「Slurm Workload Manager」の版間の差分

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| 最新評価版 = 19.05.0.0pre1
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| プログラミング言語 = [[C (programming language)|C]]
| 対応OS = [[Linux]]、[[Berkeley Software Distribution|BSDs]]
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| ライセンス = [[GNU General Public License]]
| 公式サイト = {{URL|https://www.schedmd.com/}}
}}
}}'''Slurm Workload Manager'''(旧称:Simple Linux Utility for Resource Management、SLURM)または'''Slurm'''は、[[Linux]]および[[Unix系]]の[[カーネル]]のための[[FLOSS|フリーでオープンソース]]な[[ジョブ管理システム|ジョブスケジューラー]]である。世界中の多くの[[スーパーコンピュータ|スーパーコンピューター]]や[[コンピュータ・クラスター|コンピュータークラスタ]]で使用されている。Slurmは3つの主要な機能を提供している。1番目は、計算を実行するユーザーに対してリソース(コンピューターノード)への排他的・非排他的なアクセスを割り当てる機能である。2番目は、割り当てられたノードの集合上でのジョブの開始、実行、モニタリング([[MPI]]などの並列ジョブでよく使用される)を行う機能である。3番目は、待機中のジョブのキューを管理することで、リソースへの競合を解決する機能である。
 
}}'''Slurm Workload Manager'''(旧称:Simple Linux Utility for Resource Management、SLURM)または'''Slurm'''は、[[Linux]]および[[Unix系]]の[[カーネル]]のための[[FLOSS|フリーでオープンソース]]な[[ジョブ管理システム|ジョブスケジューラー]]である。世界中の多くの[[スーパーコンピュータ|スーパーコンピューター]]や[[コンピュータ・クラスター|コンピュータークラスタ]]で使用されている。Slurmは3つの主要な機能を提供している。1番目は、計算を実行するユーザーに対してリソース(コンピューターノード)への排他的・非排他的なアクセスを割り当てる機能である。2番目は、割り当てられたノードの集合上でのジョブの開始、実行、モニタリング([[MPI]]などの並列ジョブでよく使用される)を行う機能である。3番目は、待機中のジョブのキューを管理することで、リソースへの競合を解決する機能である。
 
Slurmは、[[TOP500]]の約60%のスーパーコンピューターでワークロードマネージャーとして使用されている。これには、2016年まで世界最速だった[[天河二号|Tianhe-2]]が含まれる<ref>{{Cite web |url=https://hpcc.usc.edu/support/documentation/slurm/ |title=USC University of Southern California Center for High-Performance Computing|accessdate=2019-03-30}}</ref>。