「ペール・ギュント」の版間の差分

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劇音楽は後に同じくノルウェーの作曲家[[ハラール・セーヴェルー]]も作曲している(同様に2つの組曲が編まれた)。また、ドイツの作曲家[[ヴェルナー・エック]]がこの戯曲を[[オペラ]]化、[[アルフレート・シュニトケ]]が[[バレエ音楽]]を作曲している。
 
== 登場人物 ==
*ペール
*オーセ - ペールの母
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*ボタン職人
 
== あらすじ ==
落ちぶれた豪農の息子で、母と共に暮らしている夢見がちな男ペール・ギュントは、かつての恋人イングリを結婚式から奪取して逃亡する。しかしイングリに飽きたら彼女を捨て、[[トロール|トロル]]の娘と婚礼寸前まで行くが逃げ出す。純情な女ソルヴェイと恋に落ちるが、彼女を待たせたまま放浪の旅に出る。山師のようなことをやって金を儲けては無一文になったり、[[精神病院]]で[[皇帝]]になったり遍歴した後に老いて帰郷する。死を意識しながら故郷を散策していると、ボタン職人と出会うが、彼は天国に行くような大の善人でもなく地獄に行くほどの大悪党でもない「中庸」の人間をボタンに溶かし込む役割の職人だった。「末路がボタン」というのだけは御免だと、ペール・ギュントは善悪を問わず自分が中庸ではなかったことを証明しようと駆けずり回るが、トロルの王も「やせた男」もそれを証明してくれなかった。彼は最後の証人として会ったソルヴェイに[[子守唄]]を歌ってもらいながら永眠する。
 
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*[[毛利三弥]]訳『ペール・ギュント』論創社 2006年もある。
 
== 関連項目 ==
*[[レーゼドラマ]]
*[[ペール・ギュント (グリーグ)]]
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*[[アニトラ]]
 
== 外部リンク ==
{{Commonscat|Peer Gynt}}
*[https://web.archive.org/web/20040812150027/http://www.sm.rim.or.jp/~osawa/AGG/PeerGynt/index.html 楠山正雄訳 ペール・ギュント] - [[物語倶楽部]]の[[インターネットアーカイブ]]。
*[http://www.pg2015.jp/ 舞台「ペール・ギュント」]