「デヴィッド・ハンゲイト」の版間の差分

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'''デヴィッド・ハンゲイト'''('''{{Lang-en|David Hungate'''、}}, [[1948年]][[8月5日]] - )は、1977年から1982年まで[[ロサンゼルス]]の[[ポップ・ロック]]・バンド、[[TOTO (バンド)|TOTO]]の創設メンバーでありグラミー受賞アルバム[[聖なる剣|TOTO IV]]リリース後に脱退、[[カントリーミュージック]]の都[[ナッシュビル]]で活動て注目されTOTOに2014年に再加入したベーシスト、音楽プロデューサー、アレンジャーである<ref>{{cite web|url={{Allmusic|class=artist|id=p88631|pure_url=yes}}|title=Biography: David Hungate|last=Henderson|first=Alex|publisher=[[:en:All Media Guide|AMG]]|accessdate=6 May 2010}}</ref>。TOTOのバンドメイトのほとんどと一緒に、ハンゲイトは、[[ボズ・スキャッグス]]の『[[シルク・ディグリーズ]]』(R&B・AORの名曲Low Downでの[[スラップ奏法|スラップ]]で知られる)や[[アリス・クーパー]]の『閉ざされた世界』など、1970年代のヒット・アルバムの多くでセッションを行った。
 
ハンゲイトは、複数の[[グラミー賞]]を受賞したアルバム『[[聖なる剣]]』を含む、重要なTOTOの最初の4枚のレコードで演奏している。彼は[[ナッシュビル]]でのセッション・ミュージシャンとしてのキャリアのために『聖なる剣』リリース直後にバンドを脱退した。ギター、トランペット、ドラム、ピアノなどの多くの楽器を演奏するハンゲイトは、[[チェット・アトキンス]]などのカントリー・アーティストとレコーディングし、アレンジ、プロデュースを行っている。彼はまた、ジョー・ヴァナと[[ファーギー・フレデリクセン]]が率いる[[AOR]][[スーパーグループ]]である[[メッカ (バンド)|メッカ]]の主要メンバーであり、後者はTOTOに在籍したことで有名となっている。1990年に彼は『SOUVENIR - 愛の贈り物』というタイトルのソロ・アルバムをリリースした。[[ジェフ・ポーカロ]]がアルバムの数曲でドラムを演奏している。1995年、ハンゲイトは[[シャナイア・トゥエイン]]のセカンド・アルバム『ウーマン・イン・ミー』全曲のベースも演奏した<ref>[https://books.google.com/books?id=Sh-levpCt-IC&pg=PA216&lpg=PA216&dq=david+hungate+shania+twain&source=bl&ots=5_tJtfW-w0&sig=SyXnXSQTApu79peBsLXQ5rQjn3U&hl=en&sa=X&ved=0ahUKEwjPlYnYkqHOAhUT7mMKHfUkBlUQ6AEIYjAN#v=onepage&q=david%20hungate%20shania%20twain&f=false Shania Twain: The Biography]</ref>。
 
ハンゲイトは、[[北テキサス大学]]の音楽学部に通った。1970年の[[モントルー・ジャズ・フェスティバル]]での演奏など、ジャズ・アンサンブルである「One O'Clock Lab Band」でベースを演奏した<ref>Dr. Licks, ''Standing in the Shadows of Motown: The Life and Music of Legendary Bassist [[James Jamerson]]'', pg. 157, Hal Leonard Corporation (1989)</ref>。彼は、米国下院議員(および後に連邦地方裁判所判事)ウィリアム・L.ハンゲイトの息子である。
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ハンゲイトは[[ミズーリ州]]トロイのトロイ・ブキャナン高校を訪れた。彼がそこに、高校へとサイン入りのレコードを与えたバンド「TOTO」をアテンドしたので、今ではパレードの間、バンドが「Hold the Line」を演奏するようになっている。
 
彼の演奏スタイルは、スタジオミュージシャンらしく幅広いジャンル・音階・リズムへの対応と[[スラップ奏法|スラップ]]、[[ピック奏法|ピック]]、[[指弾き]]、[[ダブルストップ]]+スライド…など多彩であると同時に独特なタイム感覚(正確さ重視の白人的部分とアップビート重視の黒人的部分を併せ持ったような)を持つ玄人ウケするもので安定した技術を併せ持っている。本人の弁では本当は[[トロンボーン]]奏者になりたかったが自分に向かなかったと本気とも冗談とも取れる話があり、自身のスタイルに音程移動が滑らかな[[管楽器]]の影響がある事を認めている。一部の例に過ぎないが、Got to be real、LowDown、99、It's The Falling In Love、Rosannaでの[[スラップ奏法|スラップ]]、TOTOでの[[ピック奏法|ピック弾き]]、歌モノスタジオセッションでの[[指弾き]]、Harbor Lights、99、Physical、It's The Falling In Love、Africaでの[[ダブルストップ]]+スライドは非常に秀逸で教科書的な演奏となっており、一般には知られていないが[[NY]]や[[LA]]のセッションミュージシャンにも大きな影響を与えている。
 
== ディスコグラフィ ==