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なお、無塩せきの表示のある加工品は、塩せきの工程が全く行われていないという意味ではなく、塩せきの際に発色剤を用いていないという意味である<ref>[http://www.tohto-coop.or.jp/commodities/select100/story/product07.html 無えんせきハム・ウインナー]東都生活協同組合ホームページ</ref>。
「塩せき」をすべて漢字表記にしたものは「塩漬」である<ref>{{cite web|url=https://kanofarm.net/curing/|title= 塩せきとは|pubisherpublisher=鹿野ファーム|accessdate=2020-1-22}}</ref><ref>{{cite web|url=https://www.nipponham.co.jp/special/dictionary/ham_make/index.html|title= 加熱ハムの作り方 基礎講座|pubisherpublisher=日本ハム|accessdate=2020-1-22}}</ref>(「[[塩析]]」は別の用語であり誤記)。ただし、本来「漬」の音読みは「し」であり<ref>{{cite web|url=https://kotobank.jp/word/%E6%BC%AC-515272|title=漬|work=デジタル大辞泉|accessdate=2020-1-22}}</ref>、読み間違いが一般化したものと思われる。食品加工の研究者である磯部晶策によれば、食肉に塩水をインジェクション(注射)する行為と本来の塩漬(えんし)とを区別するために、前者を「塩せき」又は「えんせき」と呼ぶのではないかと述べている<ref>磯部晶策『食品を複眼で見る』シーズ・プランニング,2006年,pp.55-56</ref>。
== 塩抜き ==
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