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==== 半導体 ====
[[#粉飾決算事件|2015年に発覚した粉飾決算事件]]以降、[[フラッシュメモリ]]事業を「東芝メモリ(現:[[キオクシア]])」として分離した。現在はディスクリート半導体の開発・生産を行っている。パワー半導体などのディスクリート半導体事業は、世界トップクラスのシェアである。システムLSI事業は2020年に撤退し、アナログICとマイコンについてはモーター制御用製品に注力する<ref>[https://news.mynavi.jp/article/20200929-1355397/ 東芝がシステムLSI事業から撤退、アナログICとマイコンに注力]</ref>。
 
===== DRAM =====
===== プロセッサ =====
[[CPU]]では、古くは[[1973年]]に[[フォード・モーター|フォード]]社から[[エンジンコントロールユニット|エンジン制御用マイコン]]の開発依頼を受けて[[TLCS-12A|TLCS-12]]という世界初のワンチップ12ビットマイコンを自社開発した。フォードの環境テストに合格し、市販車にはじめて搭載されたCPUであった。90年代末には、[[ソニー・コンピュータエンタテインメント]]と共同で[[PlayStation 2]]用のCPU「[[Emotion Engine]]」を開発した。その協力関係は、[[PlayStation 3]]用のCPU「[[Cell Broadband Engine|Cell]]」開発で続いていた。画像認識プロセッサでは『Viscontti』を開発している。これらの製品からはすでに撤退が発表されており、継続開発は行われていない。
 
==== 量子デバイス ====
[[量子力学]]の性質を活用する次世代デバイス全般の基礎研究・開発を傘下の研究開発センターで続けていて、2010年代後半からは次々事業化も行われている。
 
[[量子計算機]]では、[[量子焼きなまし法]]で[[最適化問題]]を解く新たな[[アルゴリズム]]を元に開発した「シミュレーテッド(模擬)分岐マシン」の事業化を2020年に始めた<ref>{{Cite web|title=「量子理論の副産物に過ぎなかった」──東芝の「量子コンピュータより速いアルゴリズム」誕生秘話|url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1907/30/news030.html|website=ITmedia NEWS|accessdate=2021-04-12|language=}}</ref>。[[量子暗号]]通信に関しては、世界で一番多い特許を擁する。2020年に欧米と日本で事業化を始め、2021年には子会社の東芝デジタルソリューションズに同事業を移管した<ref>{{Cite web|title=東芝、量子暗号通信を子会社に 営業強化へ|url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ258870V20C21A2000000/|website=日本経済新聞|date=2021-02-25|accessdate=2021-04-12|language=}}</ref>。
 
[[光量子]]の発生などに使われる[[量子ドット]]の研究も早くから自前で行って新しい[[発光ダイオード]]や記録媒体も開発している。
 
=== 放送機器 ===
 
また[[2005年]]に発表されたBNFLによる[[ウェスティングハウス・エレクトリック・カンパニー|ウェスティングハウス]](WH)社の原子力部門売却に応札し、落札に成功した。WH社は[[加圧水型原子炉]](PWR)の世界的メーカーとして知られており、発電炉の主流としてPWRを据える欧州などに販路が広がる可能性が期待された。これにより日本のトップメーカーとしての地位を得たが、結果的に東芝全体の経営危機に繋がる多大な負債を作り出した。2017年にWHは連邦破産法を申請し、2018年には東芝よりカナダの投資ファンドへの売却が決定された。
 
2016年には独自の産業用[[モノのインターネット]](IIoT)基盤である「SPINEX」を開始した<ref>{{Cite web|title=東芝、産業向けIoTサービスの全社横断型マーケティングプレースを開設|url=https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2012/18/news033.html|website=MONOist|accessdate=2021-04-12|language=}}</ref>。
 
=== 計測機器 ===
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