「阪神タイガースの歌」の版間の差分

| Recorded = 1936年2月21日<ref name="columbia" />

| Label = [[日本コロムビア|日本蓄音器商会（コロムビア）]]（A-305）

[[1935年]]（昭和10年）末の大阪タイガース創立に合わせて作られ、翌年[[3月25日]]に[[甲子園会館|甲子園ホテル]]で開かれたチームの激励会で初披露された<ref name="kobe_990221">「関西発レコード120年 第8部・総集編（7）六甲おろし」『神戸新聞』1999年2月21日付朝刊、17面。</ref><ref name="daily030330columbia">[https://web.archive.org/web/20040909091650/http://www.geocities.jp/a1894m2632/daily.htm 大阪タイガースの歌が復活]、[[デイリースポーツ]]、2003年3月30日。</ref>。また、出席した二百人程度の関係者（在阪の知名士）には[[奥山貞吉]]の編曲、[[中野忠晴]]とコロムビア合唱団の歌によるレコード（[[日本コロムビア|日本蓄音器商会（コロムビア）]]に製造を委託したプライベート盤、レコード番号はA-305）が配布された<ref name="kobe_990221" /><ref name="daily030330columbia" />。一般流通はせず、製造枚数は200〜300枚と推定される<ref name="kobe_990221" /><ref name="daily030330" /><ref>「あ・ん 元祖『六甲おろし』」『神戸新聞』2003年9月15日付朝刊、6面。</ref>。このレコードのB面はコロムビア管弦楽団の演奏による[[器楽曲|インストゥルメンタル]]「大阪タイガース行進曲」で、一部に「大阪タイガースの歌」と同じメロディが使われていた<ref name="kobe_990221" />。このレコードは、製造した日本蓄音器商会の後身である[[日本コロムビア]]<ref name="daily030330columbia" />や球団事務所<ref name="daily030330columbia" />・ラジオ局<ref name="kobe_990221" />にも保管されていなかったが、[[1999年]]（[[平成]]11年）にレコードコレクターが所有している盤をもとにして[[神戸新聞]]の記事で紹介された<ref name="kobe_990221" />。その後、コレクターからの提供によって復刻され、[[2003年]]（[[平成]]15年）に[[アルバム|アルバムCD]]『阪神タイガース 選手別応援歌 2003』に収録された<ref name="daily030330" />。なお、現行版に至るまでの作詞には紆余曲折があり、そのうちの初稿版は[[藍川由美]]が歌っている（アーティストを参照）。