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[[File:Elbphilharmonie Richtfest 2010a.jpg
[[File:Rejsegilde.jpg|thumb|250px|デンマークの上棟式(rejsegilde)、常緑樹の葉で作った飾りや旗を屋根に飾る]]
'''トッピング・アウト'''(Topping out)は、[[イギリス]]や[[アメリカ合衆国]]でも、建物の建設の際に、主要構造を完成させた時点で式典を行うことがある。
==概要==
一般的には、最後の[[梁]]を建物の最上部に設置して[[屋根]]を完成させる際に行われ、梁に大工や建築主らが[[署名]]した後、梁を屋根に引き上げて固定し、その上に[[常緑樹]]の葉や枝で作った飾りや[[旗]]などを設置し、その後は一同で飲食を行う。
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常緑樹には、成長や幸運を祈る意味合いがある。
 
==== 鉄筋コンクリート ====
式典には建設作業員や建設会社幹部、建築家、建物の所有者が集まり、[[超高層ビル]]など大きな建物の場合は[[市長]]などの[[政治家]]や地元の[[名士]]なども招かれ[[メディア]]などにも公開される。
[[File:Elbphilharmonie Richtfest 2010a.jpg|thumb|250px|鉄筋コンクリートのトッピング・アウト]]
[[鉄筋コンクリート]]造のビルの場合でも、主要な構造ができあがった時期に行われることがある。式典には建設作業員や建設会社幹部、建築家、建物の所有者が集まり、[[超高層ビル]]など大きな建物の場合は[[市長]]などの[[政治家]]や地元の[[名士]]なども招かれ[[メディア]]などにも公開される<ref>[https://www.nytimes.com/1984/10/21/realestate/the-hoary-tradition-of-topping-out.html The Hoary Tradition of Topping Out] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20170109184143/http://www.nytimes.com/1984/10/21/realestate/the-hoary-tradition-of-topping-out.html |date=2017-01-09 }}. ''The New York Times'', 21 October 1984.</ref>。
 
 
==由来==
元々は、古代の[[スカンジナビア]]で木造建築を作る際、木の霊を鎮めるために行われた宗教儀式であり、ノルマン人の進出とともに各地に伝わった。