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[[File:Penelope-Homer-Odyssey-Project Gutenberg eText.jpg|200px|thumb|[[バチカン美術館]](ピオ・クレメンティーノ美術館)に所蔵されているペーネロペーの像。]]
[[File:Francesco Primaticcio 002.jpg|200px|thumb|[[フランチェスコ・プリマティッチオ]]の1563年頃の絵画『オデュッセウスとペネロペ』。[[ダニエル・ウィルデンシュタイン|ウィルデンシュタイン・コレクション]]所蔵。]]
'''ペーネロペー'''({{lang-grc-short|'''Πηνελόπη'''}}, {{ラテン翻字|el|Pēnelopē}})は、[[ギリシア神話]]に登場する女性である。[[ホメーロス]]の[[叙事詩]]『[[オデュッセイア]]』では'''ペーネロペイア'''({{lang-grc-short|'''Πηνελόπεια'''}}, {{ラテン翻字|el|Pēnelopeia}})の名で登場する。[[長母音]]を省略して'''ペネロペ'''、'''ペネロペイア'''また現代では'''ピネロピも表記発音される。'''
 
[[イタキ島|イタケー]]の王、[[オデュッセウス]]の妻。[[イーカリオス]]と水の[[ニュンペー]]である[[ペリボイア]]の娘で、[[トアース]]、ダマシッポス、イメウシオス、[[アレーテース]]、ペリレオース<ref>アポロドーロス、3巻10・6。</ref>、[[イプティーメー]]と兄弟<ref>『オデュッセイアー』4巻797行。</ref>。父親は[[イーカディオス]]、母親は[[ドーロドケー]]あるいは[[アステロディアー]]とする異説がある<ref>高津『辞典』p.230a。</ref>。オデュッセウスとの間に息子[[テーレマコス]]と[[プトリポルテース]](ポリポルテース)をもうけた<ref>高津『辞典』p.88a、217b、231b。</ref>。美女として知られる。