「増支部」の版間の差分

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漢訳仏典における『[[阿含経]]』の内の『'''[[増一阿含経]]'''』(ぞういつあごんぎょう)に相当するが、パーリ語経典増支部が数千に及ぶ経典が要点だけ書かれる形式なのに対して、漢訳『増一阿含経』は物語を含む長めの経典を含んだ約520経で構成されており、現在ではほとんどその対応関係が失われてしまっている<ref name=chuo>[http://www.sakya-muni.jp/00/00-01/post-62.html 原始仏教聖典資料による釈尊伝の研究] - [[中央学術研究所]]</ref>。
 
ちなみに、『[[増一阿含経]]』の原題は「Ekottara Āgama{{lang|sa|Ekottarika-āgama}}{{Sfn|大窪|1984|page=706}}」(エーコーッタリカ・[[阿含経|アーガマ]])で、こちらは1つ1つ増えていくことを表現した「eka(一)-uttara(増)」という語から来ているので、「増一阿含」と漢訳される。どちらも意味するところは同じである。
 
==構成==
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*『原始仏典III 増支部経典』(全8巻(刊行中))[[中村元 (哲学者)|中村元]]監修 [[春秋社]]
 
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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==参考文献==
* {{Cite journal |last=大窪 |first=祐宣 |title= 梵文増一阿含考 (その2) |url=https://doi.org/10.4259/ibk.32.706 |journal=印度學佛教學研究 |volume=32 |issue=2 |date=1984 |publisher=日本印度学仏教学会 |pages=706-707 |ref={{SfnRef|大窪|1984}} }}
 
==関連項目==