘用ジャケットによってゴレンジャーストームを2度も防ぎ、バリブルーンを奪いゴレンジャーに[[特別攻撃隊|特攻]]を仕掛けるも、アオのコントローラーによりバリブルーンの制御を奪われ、さらに機内温度の上昇によって凍結させジャケットに貼り付いたストームが解凍されたためにバリブルーンとともに爆死した。その死に様を黒十字総統は激賞する。笑うとき、口元に手を当てる癖がある。
:* ラフデザイン画での名称は「鉄面将軍」や「モンゴラー」、「ゴーレム」や「ゴラーム」であった{{R|material12}}。
:* 第20話の初登場シーン、および1975年7月に開催された撮影会では軍服風のスーツではなく、タイツ姿にマントを羽織っただけのものが使用されている{{Sfn|秘密戦隊ゴレンジャー大全集|1988|p=|pp=47、131}}{{Sfn|百化繚乱 上之巻|2011|p=5}}。
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:{{キャラスペック|名称=火の山仮面マグマン将軍|身長=250cm{{Sfn|大全|2001|p=138}}{{efn|書籍『スーパー戦隊OfficialMook20世紀 秘密戦隊ゴレンジャー』では「身長/198cm」と記述している{{R|20th24}}。}}|体重=120kg{{Sfn|大全|2001|p=138}}{{efn|書籍『スーパー戦隊OfficialMook20世紀 秘密戦隊ゴレンジャー』では「体重/97kg」と記述している{{R|20th24}}。}}|出身地=アイスランド・ヘクラ火山{{Sfn|大全|2001|p=138}}}}
; {{Visible anchor|火の山仮面マグマン将軍}}
: 第42話より登場。[[アイスランド]]の[[ヘクラ山|ヘクラ火山]]より呼び寄せられた3代目大幹部。配下に'''噴火軍団'''を従えている。当初はテムジン将軍との共闘を行うために来日したが、テムジン将軍の死後、本格的に活動を開始する。無敵の移動要塞ナバローンを指揮し、ナバローンを用いた一撃離脱の奇襲戦法と権謀術数でゴレンジャーを窮地に陥れる。常に指揮棒を携えており、頭部の火山を噴火させて火山弾の雨で敵を攻撃する'''火の山仮面怒りの大噴火'''という必殺技を持つ{{R|20th24}}。必殺技抜きでも、ゴレンジャーの個人武器を軽々と捌くなど戦闘能力は高い。ゴレンジャーに次々と作戦を失敗させられた末に、第54話でゴレンジャーと交戦中にバリタンクにナバローンへの侵入を許してしまい、ナバローンの設計図を奪われる。総統に見切りをつけられたマグマンはナバローンを率いて最終決戦に挑むが、液体をかけると浮き出てくる特殊設計図を解析した{{efn|誤ってコーヒーを設計図にかけてしまうも、これにより設計図を解析した。}}ゴレンジャーにより、爆薬を積んだゴレンジャーマシーンでの特攻で、ナバローンを破壊される。やむなく自らゾルダーを率いて出撃するもゴレンジャーハリケーン・タマゴの攻撃を受け、エンドボールが変化した卵を頭のマグマで茹でて食べて爆発、悔しがりの断末魔を残して滅び去る。
:* 造形用デザイン画での名称は「火の岩仮面」であった{{Sfn|百化繚乱 上之巻|2011|p=7}}{{Sfn|大全|2001|p=139}}。
:* エンディングでの登場カットは最終話まで使用された{{Sfn|秘密戦隊ゴレンジャー大全集|1988|p=4}}。
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:{{キャラスペック|名称=ゴールデン仮面大将軍|身長=196cm{{Sfn|大全|2001|p=198}}{{R|20th24}}|体重=86kg{{Sfn|大全|2001|p=198}}{{R|20th24}}|出身地=古代エジプト{{Sfn|大全|2001|p=198}}}}
; {{Visible anchor|ゴールデン仮面大将軍}}
: 第54話より登場。棺の中で永い眠りについていたが、マグマン将軍の戦死に見切りた総統による復活の儀式によって総統により目覚めさせられた。黒十字軍で将軍の中の将軍たる「大将軍」の地位にある唯一の仮面怪人であり、精鋭を集めた黒十字軍最大最強の'''アフリカ軍団'''を率いる最高幹部{{Sfn|赤の伝説|2012|p=15}}。呪術や古代バビロニアの占星術に深い造詣を持つ。常に大斧を持った2人の近衛兵を傍らに従え、先端にドクロのついた指揮棒を持っている{{R|20th24}}。傲慢な性格のため反感を買いやすく、統率力に欠けるところがあるが、総統への忠誠と忠義心は軍団随一である。しかしゴレンジャーの妨害により成果はほとんどあげられず、最終話ではゴレンジャーの技の応酬の前に敗れるが、ゴレンジャールームの場所を突き止めるべく、自らの身体を金粉に変えて果て5人のスーツに付着し、基地の居場所を総統に教えた。
:* デザインモチーフは[[スフィンクス]]{{Sfn|百化繚乱 上之巻|2011|p=8}}で、デザイン画では「ゴールドスフィンクス」と記載されていた{{Sfn|大全|2001|p=199}}。
:
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:: 第64話より登場したゾルダーの精鋭部隊。「宇宙忍団」という地球外組織の協力を得て結成された。全身真っ黒なのは一般のゾルダーと同じだがベストや仮面がカラフルである。特別訓練を施されており、忍者のごとき身軽さと壁をすり抜けるなどの忍術を備えている。槍や剣を使った接近戦を得意とする。一般のゾルダーのように仮面怪人とともに任務に携わることはまれで、一般のゾルダーがやられた後に仮面怪人の合図で登場する。時に付き従っていた仮面怪人への刺客ともなる。タイヤ仮面配下のタイヤ忍団やイカリ仮面配下のイカリ忍団、鉄ヘビ仮面配下の鉄ヘビ忍団のように上役の仮面怪人に合わせた能力を持つ者たちもいる。
:; 科学班
:: 特に呼称はないが仮面怪人や特殊装置の製造など科学技術を要する作業に登場する。当初、科学班は俳優が顔出しで演じたが、後に全て白衣を着たゾルダーの姿になった。
:; 足軽隊
:: 剣道仮面の配下。足軽の格好をしており、ゾルダーの衣装を着けず、「ホイ!」という掛け声も出さない。
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: 第21話より登場。古代[[アトランティス]]帝国によって製造されたが、その破壊力で1万1千年前にアトランティス大陸を滅亡させたとも言われている悪魔の[[飛行船]]。日本の富士山麓に隠されていたが、鉄人仮面テムジン将軍が隠し場所を記した地図の半分を入手。残り半分の地図は清水博士が持っていたが、息子を人質に取られたため、黒十字軍に協力。清水親子はゴレンジャーに助けられるものの、アトランティス号は黒十字軍の手に落ちた。主武装は[[艦砲]]のみであるため、鉄人仮面たちはゴンドラに機関銃などの装備を追加していた。
: 鉄人仮面は富士火山帯の地下に水爆を仕掛け、日本を沈没させて第二のアトランティスにする「アトランティス計画」を立案し、アトランティス号はゴレンジャーへの陽動作戦に利用されるが、第23話で乗っていた針金仮面と共に空中ゴレンジャーストームによって爆散した。
; ツタンカーメン号
: 第55話に登場。大耳仮面によって指揮される飛行船。[[スフィンクス]]型の基地から発進し、猛毒細菌・死の細菌ガスZを空中散布するツタンカーメンの呪い計画を行う。ただし、ガス散布のみを目的としているため、攻撃力や防御力は低い。バリドリーンのスペースウイングによって宇宙空間に運ばれて爆破された。
: 書籍『秘密戦隊ゴレンジャー大全集』では、ミニチュアはアトランティス号のものを改造したと推測している{{R|大全集228}}。
; コンドラー
: 第35話より登場。黒十字総統がバリブルーン打倒のため、南米[[ナスカの地上絵|ナスカ高原]]から呼び寄せた戦闘機部隊の機体。自転車に蝙蝠状の主翼を付けたようなフォルムの単座軽戦闘機である。搭乗員が剥き出しで腹ばい式に搭乗するので防御力には欠けているが、機動力はバリブルーンを上回っている。武器は機首のコンドラーミサイル{{R|20th24}}{{efn|ただし、発砲シーンは単なる大砲に見え、ミサイルの弾体が飛んで行く描写はない。}}と、2基の爪状アーム。
: 羽ばたいて飛行する[[オーニソプター]]で、基本的にゾルダーが操縦するが、話によってはその回の仮面怪人や大幹部自らが搭乗することもある。バリブルーンおよびバリドリーンと対戦すると必ず1機だけ撃墜されて撤退するのがパターンである。「アトランティス計画」では[[水爆]]を搭載したこともある。
; バットラー
: 第64話より登場。黒十字城の完成とともに導入された空中戦艦。[[軍艦]]に文字通り、蝙蝠状の主翼を持った姿をしており、艦首に固定式6連装砲を装備。コンドラーの母艦機能も持ち、共にバリドリーンを攻撃する。その他に大型ミサイル、爆弾、空中[[機雷]]なども装備。弱点は機首。初登場時にはバリドリーンを不時着に追い込むなどしたが、以降はスペースウイングによって撃墜されることが多い。
; 移動要塞ナバローン
: 第42話より登場。火の山仮面マグマン将軍が操る移動要塞。上部は岩山に偽装されており、上部を収納することで飛行と地中潜行が可能となる。戦闘時には上部の岩山部分を展開させて、多数のナバロン砲や毒ガス、長距離火炎砲・ファイヤーロード、バリヤーで攻撃する。また、コンドラー飛行隊も搭載している。敵の攻撃に備えて、すべての部屋を切り離せる機能を持つが、それが仇となってゴレンジャーに設計図を奪われた上に誤ってコーヒーをかけてしまったために解析させられたことで、ゴレンジャーマシーンの自爆攻撃によって司令室と動力室、武器倉庫を破壊され、大爆発して崩壊した。
: 名前の由来は「[[ナヴァロンの要塞]]」だと思われ、第43話でキレンジャーが「はて、どっかで聞いたような名前たい」と言っている。
; ツタンカーメン号
: 第55話に登場。大耳仮面によって指揮される飛行船。[[スフィンクス]]型の基地から発進し、猛毒細菌・死の細菌ガスZを空中散布するツタンカーメンの呪い計画を行う。ただし、ガス散布のみを目的としているため、攻撃力や防御力は低い。バリドリーンのスペースウイングによって宇宙空間に運ばれて爆破された。
: 書籍『秘密戦隊ゴレンジャー大全集』では、ミニチュアはアトランティス号のものを改造したと推測している{{R|大全集228}}。
; バットラー
: 第64話より登場。黒十字城の完成とともに導入された空中戦艦。[[軍艦]]に文字通り、蝙蝠状の主翼を持った姿をしており、艦首に固定式6連装砲を装備。コンドラーの母艦機能も持ち、共にバリドリーンを攻撃する。その他に大型ミサイル、爆弾、空中[[機雷]]なども装備。弱点は機首。初登場時にはバリドリーンを不時着に追い込むなどしたが、以降はスペースウイングによって撃墜されることが多い。
; 黒十字城
: 第64話より登場した黒十字軍の本拠地巨大飛行戦艦。多数のバットラーやコンドラーを搭載し、城自体が反重力装置によって飛行可能。バリドリーンの数倍の大きさをもち、反重力砲やウルトラ光線、機雷で攻撃する。また、凄まじい突風を噴出させることであらゆるものを吹き飛ばすことが可能となる。防御も完璧で、あらゆる攻撃をバリヤーによって弾き返す。その正体実態は黒十字総統そのが変身したものだと言われている
: 万一に備えてダミーが複数存在する。黒十字城・バットラー・コンドラーの黒十字軍戦略航空部隊は、イーグルとゴレンジャーを苦しめたが、最終話でバリドリーンとスターマシーンの自爆攻撃を受けて滅んだ。
; 移動車両
788 ⟶ 792行目:
* 明日香健二 / ミドレンジャー - [[伊藤幸雄]]
* 新命明 / アオレンジャー - [[宮内洋]]
* 加藤陽子 (007)(イーグル連絡員007) - [[鹿沼絵里|鹿沼えり]] (1 - 71)
* 林友子(イーグル連絡員008) - [[志麻いづみ|白川恵美]] →内藤みどり (40)
* 中村春子(イーグル連絡員009) - 本田みき
* 加藤太郎 - 小沼宏之
* 黒十字総統 - [[安藤三男]](1-55){{efn|name="soutou"|第54話・第55話では演者は安藤だが、八名が声を担当している{{Sfn|秘密戦隊ゴレンジャー大全集|1988|p=37|loc=「黒十字総統」}}{{R|大全210|画報29bc}}。}}→[[八名信夫]](56-84)
* 江戸川権八 - [[高原駿雄]]
 
===準レギュラー===
* 林友子 - [[志麻いづみ|白川恵美]] →内藤みどり (40)
* 中村春子 - 本田みき
 
=== 声の出演 ===
ナレーター以外は全てノンクレジット
* 日輪仮面 - [[増岡弘]] (15 - 20)
* 鉄人仮面テムジン将軍 (20 - 42)、火の山仮面マグマン将軍 (4544 - 54)、ゴールデン仮面大将軍 (54 - 84) - [[飯塚昭三]]
* 火の山仮面マグマン将軍 (42 - 4443) - [[依田英助]]
* ゴン - [[京田尚子]]
* ナレーター - [[田中信夫]] (1 - 14)、[[大平透]] (15 - 84)
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* 幼稚園の先生 - [[松谷紀代子]] (1)
* 工藤博士 - [[山本廉]] (2)
* 工藤コウイチ - 菅野裕 (2)
* 黒十字軍科学者 - [[杉義一]](3)
* イーグル秘密工作員003 - [[長沢大]](3)
* 藤博士 - [[北原義郎]] (4)
* ヒスイ仮面の部下黒十字軍科学者 - [[打田康比古]] (4)
* イーグル隊員 - [[加藤大樹|加藤寿]]、[[日吉としやす]] (6)
* ルミ(少女) - 川島ゆかり (6)
* ルミの両親 - [[片山滉]]、笠原玲子 (6)
* 白石 - [[平松慎吾]]{{efn|クレジットは「平山慎吾」。}} (7)
* 白石リカ - 坂口浩子 (7)
* 先生 - 中村万里 (7)
* 警官 - [[潮健児|潮健志]]{{efn|ノンクレジット。声は別人の担当。}} (7)
* スコット - [[トニー・セテラ]] (8)
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* 内山博士 - 倉石一旺 (26)
* イーグル秘密情報員0010 - [[斉藤真]] (27)
* 吉野博士 - [[入江正徳]] (28)
* 博士 - [[梶哲也]] (29)
* 黒十字軍のスパイ - [[上野山功一]]{{efn|クレジットは「上ノ山功一」。}} (31)
874 ⟶ 879行目:
* 松井博士 - 斎藤英雄 (72)
* 小村道子(鉄ヘビ仮面) - [[藍とも子]] (77)
* 村の娘(太田典子 - 小関典子(77)
* 村の老夫婦(典子の両親 - 纓片達雄、[[花原照子]] (77)
* 村の駐在 - [[里木佐甫良]] (77)
* 黒川隊員 - [[大前均]] (78)
934 ⟶ 939行目:
* 連載 - [[週刊少年サンデー]]( - 第55話)、[[てれびくん]](第49話 - 第84話)、[[小学館の学年別学習雑誌|小学館学習雑誌]]、[[テレビランド]]
* [[脚本]] - [[上原正三]]、[[高久進]]、[[新井光]]、[[曽田博久]]、平山公夫、[[藤川桂介]]
* [[プロデューサー]] - (東映)[[平山亨]]、[[吉川進]](第5話 - )、[[深沢道尚]](第64話 - 第71話)、(NET)萩野隆史
* 音楽 - [[渡辺宙明]]
* 音楽制作 - あんだんて
1,039 ⟶ 1,044行目:
* 青銅仮面(声 - 竹内靖)
* ヒスイ仮面(声 - [[篠田薫]])
* 毒ガス仮面(声 - 竹内靖)
|rowspan="7"|上原正三
|rowspan="23"|高橋一俊
1,082 ⟶ 1,087行目:
|style="text-align: left;"|
* 三ヶ月仮面{{R|大全集40|30超全集258|20th25}}{{Sfn|大全|2001|pp=34-35|loc=「仮面怪人大百科 三ヶ月仮面」}}{{Sfn|スーパー戦隊画報1|2005|p=26}}{{efn|名称は、書籍『全怪獣怪人 下巻』では'''三日月仮面'''{{Sfn|全怪獣怪人 下|1990|p=172}}、書籍『'70年代特撮ヒーロー全集』では'''三ヵ月仮面'''{{R|宇宙船SP216}}とそれぞれ表記している。}}(声 - 飯塚昭三)
* 毒牙仮面(声 - [[渡部猛]])
* 狼人間{{R|20th25}}
|rowspan="2"|山田稔
1,090 ⟶ 1,095行目:
|黒い恐怖!殺しの毒牙
|style="text-align: left;"|
* 毒牙仮面(声 - [[渡部猛]])
||高久進<br />新井光
|-
1,629 ⟶ 1,634行目:
|オレンジ色の初恋!! 吼える大都会
|style="text-align: left;"|
* ダイガー仮面(声 - 依田英助、人間態素体 - [[池田駿介]])
|rowspan="2"|上原正三
|-
1,635 ⟶ 1,640行目:
|84
|真赤な大勝利!!{{ruby|永久|とわ}}に輝け五ツ星
||‐
|style="text-align: left;"|
* 黒十字総統(声 - 八名信夫)
** 黒十字城
||山田稔
|}