「悪魔城ドラキュラ 漆黒たる前奏曲」の版間の差分

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| Genre = [[アクションゲーム|横スクロールアクション]]
| Plat = [[ゲームボーイ]]
| Dev = [[コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ|KCEコナミコンピュータエンタテインメント名古屋]]
| Pub = [[コナミデジタルエンタテインメント|コナミ]]
| distributor =
『'''悪魔城ドラキュラ 漆黒たる前奏曲'''』(あくまじょうドラキュラ ダークナイト プレリュード、英題: ''[[:en:Castlevania Legends|Castlevania Legends]]'')は、[[1997年]][[11月27日]]に日本の[[コナミデジタルエンタテインメント|コナミ]]から発売された[[ゲームボーイ]]用[[アクションゲーム|横スクロールアクションゲーム]]。
 
同社による[[ゴシック]][[ホラー]]アクションゲーム『[[悪魔城ドラキュラ]]シリーズのゲームボーイ用ソフト3作目。主人公は、シリーズ初の女性主人公となる17歳少女ソニア・ベルモンド<ref group="注釈">それまでのシリーズにもゲーム途中で使用可能になり選択して使える女性プレイキャラクターはいたが、単独女性主人公はソニアが初である。</ref>。ヴァンパイアハンターのソニアを操作し、亡き祖父の仇討ちとして鞭を武器に怪物が巣食う悪魔城に乗り込み魔王ドラキュラ伯爵す事を目的としていするステージクリア型アクション(ステージ内には多少の分岐要素もあ無敵能力「バーニングモード」や精霊の力の「ソウルウェポン」などのという新要素追加されている事おり、アイテム収集によってエンディング特徴変化するマルチエンディング方式。キャッチコピーは「ドラキュラの歴史、今ここに始まる。」
 
単色ゲームボーイであるが、対応している[[スーパーファミコン]]用周辺機器の[[スーパーゲームボーイ]]だと画面は13色カラーになり独自のピクチャーフレームが付く。開発は[[コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ|コナミコンピュータエンタテインメント名古屋]]が行い、プロデューサーは『[[アウトバースト]]』([[1993年]])を手掛けた福井博幸、ディレクターは『[[がんばれゴエモン 黒船党の謎]]』(1997年)を手掛けた山下幸紀、音楽は『がんばれゴエモン 黒船党の謎』を手掛けた岡田蘭および岩田陽一が担当している
 
== ゲーム内容 ==
''「[[悪魔城ドラキュラ]]」および「[[ドラキュラ伝説]]」「[[ドラキュラ伝説II]]」の項のゲームシステムに関する記述も参照''
 
基本的なシステムはゲームボーイ版の前作『ドラキュラ伝説』1・2両作を踏襲している2D横スクロールのステージクリア型アクションであり、特徴だったロープにつかまっての上下移動や、鞭が2段階パワーアップで火球が発射されるなどが引き継がれている。本作ではしゃがみ歩きも可能である。
主人公は、シリーズ初の女性主人公となる17歳の少女ソニア・ベルモンド<ref group="注釈">それまでのシリーズにもゲーム途中で使用可能になり選択して使える女性プレイキャラクターはいたが、単独女性主人公はソニアが初である。</ref>。ソニアがヴァンパイアハンターとして、鞭を武器にモンスターが巣食う悪魔城に乗り込み、魔王ドラキュラ伯爵打倒に立ち向かう2D横スクロールのステージクリア型アクション。本作のシステム的な特徴としては、一定時間無敵状態になってパワーアップする「バーニングモード」と、精霊の力をサブウェポンとして使用する「ソウルウェポン」があり、ステージ内には多少の分岐もあってトラップ部屋や隠しステージなどもあり、コレクションアイテムの収集によってエンディングが変化するマルチエンディング方式が採用されている。キャッチコピーは、「ドラキュラの歴史、今ここに始まる。」。[[スーパーファミコン]]用の周辺機器の[[スーパーゲームボーイ]]に対応しており、スーパーゲームボーイでプレイすると画面は13色カラーになって独自のピクチャーフレームが付く。
 
基本的なシステムはゲームボーイ版の前作『ドラキュラ伝説』1・2両作を踏襲しており、特徴だったロープにつかまっての上下移動や、鞭が2段階パワーアップで火球が発射されるなどが引き継がれている。本作ではしゃがみ歩きも可能である。ステージ数は全6面で<ref group="注釈">ステージ5の途中にある6番目の隠しステージは行かなくてもゲームクリアできる。</ref>、1つのステージが前作より長めに作られている。本作は『[[悪魔城ドラキュラXX]]』のようなちょっとしたステージ探索要素持っており、ステージ内には分かれ道があってルートが分岐しているところもある。隠しステージやトラップ部屋もある。そしてステージのどこかにあるコレクションアイテム(シリーズ定番伝統のサブウェポンとなるコレクションアイテムを集めることでエンディング内容が分岐変化する。
 
ソニアの基本武器はシリーズ伝統の鞭だが、サブウェポンは精霊の力をサブウェポンとして使う「ソウルウェポン」となっており、ソニアが一定時間無敵状態になってパワーアップする「バーニングモード」と共に本作のシステム的な特徴となっている。
=== ゲームモード ===
ゲームスタート時にゲームセレクトとして難易度を「スタンダードモード」か「ライトモード」か選べる。スタンダードモードは標準で、ライトモードは鞭が2段階パワーアップした状態でスタートする。本作には得点という要素はないが、クリアするまでに倒した敵の数がエンディングで「HIT SCORE」として表示される(HIT SCOREはセーブされない)。ゲーム途中から再開してプレイする場合は、前作はパスワード方式だったが、本作にはバッテリーバックアップが搭載されセーブ・ロード機能が付いている。セーブはステージ間でのみ可能。
 
'''バーニングモード'''は、ソニアの潜在能力を引き出す特殊能力で、体力ゲージの下のバーニングゲージを消費することで発動できる。発動中は一定時間無敵状態になってダメージを受けなくなり、攻撃力・移動スピード・ジャンプ力といったソニアの身体能力が2倍になる。発動後は、次のステージに行くか、ミスしてリスタートになるまで再使用できない。
 
'''ソウルウェポン'''は、本作でのサブウェポンに相当し、精霊の力を借りるという魔法のようなものになっている。道中でアイテムとして任意に取得するのではなく、ステージボスを倒していくことで解放され自動的に追加されていく。ハートを消費して使用するのは従来通り。攻撃や回復など5種類あり、風、水、炎、聖、魔の順で入手できる(魔は隠しウェポン)。セレクトボタンで表示される特殊アイテム画面で選択して随時切り替え可能。
 
=== ゲームモード ===
ゲームスタート時にゲームセレクトとして難易度を「スタンダードモード」か「ライトモード」か選べる。スタンダードモードは標準で、ライトモードは鞭が2段階パワーアップした状態でスタートする。本作には得点という要素はないが、クリアするまでに倒した敵の数がエンディングで「HIT SCORE」として表示される(HIT SCOREはセーブされない)。ゲーム途中から再開してプレイする場合は、前作はパスワード方式だったが、本作にはバッテリーバックアップが搭載されセーブ・ロード機能が付いている。セーブはステージ間でのみ可能。
 
=== アイテム ===
 
=== 世界観 ===
本作のストーリーは、発売当時は悪魔城ドラキュラシリーズ最古であり<ref group="注釈">本作のパッケージ箱裏より。「今明かされるドラキュラ伝説の過去」とも書かれている。<ref>本作のパッケージ箱裏より</ref>、「ドラキュラの歴史の全てはここから始まっていく」<ref>「コナミマガジン」(コナミが発行していた無料情報誌)VOL.4より</ref>という触れ込みで発売された。インターネットのサイトでは1999年に作成された悪魔城ドラキュラシリーズサイトの作品ストーリー年表には本作も記載されていたが、2005年に作成されたシリーズサイトの作品ストーリー年表ページには記載されていない<ref group="注釈">シリーズ作品紹介ページでは本作も紹介されている。</ref><ref group="注釈">ゲーム誌「[[ゲームサイド]]」2009年2月号では、Wii用ソフト『[[悪魔城ドラキュラ ジャッジメント]]』([[2009年]])の[[五十嵐孝司]]プロデューサー(本作の開発スタッフではない)は、本作のストーリーについて「パラレルワールドという解釈でいいのでしょうか?」と聞かれ「そのような解釈でいいと思います」と返答している</ref>
 
インターネットのサイトでは、1999年に作成された悪魔城ドラキュラシリーズサイト「悪魔城ドラキュラの世界」の作品ストーリー年表には本作も記載されており、2005年に作成されたシリーズサイトの作品ストーリー年表ページには記載されていないがシリーズ作品紹介ページには記載されている<ref group="注釈">なおゲーム誌「[[ゲームサイド]]」2009年2月号では、[[Wii]]用3D対戦アクション『[[悪魔城ドラキュラ ジャッジメント]]』([[2009年]])の記事においてそのプロデューサー[[五十嵐孝司]](漆黒たる前奏曲の開発スタッフではない)は、本作のストーリーについて「パラレルワールドという解釈でいいのでしょうか?」と聞かれ「そのような解釈でいいと思います」と返答している。</ref>。
 
=== ステージ構成 ===
*ゲーム誌『[[ファミ通]]』の「[[クロスレビュー]]」では合計20点(満40点)<ref name="famitsu">{{Cite web |date= |url= http://www.famitsu.com/cominy/?m=pc&a=page_h_title&title_id=21065 |title= 悪魔城ドラキュラ 〜漆黒たる前奏曲〜 まとめ <nowiki>[ゲームボーイ]</nowiki> |website= [[ファミ通|ファミ通.com]] |publisher= [[KADOKAWA|KADOKAWA CORPORATION]] |accessdate= 2021-02-07}}</ref>となっている。
 
*本作は既に[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]などの次世代機が存在する時代に、ゲームボーイという低性能ハードの制約もあってゲームグラフィックは拙くサブウェポンはソウルウェポンになっておりまた十字架や聖水はグラフィックがあるだけで使えない<ref group="注釈">前々作『[[ドラキュラ伝説]]』([[1989年]])においても使用不可であったが前作『[[ドラキュラ伝説II]]』([[1991年]])では2つだけ使用可能であった。</ref>。主人公ソニアが強すぎてゲームの難易度は低く簡単で<ref group="注釈">敵から受けるダメージが小さくゴリ押しでもボスを秒殺できる上、無敵能力のバーニングモードがゲーム難易度を押し下げている。</ref>、『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』では「今でいうコンシューマゲームを無理にアプリにした感じだった。やりごたえという点で不満の声は多かった」と記載している{{Sfn|懐かしゲームボーイパーフェクトガイド|2017|p=19}}。
 
*ゲーム本『ゲームボーイパーフェクトカタログ』では、「強力なバーニングモードシステムでパワフルに敵を倒せるのが快感だ」と肯定的に評価している{{Sfn|前田尋之|2018|p=125|ps= - 「Chapter 2 ゲームボーイソフトソフトオールカタログ 1997年」より}}。
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