「トウノウネコノメ」の版間の差分

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[[根出葉]]は扇形から円形で、長さ5-8mm、幅-10mm、縁に円い鋸歯があり、[[葉柄]]は長さ9-15mmになる。花茎は高さ3-8cmになり、白色の長い剛毛またはまばらな毛が生える。茎[[葉]]は1-2対が対生し、葉身は長さ2-7mm、幅4-10mm、葉柄は長さ3-8mmになる。苞葉は緑色で径2-6mm、扇形または倒卵状扇形で、基部はくさび形、両側に1-3個の鋸歯がある<ref name="Kadota" /><ref name="H.Ohashi" /><ref name="APG50" />。
 
花期は3月-4月上旬。[[花]]は直径3.5-3.8mm。[[萼]]裂片は4個あり、裂片は直立し、先端は切形、黄緑色から鮮黄色で、萼裂片の外側は無毛。[[雄蕊]]は8個あり、長さ2.7-2.8mm、ふつう萼片より短いことはなく、萼片から突き出る。葯は黄色で長さ0.7mm。[[雌蕊|花柱]]は開花期に直立し、長さ1.4-1.8mm。[[果実]]は蒴果で、2個の残存花柱心皮はわずかに大きさが異なり、50-80度の角度で斜上する。[[種子]]は卵形体で長さ約0.5mm、12条の縦稜に棒状の小さな突起がならぶ。[[染色体数]]は2n=24<ref name="Kadota" /><ref name="H.Ohashi" /><ref name="APG50" />。
 
== 分布と生育環境 ==
下位分類として[[変種]]に'''ヤマシロネコノメ'''(山城猫の目、{{Snamei|Chrysosplenium pseudopilosum}} Wakab. et Hir.Takah. var. {{Snamei|divaricatistylosum}} Wakab. et Hir.Takah. (1999) <ref name="YList2">[http://ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=21912 ヤマシロネコノメ]、米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)</ref>)がある<ref name="Kadota" /><ref name="H.Ohashi" /><ref name="APG50" />。基本種との違いは、花がやや大きいこと、萼裂片の外側は有毛であること、2個の残存花柱は広角度で開出すること等である<ref name="APG50" />。
 
根出葉は長さ7-10mm、幅7-12mm、円い鋸歯があり、葉柄は長さ12-20mmになる。花茎は高さ2-11cmになり、白い長軟毛が生える。茎葉は対生し、葉身は長さ3-9mm、幅4-12mm、葉柄は長さ3-10mmになる。苞葉は径2-7mm。花期は3-5月。花は直径約4.6mmで、萼裂片は黄緑色から黄色で、4個が直立し、裂片の外側に毛が散在する。雄蕊は8個で、萼から突出する。葯は黄色。果実は蒴果で2個の残存花柱心皮はわずかに大きさが異なり、140-180度の広角度で斜上する。種子は卵形体で長さ約0.5mm、12条の縦稜に半円形のいぼ状の小さな突起がならぶ。染色体数は2n=25、29。[[京都市]]北部および南西部に分布し、山地の谷沿いに生育する<ref name="Kadota" /><ref name="H.Ohashi" /><ref name="APG50" />。1999年に若林三千男および高橋弘によって新変種として、基本種とともに記載された<ref name="APG50" />。
 
== 分類 ==