「タバコモザイクウイルス」の版間の差分

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[[1935年]]には[[ウェンデル・スタンリー]]がこのウイルスの[[電子顕微鏡]]観察のために[[結晶]]化に成功し、結晶化後も活性を失わないことを示した。ウイルスは生物というより物質に近いことが明らかになり、彼はこの業績により[[1946年]]度[[ノーベル化学賞]]を授与された。
 
[[1955年]]、H.フレンケル=コンラートとロブリー・ウィリアムズにより、精製されたTMVの[[リボ核酸|RNA]]と、それを包む[[カプシド]](コート)[[タンパク質]]が自動的に結合してウイルスとして機能することが示され、これが最も安定な構造([[自由エネルギー]]が最低)であることが明らかになった。宿主細胞内でもこのメカニズムにより会合が起こると考えられる。
 
結晶学者[[ロザリンド・フランクリン]]はスタンリーのもとで[[X線回折]]による研究を行い、後にTMVの模型を造った([[1958年]])。彼女はTMVが中空で中に1本鎖のRNAが入っていると想像したが、それが正しいことは彼女の死後証明された。
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