「イラネッチケー」の版間の差分

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2020年6月26日、東京地裁([[小川理津子]]裁判長)は、イラネッチケーを組み込んだテレビを購入した女性がNHKに受信契約を結ぶ義務がないことの確認を求めた訴訟の判決で、女性の請求を認めた。NHKはブースターの取り付けや工具を使った復元により視聴は可能であると主張したが、小川裁判長は専門知識のない女性には困難であるとし主張を斥けた<ref name=jiji2020062601020>{{Cite web|url= https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062601020&g=soc|title= 契約義務認めず、NHK敗訴 視聴不可テレビ設置―東京地裁|publisher=時事通信|accessdate=2020年6月26日|date= 2020年6月26日}}</ref><ref>{{Cite web|url= https://this.kiji.is/649190817736442977|title= NHK放送映らず契約義務なし 加工テレビで東京地裁|publisher=共同通信社|accessdate=2020年6月26日|date= 2020年6月26日}}</ref>。同フィルターを付けた訴訟は過去に4例あり、3件はNHKの勝訴、1件は取り下げられていた<ref name=jiji2020062601020/>。NHK敗訴の判決はこれが初めてであり、同一の裁判所で正反対の判決が出たことになる<ref name=jiji2020062601020/>。
 
2021年2月24日、東京高裁は、一審の判決を取り消し、NHKを受信できない機器を取り付けてもブースターや工具を使うなどすれば元に戻せる場合契約の義務があるとし契約義務を結ぶ義務がある判決を下した<ref name=jiji2021022400877>{{Cite web|url= https://www.jiji.com/jc/article?k=2021022400877&g=soc|title= 視聴できぬテレビも契約義務 NHKが逆転勝訴―東京高裁|publisher=時事通信|accessdate=2021年2月24日|date= 2021年2月24日}}</ref><ref name=sankei2102240031>{{Cite web|url=https://www.sankei.com/affairs/news/210224/afr2102240031-n1.html|title= NHK映らずとも契約義務 加工テレビ訴訟、東京高裁|publisher=産経新聞|accessdate=2021年2月24日|date= 2021年2月24日}}</ref>。東京高裁は、NHKを受信できない機器を取り付けても、機器を取り外したりすることで復元できる場合その難易度に関わらずNHKを受信できる設備であると指摘した<ref name=jiji2021022400877/><ref name=sankei2102240031/>。
 
== 脚注 ==