「パラボラアンテナ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
CompChR (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
CompChR (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
50行目:
== トピック ==
* [[国立天文台]]などでは電波天文学の科学実験として[[中華鍋]]の放物面を利用したパラボラアンテナによるBS放送の受信実験を紹介している<ref>[https://www.nao.ac.jp/contents/naoj-news/almar/data/almar03.pdf 「アルマーの冒険」第3回]、国立天文台、2019年10月8日閲覧。</ref>。
* [[2007年]][[9月22日]]に容疑者が逮捕された[[ネットオークション]]詐欺事件で、容疑者が「[[アルミ箔]]で作った直径30センチ程度のパラボラアンテナ」を使って、他の家庭やオフィスにある[[ルーター]]の[[無線LAN]]を捕らえて、[[インターネット]]にアクセスすることでIPアドレスから個人が特定されにくいようにしていたとみられることが報じられた。なお、こうしたパラボラアンテナやこれに類似した形状の金属製ボウルなどの構造物で自分自身や同居者が運用している無線LANや、携帯用無線4Gなどのキャリア通信<ref>ただし、キャリア通信が利用して周波数を割り当てられてが比較的低場合にはテレビの地上デジタル放送をパラボラアンテナで受信する場合に近い条件周波数がそれほど変わらため、必要なアンテナが巨大になるので現実的ではなく、比較的高い周波数で送受信する場合のみ有効</ref>の受信強度を改善するテクニック自体はそれほど珍しくない。
* [[地上デジタル放送]]を受信する、ほぼ水平な向きを向いたパラボラアンテナもあり、ケーブルテレビの受信所やテレビ局の中継局で親局からの受信のために用いている他、電気工事の会社がデモとして設置する事例がある。パラボラアンテナは指向性が極端に強いため、[[スピルオーバー]]潰し(=デジタルテレビの地上波に見られる作為的な混信)や[[異常伝幡]]などによる混信を八木アンテナを水平[[スタック]]にするよりも強力に抑制できる。しかし、パラボラアンテナは受信する電波の波長が長いほど出力性能が低下し、安定受信のために必要なサイズが大きくなるため、BSと比べて波長が15倍以上長い地上波のパラボラアンテナは費用面・サイズ・質量面において、個人にとっては極めてハードルが高い。
 
== パラボラを応用した機器 ==