「尺」の版間の差分

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→‎中国の尺: 出典を示す。十二律の黄鐘をオウシキと読むのは日本の場合のみ。
(享保尺、折衷尺)
(→‎中国の尺: 出典を示す。十二律の黄鐘をオウシキと読むのは日本の場合のみ。)
身体尺は人によって長さが異なるので、後の時代に一定の長さを1尺とする'''公定尺'''を定めるようになった。しかし、公定尺は時代を下るにつれて長くなっていた。これは民間で使われる単位が長くなっていったため、時の政権もそれを追認する形で公定尺を改訂したものである。尺の長さを長くすることで尺を基準にして納める税(反物など)がより多くとれるからとする説もある。
 
尺という単位は古代[[中国]]の[[殷]]の時代には既にあったとされている。古代中国『[[漢書]]』律暦志では音階の基本音([[十二律|黄鐘(おうしき))]])を出す音の笛に、粒が均一な秬黍(くろきび)90粒を並べ、その1粒分の長さを分(ぶ)と定めた義している<ref>[[s:zh:漢書/卷021|『漢書』律暦志]]「以子穀秬黍中者、一黍之広、度之九十分、黄鐘之長。一為一分、十分為寸、十寸為尺、十尺為丈、十丈為引、而五度審矣。」</ref><ref name="iwate">[http://www2.pref.iwate.jp/~hp2088/park/kikaku/44th_doryokou.html 第44回・企画展「度量衡と交易」 ~長さ・容積・重さをはかる~] 岩手県立農業博物館、2020年2月8日閲覧。</ref>。そして10分を1寸、10寸を1尺とし、する。当時の1尺の長さは23cm程度だったとされる<ref name="iwate" />。
 
古代の1尺の長さは正確にはわからないが、出土文物からの推測では、戦国から秦にかけての1尺は23cm前後であった。漢代でもあまり変わらず、23-24cm程度であった。文献によると周の尺はその8割ほどの長さ(約20cm)であった<ref>『[[説文解字]]』夫部「夫、丈夫也。从大、一以象簪也。周制以八寸為尺、十尺為丈。人長八尺、故曰丈夫。」</ref>。