「東京武蔵野シティFC」の版間の差分

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|特記事項 = 上記事項の出典:<ref>{{Cite web|url=https://www.npo-homepage.go.jp/Portal/corpDetail!show.action?no=013006320|title=NPO法人の詳細情報 武蔵野スポーツクラブ|work=全国特定非営利活動法人情報|publisher=[[内閣府]]政策統括官(経済社会システム担当)|date=2015-03-14|accessdate=2016-03-13}}</ref>
}}
{{mainSee also|横河電機サッカー部#歴史|東京武蔵野ユナイテッドFC#概要}}
[[1939年]]に創設された横河電機製作所(現・[[横河電機]])の社内同好会として発足した'''[[横河電機サッカー部]]'''を起源とする。2003年に横河電機の[[実業団]]チームという形態は残しつつ地域密着型のサッカークラブ・'''横河武蔵野フットボールクラブ'''(横河武蔵野FC)へと移行、2007年2月には運営母体を[[特定非営利活動法人]](NPO法人)に移管した。ホームスタジアムは[[武蔵野市立武蔵野陸上競技場]]、マスコットは[[こはな]]である
 
長らくノンプロリーグの最高峰である[[日本フットボールリーグ]] (JFL) で「[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]を目指さないサッカークラブ」として活動してきた<ref>{{Cite web|url=http://www.footballchannel.jp/2012/12/14/post692/|title=横河武蔵野FCが選択した「Jリーグを目指さない」という“灰色の路”|work=[[サッカー批評]]55号(フットボールチャンネル内)|publisher=[[双葉社]]|date=2012-12-14|accessdate=2016-3-13}}</ref>が、有力選手のJリーグクラブへの移籍で戦力が安定せず、さらに2014年の[[J3リーグ]]発足以降はその傾向が顕著になり、セレクションの受験人数も減少するなどの影響もあったことを踏まえ、Jリーグへ入会する方針に転換した。
 
しかし、2020年「地域に根ざし社会に貢献するサッカークラブという原点に立ちかえること」を理由に将来のJリーグ参入を断念し、ならびに現状の経営体制を一新し、地域の多世代が参加できる多目的の総合型地域スポーツクラブを目指すことを目的に、横河電機が出資する「しラグビーチームの[[横河武蔵野アトラツクラブ|ズ]]の運営母体でもある「[[一般社団法人]][[横河武蔵野スポーツクラブ]]」に段階的に運営を随時移管することを表明し、再度の方針転換を行った。
 
2021年1月15日、東京武蔵野シティFCの運営を将来的に担う予定となっている(一社)横河武蔵野スポーツクラブと[[東京ユナイテッドFC]]の運営団体である(一社)CLUB LB&BRBにおいて「クラブとそこに関わる方々の未来のみならず、日本のサッカー界の未来について」議論を行った結果、2つのクラブが提携を行い、トップチームの共同での運営を行うことを決断したことを明らかにした<ref name="tufc_20210115">{{Cite web |date= 2021-01-15|url= https://tokyo-united-fc.jp/news/club-2021-791|title= 横河武蔵野スポーツクラブとの提携に伴う サッカートップチームの共同運営にかかる新体制のお知らせ|publisher= 東京ユナイテッドFC|accessdate=2021-01-17}}</ref><ref name="sk_20210115">{{Cite news |和書|title= 東京武蔵野シティFCと東京ユナイテッドFCのトップチームが共同運営に 「東京武蔵野ユナイテッドFC」が誕生|newspaper= サッカーキング|date= 2021-01-15|author= |url= https://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20210115/1168089.html|accessdate=2021-01-17}}</ref><ref name="ゲキサカ_20210115">{{Cite news |和書|title= JFLの東京武蔵野シティがチーム名変更、「東京武蔵野ユナイテッド」に|newspaper= ゲキサカ|date= 2021-01-15|author= |url= https://web.gekisaka.jp/news/detail/?322318-322318-fl|accessdate=2021-01-17}}</ref>。具体的には、2022年に予定されていた(一社)横河武蔵野スポーツクラブへトップチーム運営移管を1年前倒しした上で、2つの一般社団法人が50%ずつを出資して「'''東京武蔵野ユナイテッドスポーツクラブ'''」という新しい運営会社を設立<ref name="tufc_20210115"/><ref name="sk_20210115"/>。新たなチーム名を「'''[[東京武蔵野ユナイテッドFC]]'''」と名付けた<ref name="tufc_20210115"/><ref name="sk_20210115"/>。この提携に伴い、[[東京都]][[武蔵野市]]からの東京都の東側と[[東京都]][[文京区]]を含む地域、いわゆる「'''東京のど真ん中(the Heart of Tokyo)'''」がホームタウンになる<ref name="tufc_20210115"/><ref name="sk_20210115"/><ref name="ゲキサカ_20210115"/>。
ホームスタジアムは[[武蔵野市立武蔵野陸上競技場]]、マスコットは[[こはな]]である。
 
=== トップチームの運営の共同化 ===
{{main|東京武蔵野ユナイテッドFC#概要}}
2021年1月15日、東京武蔵野シティFCの運営を将来的に担う予定となっている(一社)横河武蔵野スポーツクラブと[[東京ユナイテッドFC]]の運営団体である(一社)CLUB LB&BRBにおいて「クラブとそこに関わる方々の未来のみならず、日本のサッカー界の未来について」議論を行った結果、2つのクラブが提携を行い、トップチームの共同での運営を行うことを決断したことを明らかにした<ref name="tufc_20210115">{{Cite web |date= 2021-01-15|url= https://tokyo-united-fc.jp/news/club-2021-791|title= 横河武蔵野スポーツクラブとの提携に伴う サッカートップチームの共同運営にかかる新体制のお知らせ|publisher= 東京ユナイテッドFC|accessdate=2021-01-17}}</ref><ref name="sk_20210115">{{Cite news |和書|title= 東京武蔵野シティFCと東京ユナイテッドFCのトップチームが共同運営に 「東京武蔵野ユナイテッドFC」が誕生|newspaper= サッカーキング|date= 2021-01-15|author= |url= https://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20210115/1168089.html|accessdate=2021-01-17}}</ref><ref name="ゲキサカ_20210115">{{Cite news |和書|title= JFLの東京武蔵野シティがチーム名変更、「東京武蔵野ユナイテッド」に|newspaper= ゲキサカ|date= 2021-01-15|author= |url= https://web.gekisaka.jp/news/detail/?322318-322318-fl|accessdate=2021-01-17}}</ref>。その上で、チーム名を「'''東京武蔵野ユナイテッドFC'''」と名付けた<ref name="tufc_20210115"/><ref name="sk_20210115"/>。
 
また、この度の提携に伴い、2つの一般社団法人が50%ずつを出資して「'''東京武蔵野ユナイテッドスポーツクラブ'''」という新しい運営会社を設立した<ref name="tufc_20210115"/><ref name="sk_20210115"/>。
 
その2つのクラブの提携によって、[[東京都]][[武蔵野市]]からの東京都の東側と[[東京都]][[文京区]]を含む地域、いわゆる「'''東京のど真ん中(the Heart of Tokyo)'''」がホームタウンになる<ref name="tufc_20210115"/><ref name="sk_20210115"/><ref name="ゲキサカ_20210115"/>。
 
形式上は、横河武蔵野スポーツクラブのサッカー部および東京ユナイテッドFCの双方のトップチームの位置づけにはなるが、[[関東サッカーリーグ|関東1部リーグ]]所属の東京ユナイテッドFCについて「新たな運営体制のもと、地域に根差した完全なるアマチュア社会人チームとして生まれ変わり」との言及がなされていることを踏まえ、東京ユナイテッドFC側にとっては、関東1部リーグからJFLへの「事実上の昇格」ではないかとの言及もある<ref>{{Cite news |和書|title= 東京第4のJリーグクラブへ!東京ユナイテッド、横河武蔵野との提携でJFLに「飛び級」|newspaper= Qoly|date= 2021-01-15|author= 編集部O|url= https://qoly.jp/2021/01/15/tokyo-musashino-united-fc-oks-1|accessdate=2021-01-17}}</ref>。
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;2020年
:8月3日、「地域に根ざし社会に貢献するサッカークラブという原点に立ちかえること」を理由に将来のJリーグ参入を断念すること、ならびに現状の経営体制を一新し、地域の多世代が参加できる多目的の総合型地域スポーツクラブを目指すことを目的に、横河電機が出資しラグビーチームの[[横河武蔵野アトラスターズ]]の運営母体でもある「[[一般社団法人]]横河武蔵野スポーツクラブ」に運営を随時移管することを発表した<ref name="20200803リリース">{{Cite press release|url=https://www.tokyo-musashinocity.com/contents/332896|title=東京武蔵野シティフットボールクラブ運営法人の変更について|publisher=東京武蔵野シティフットボールクラブ|date=2020-08-03|accessdate=2020-08-03}}</ref>。この方針に合わせ、Jリーグに対し2020年7月31日付けでの百年構想クラブからの脱退届を提出、承認された<ref>{{Cite press release|url=https://www.jleague.jp/release/post-63944/|title=東京武蔵野シティFCのJリーグ百年構想クラブからの脱退について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2020-08-03|accessdate=2020-08-03}}</ref>。
:今後については、チーム運営とスムーズなチーム移管を考慮したうえで、まず2021年2月をめどに、育成型チーム(アカデミー)のU-15/U-18の運営のみ移管、社会人トップチームはJFLなどの承認手続きなどを踏むことを前提として2022年2月をめどに移管する予定としているが、引き続きトップチームはJFLを戦うことは変わらず、スポーツを通した社会貢献を通して地元に愛されるサッカークラブとして活動していくとしている(なお、育成型チームの「横河武蔵野FCサッカースクール」「横河武蔵野FCジュニア(U-12)」についてはすでに「横河武蔵野スポーツクラブ」に事業譲渡している)<ref name="20200803リリース"/>。
 
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** 優勝(1回):2020年
 
=== 個人 ===
* '''日本フットボールリーグ'''
** ベストイレブン
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*** 2019年 - [[水谷侑暉]]
 
== アカデミー ==
[[横河電機サッカー部|横河武蔵野FC]]時代の2015年までアカデミー(普及育成部門)は[[横河パイオニックス]]が運営していた。2016年2月1日よりユースおよびジュニアユースを[[特定非営利活動法人]]武蔵野スポーツクラブへ統合し、ユースをU-18、ジュニアユースをU-15としてトップチームと一体で運営することとなった<ref>{{Cite pressrelease|url=http://www.yokogawa-ypk.co.jp/soccer/news/?p=8838|title=ユース・ジュニアユース名称変更について|publisher=[[横河パイオニックス]]|date=2016-2-18|accessdate=2016-3-12}}</ref>。