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{{Portal クラシック音楽}}
'''トリオ・ソナタ'''({{lang-en-short|trio sonata}}、{{lang-
旋律楽器は、[[ヴァイオリン]]2挺が多く用いられる他、[[リコーダー]]、[[フルート]]、[[オーボエ]]などの旋律楽器を各種組み合わせたものも多い。[[ヴィオラ・ダ・ガンバ]]のような中低音楽器を用いた例も見られる。[[ヨハン・ゼバスティアン・バッハ|バッハ]]の 《[[音楽の捧げもの]]》 の有名なトリオ・ソナタではヴァイオリンとフルートが用いられている。
またバッハは、[[オルガン]]のために[[6つのトリオ・ソナタ]]を作曲し([[バッハ作品主題目録番号|BWV]] 525-530)、3つの声部を右手、左手、ペダルに割り振り、一つの楽器にまとめて演奏させている(近年では、この作品を通常のトリオ・ソナタの編成に編曲して演奏することも人気がある)。
* [[アルカンジェロ・コレッリ|コレッリ]]の作品1~作品4の48曲のトリオソナタは、殆どが2挺のヴァイオリンと通奏低音のために書かれている。これらはトリオソナタの教科書的な存在で、[[ヨーロッパ]]各国の作曲家に多大な影響を与えた。
* [[ディートリヒ・ブクステフーデ|ブクステフーデ]]の 《6つのトリオ・ソナタ》 作品1と 《7つのトリオ・ソナタ》 作品2は、この二つだけが作曲者の生前に出版された。
* [[ヨハン・パッヘルベル|パッヘルベル]]の 《音楽の歓び ''Musikalische Ergötzung''》 は、[[スコルダトゥーラ]]された2つのヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ集(6曲)である。
*[[アントニオ・ヴィヴァルディ|ヴィヴァルディ]]の《[[
* [[ヤン・ディスマス・ゼレンカ|ゼレンカ]]の 《ソナタ集》 ZWV181は、オーボエと[[ファゴット]]、通奏低音のための曲集で、オーボエが2本使われカルテット・ソナタになることもある。ファゴットに超絶技巧が要求されるなど、難度が高い作品集である。
* [[ゲオルク・フィリップ・テレマン|テレマン]]は種々の楽器編成による多数のトリオ・ソナタを残しているが、そのなかでも室内楽曲集 「音楽の練習帳」 には旋律楽器+チェンバロ+通奏低音という編成の作品が4曲含まれている。
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