「ジャパニーズ・ウイスキー」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
32行目:
* キリンホールディングス(1ブランド):「富士」
 
なお日本洋酒酒造組合が定義を定める前から、本件を問題と考えていた日本国内の一部の蒸留所は、一部でも輸入原酒が使用されているウイスキーのラベル表記を「[[秩父]]ブレンデッド」から「ワールドブレンデッド」<ref>その他のワールドブレンデッドウイスキーとしてサントリーの「碧 AO」や[[キリンディスティラリー|キリン]]の「ロバートブラウン」および「陸」などが、ワールドヴァッデッドモルトウイスキーとしてニッカの「[[ニッカカフェモルト]]」や「ニッカセッション」(レギュラー商品ではない数量限定商品)などが存在する。</ref>に、「ブレンデッドジャパニーズウイスキー」を「ブレンデッドウイスキー」表記に改めるなどしていた。また、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)が一足早く2019年(令和元年)9月に、出展品にのみ適用される定義ではあるが「ジャパニーズウイスキー」の定義を発表していた。TWSCの定義では、日本国内で[[麹]]を除いた[[大麦]][[麦芽]]か天然由来の[[酵素]]で穀物を糖化して発酵、アルコール分95%未満で蒸留、木製の樽か容器で2年以上熟成したものを、作業国を問わずアルコール分40%以上でブレンドして瓶詰したもの(カラメル色素E150aによる着色は可)を「ジャパニーズウイスキー」と定義し、同条件で熟成が2年未満のものは「ジャパニーズニューメイクウイスキー」と定義した。そして上記の「ジャパニーズウイスキー」と外国産ウイスキーを日本国内でブレンドしてアルコール分40%以上で瓶詰めしたものを「ジャパンメイドウイスキー」として「ジャパニーズウイスキー」と区別して定義した<ref>[https://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/definition/ TWSCにおけるジャパニーズウイスキー等の定義について] 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション公式サイト(2020年12月12日閲覧)</ref><ref>[https://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/2019/wp-content/uploads/2019/09/TWSC_definition_japanesewhisky.pdf 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2020 ジャパニーズウイスキー等定義 一覧] 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション公式サイト</ref><ref>[https://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/definition_question/ TWSC2020 ジャパニーズウイスキー等の定義に関するQ&A] 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション公式サイト(2020年12月12日閲覧)</ref>。
 
== 種類とスタイル ==