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m 空冷エンジンの自動車
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'''空冷'''(くうれい)とは、稼動により[[熱]]を発生する機械装置などにおける冷却法の一つであり、冷媒に[[空気]]などの[[気体]]を用いる方法である。主に稼動により発生する[[風]]を直接利用する「自然空冷方式」と、ファンやダクトを使って冷却風を積極的に取り入れて機械に吹き付ける「強制空冷式」などに分けられる。水冷方式と比較すると構造が簡単になるというメリットがある反面、冷却効率では比熱の面で水冷に劣ってしまう。
 
家庭用では[[オートバイ]]や[[ラジコン]]、汎用機械などの[[発動機]](四輪[[自動車]]用としては[[ポルシェ]]、[[フォルクスワーゲン]]、[[トヨタ・パブリカ]]、[[日野・コンテッサ]]、[[スバル360]]など一部車種に採用されたのみ)、[[パーソナルコンピュータ]]の[[CPU]]などに空冷方式が取り入れられている。業務用では一部[[航空機]]用のレシプロエンジンや、更に大規模なものでは内陸部に建設された[[原子力発電所]]の[[原子炉]]などに空冷方式が用いられているケースもある。
 
== 関連項目 ==