「自由度」の版間の差分

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[[熱力学]]では、[[熱力学的平衡|平衡]]状態で自由にとることのできる[[状態変数]]の数を示す。
 
一般に、''C'' 成分 ''P'' [[相]]が平衡状態で存在する場合には、自由度 ''F'' は
一番簡単な 1 成分 1 相系では、自由度は 2。すなわち 2 個の状態変数([[温度]]と[[圧力]]、温度と[[体積]]、など)で状態を記述できる。
 
''C'' 成分 ''P'' [[相]]が平衡状態で存在する場合には、自由度 ''F'' は
 
:<math>F = C - P + 2</math>
 
なる(いう'''[[ギブズの相律]]'''と呼ばれる式で表される。この場合には、2 個の'''状態変数'''に加え、'''各成分の割合'''(から相の数を引いたもの)で状態を記述できる。
 
一番簡単な 例えば、純水が液相のみで存在する場合、1 成分 1 相系であることより、自由度は 2。すなわち 2 個の状態変数([[温度]]と[[圧力]]、温度と[[体積]]、など)で状態を記述できる。
 
== 統計学 ==