「アオイスミレ」の版間の差分

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このスミレは、丸い葉で全体に毛が多いこと、短い根茎で花を咲かせた後に匍匐茎を伸ばすこと、果実が球形で下を向いて種子散布することなど、日本の他のスミレ類とはかなり異なる特徴を持っている。
 
この種は西洋のスミレで有名な[[ニオイスミレ]]に近縁なもので、近縁種の多くはユーラシア大陸に分布し、日本では他に'''[[エゾアオイスミレ]]''' ''V. colinacollina'' がある。種内変異もあり、特に北海道のものは最近発見されたもので、変種扱いすべしとの声もあるようである。
 
エゾアオイスミレは冬に地上部が完全に枯れる点ではっきりと異なる。分布は日本では本州中部の高地から北海道に分布し、見られる場所は少ないが、国外では東アジアに広く知られ、その分布はアオイスミレよりむしろ広い。いがりまさしは、おそらく日本の湿潤な気候に合わせて特化したのがアオイスミレであろうと述べている<ref>いがりまさし(2008)p.106</ref>。
 
== 関連項目 ==