「弦楽四重奏曲第3番 (ショスタコーヴィチ)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m Botによる: {{Normdaten}}を追加
全体的な加筆
1行目:
{{Portal クラシック音楽}}
'''弦楽四重奏曲第3番[[ ヘ長調]]''' [[作品番号|作品73]]73''' は、[[ドミートリイ・ショスタコーヴィチ]]が[[1946年]]に作曲した3番目の[[弦楽四重奏曲]]。同年[[12月16日]]に[[モスクワ]]で{{仮リンク|ベートーヴェン弦楽四重奏団|en|Beethoven Quartet}}によって初演され、彼らに献呈された
 
==概要 曲の特徴 ==
弦楽四重奏曲第本作の3番は[[1946]]に作曲され、同年の[[12月16日]]に[[モスクワ]]で[[ベートーヴェン弦楽四重奏団]]によって初演された。この曲は彼らに献呈されている。なお[[弦楽四重奏交響曲第28番 (ショスタコーヴィチ)|弦楽四重奏交響曲第28 ハ短調]]から』(作品65)、1年前に作曲された『[[弦楽四重奏交響曲第149番 (ショスタコーヴィチ)|交響曲149 変ホ長調]]までは全て彼らによって初演されてい』(作品70)との類似点がある。
 
==曲の特徴==
この曲の3年前に作曲した[[交響曲第8番 (ショスタコーヴィチ)|交響曲第8番]]、1年前に作曲した[[交響曲第9番 (ショスタコーヴィチ)|交響曲第9番]]との類似点がある。
楽章数が5つであることは両曲と共通しており、第1楽章の滑稽な感じは交響曲第9番の第1楽章と共通しており、第2楽章が「冷笑的」と形容されることのある舞曲であること、第4楽章が[[パッサカリア]]で、第5楽章がアンチクライマックス的な音楽であることは交響曲第8番と共通している。
 
また、本作は[[ルドルフ・バルシャイ]]の手によって『室内交響曲』(作品73a)として編曲されている。
==曲の構成==
 
*第1楽章 アレグレット
== 曲の特徴構成 ==
*第2楽章 モデラート・コン・モート
全5楽章、演奏時間は約33分。
*第3楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
 
*第4楽章 アダージョ
* '''51楽章''' モデラート-[[wikt:allegretto|ダージョレグレット]]
*: [[ヘ長調]]、4分の2[[拍子]]、[[ソナタ形式]]。
* '''第2楽章''' [[wikt:moderato|モデラート]][[wikt:con moto|コン・モート]]
*: [[ホ短調]]、4分の3拍子
* '''第3楽章''' [[wikt:allegro|アレグロ]][[wikt:non troppo|ノン・トロッポ]]
*: [[嬰ト短調]]、4分の2拍子 - 4分の3拍子。
* '''第4楽章''' [[wikt:adagio|アダージョ]]
*: [[嬰ハ短調]]、4分の4拍子、[[パッサカリア|パッサカリア形式]]。
* '''第5楽章''' モデラート - アダージョ
*: ヘ長調、8分の6拍子 - 4分の2拍子、[[ロンドソナタ形式]]。
 
{{ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲}}