「利用者:08-DYI/下書き3」の版間の差分

m
編集の要約なし
m
タグ: 差し戻し済み
m
タグ: 差し戻し済み
 
==== 財政の逼迫と議会との関係悪化 ====
ジェームス1世は、スコットランド王としてもイングランド王としても弱体な権力基盤の上に君臨していたため、自己の味方を増やそうと有力貴族たちに気前良く恩賜を授け、多額な金品を支出した。さらに王妃アンの浪費(後述)によって国家財政は逼迫してしまうことになった。このため、国王大権をもって議会に諮らずに、[[関税]]を大商人たちに請け負わせる契約(「大請負」)を締結して、議会との対立を深めた。1610年にソールズベリー伯が財政再建策として[[大契約]]を議会に提出、議会は1度は同意したが、議会側は国王が絶対王政に走るのではないかとの疑いから、廃案となった(2年後の[[1612年]]にソールズベリー伯は死去){{sfn|松村赳|富田虎男|2000|p=369}}{{sfn|今井宏|1990|p=153-155}}{{sfn|塚田富治|2001|p=38-44}}{{sfn|木村俊道|2003|p=187-188}}{{sfn|君塚直隆|2015|p=8-9}}{{sfn|酒井重喜|1989|p=41-63}}。
 
危機的な王庫の困窮を少しでも緩和するため、1611年にはアイルランド北部アルスター地方の植民者を守り、アイルランド人の反乱に備える軍隊の費用を捻出するため、購入が可能な新位階としてイングランド[[準男爵]]位を創設した。[[1619年]]にはアイルランドでも販売を開始した(ジェームズ1世の崩御後にはスコットランドでも準男爵の販売が開始される){{sfn|松村赳|富田虎男|2000|p=57}}。
* 森護『スコットランド王室史話』大修館書店、1988年。
* [[大江一道]]『世界と日本の歴史⑥』[[大月書店]]、1988年。
* [[酒井重喜]]『近代イギリス財政史研究』[[ミネルヴァ書房]]、1989年。
* [[今井宏 (歴史学者)|今井宏]]編『世界歴史大系 イギリス史2 -近世-』[[山川出版社]]、1990年。
* [[塚田富治]]『イギリス思想叢書2 ベイコン』[[研究社|研究社出版]]、1996年。
* [[竹田いさみ]]『世界史をつくった海賊』[[筑摩書房]]([[ちくま新書]])、2011年。
* 『ベーコン 随筆集』[[成田成寿]]訳、中央公論新社([[中公クラシックス]])、2014年。
* [[小林麻衣子]]『近世スコットランドの王権 <small>-ジェイムズ六世と「君主の鑑」-</small>』[[ミネルヴァ書房]]、2014年。
* [[岩井淳 (歴史学者)|岩井淳]]『ピューリタン革命の世界史 <small>―国際関係のなかの千年王国論―</small>』ミネルヴァ書房、2015年。
* [[君塚直隆]]『物語 イギリスの歴史(下) <small>清教徒・名誉革命からエリザベス2世まで</small>』中央公論新社(中公新書)、2015年。