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潜伏期間は、数時間から2日間(多くは24時間以内)。発熱、悪寒と皮膚(主に下肢)に激しい痛み。皮疹、腫れ、発赤、血圧の低下などの症状を発症。症状の変化は急速に進行する。
 
[[肝疾患]]や[[糖尿病]]などの基礎疾患がある場合や[[免疫低下]]状態にある者が、夏期に海産物を生食することにより発症すると考えられている。[[肝臓#肝臓の病気疾患|肝臓疾患]]患者や[[気管支喘息|喘息]]などの治療で使う[[ステロイド]]薬剤を使用している人、鉄欠乏性[[貧血]]などで鉄剤を内服している人、[[酒|アルコール]]を大量に飲む人も重症化の危険度が高い。恐ろしい病気であるが、汚染食品を食べても健康な人は大きな問題はない場合もある。但し、軽い下痢や腹痛の場合はある。
 
基礎疾患、既往症が無い高齢者が感染し劇症化した例も報告されている。
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=== 感染例 ===
* 2001年7月に[[熊本県]][[八代郡]]で生の[[アナジャコ]]や、魚の刺身を食べた男性3人が発症し1名死亡、2名重体となった。
* [[静岡県]]で[[アルコール]]性[[肝臓#肝臓の病気疾患|肝障害]]で通院歴のあった72歳男性が壊死性筋膜炎の急激な悪化と多臓器不全のため死亡。
*2011年9月に[[神奈川県]][[小田原市]]で[[生しらす]]を食べた74歳男性が発症し壊死性筋膜炎が劇症化、多臓器不全及び[[敗血症]]のため死亡した。男性は肝機能障害等は無かったが発症、劇症化したケースである。