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m 受話機→受話器
 
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1つのタイムスロット (TS0) は[[フレーム同期]]用に予約されていて、周期的な固定パターンを転送している。すなわち、受信側はこのタイムスロットを見て各チャンネルのフレームの開始時点を知ることができる。規格では各フレームで転送される全ビットについて[[巡回冗長検査]]を規定しており、ビット誤りを検出できるが、実際には必ずしも使われていない。
 
1つのタイムスロット (TS16) は、呼の設定や切断を制御する[[信号 (電気通信)|信号]]規格用に予約されている。例えば[[チャネル連携信号]] (CAS) では、一連のビットで回線のオープン/クローズ(受話を持ち上げ、ダイヤルを回すといった操作)を複製したり、音声回線自体で伝送されるトーン信号を複製したりする。その後[[共通線信号]] (CCS) として[[ISDN]]と[[共通線信号No.7|No.7共通線信号方式]] (SS7) が普及している。これは発呼者ID、要求される転送型などの各種情報を短いメッセージに符号化して送信する。[[ISDN]]はローカルな電話交換やPBXなどでよく使われ、SS7はほとんど電話交換機間でのみ使われる。
 
[[北アメリカ]]で先行して開発された[[T回線]]システムとは異なり、各標本の8ビットは全てそれぞれの呼で利用可能である。このためE1回線はデータのやり取りをする際にも情報を失うことがない。