「新東名高速道路」の版間の差分

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路線は東名とほぼ並行関係を保ち、途中で数か所の連絡路を介して相互に補完、連携し合う{{Sfn|中日本高速道路(株)名古屋支社|2016|p=36}}。これによって東名の利用交通量を新東名に分散させ、慢性化していた東名の交通渋滞を解消して高速道路が本来持つ定時性と安定的な輸送体制の確保を目指している{{Sfn|中日本高速道路(株)建設事業本部|2012|p=35}}。また、新東名は東名より約10 km山側を通過するため、[[東海地震]]発生や[[駿河湾]]における[[高潮]]等の自然災害の影響を受けにくくすることで、災害発生時における東名との同時被災を回避する{{sfn|大石久和|2012|p=7}}。特に東名が地震による[[気象庁震度階級|震度]]が比較的高い海側を通過するのに対して、山側に位置する新東名は震度が低い地域を通過することから、東海道地域の交通ネットワークに対する東海地震の影響を低減する{{Sfn|和田宣史|2013|p=30}}。このように新東名は、ダブルネットワークの強みを生かして一方が通行止めとなっても、もう一方が迂回路として機能するという、リダンダンシー(迂回路などの代替手段){{Sfn|国土政策と高速道路の研究会|2004|p=34}}の役割を担うものとされる{{Sfn|久保田荘一・津田剛|1991|p=51}}{{Sfn|中日本高速道路(株)建設事業本部|2012|pp=34-36}}。
 
道路名「新東名高速道路」は一般公衆に案内されている通称(道路名)で、法令による[[国土開発幹線自動車道]]の予定路線名では「第二東海自動車道」、[[高速自動車国道法]]に基づく正式な路線名では「第二東海自動車道横浜名古屋線」と称する{{sfn|浅井建爾|2015|p=169}}。予定路線の第二東海自動車道の起点は[[東京都]]であるが、新東名高速道路は[[首都圏中央連絡自動車道]]と接続する[[海老名南ジャンクション|海老名南JCT]]が起点となり{{Sfn|中日本高速道路(株)東京支社|2018|p=34}}、海老名南JCT以東のルートや開通時期は未定である。また、第二東海自動車道の終点は[[名古屋市]]([[名古屋港]]の[[金城ふ頭]]に所在する[[名港中央インターチェンジ|名港中央IC]]<ref name="第二東名・名神高速道路 計画概要H10">『第二東名・名神高速道路 計画概要』日本道路公団、平成10年4月([[豊田市中央図書館]]蔵)</ref>)であるが、[[豊田東ジャンクション|豊田東JCT]] - 名港中央IC間は、名港中央IC - [[四日市ジャンクション|四日市JCT]]間と合わせ伊勢湾岸自動車道として供用中である{{Sfn|早川慎治・宮部光貴|2015|p=18}}<ref name="NEXCO四日市工事事務所H19">『高速自動車国道路線図 近畿自動車道名古屋神戸線 近畿自動車道名古屋関線』中日本高速道路株式会社 四日市工事事務所作成、平成19年3月発行(折りたたみ式パンフレットのためページ数なし・三重県立図書館蔵)</ref>。
 
[[道路構造令]]による[[設計速度]]は全区間で第1種第1級の120[[キロメートル毎時]] (km/h) となっているが、伊勢原市 - 豊田市間では140 km/hを担保する構造となっている{{sfn|久保田荘一・津田剛|1991|p=47}}。これは諸外国の設計速度や[[ドイツ]]の[[アウトバーン]]の走行実態などから判断のうえ、将来における走行性、安全性等の調査、研究の進展によって条件が整えば、乗用車において140 km/h走行の実現の可能性があることを考慮して決定した{{sfn|久保田荘一・津田剛|1991|p=47}}。また、計画時点(2010年)における新東名、新名神の平均断面交通量を62,000台(日)と推計したことで、車線数は往復6車線で計画された{{sfn|久保田荘一・津田剛|1991|p=47}}。この道路規格は建設コストの面から批判を浴び<ref name="日経20030624">{{Cite news |title=第二東名・名神の設計「時速140キロ」は過大 民営化委、見直し要求へ |newspaper=日本経済新聞(東京)|date=2003-06-24|page=5}}</ref><ref name="読売20021105-P35"/>、2003年(平成15年)に開催された第1回[[国土開発幹線自動車道建設会議]]で暫定往復4車線に縮小することが議決され、2012年(平成24年)の開通時点では、一部付加車線として往復6車線区間がある他は基本往復4車線で供用している{{sfn|大村拓也|2012|pp=58-61}}。なお、[[国土交通省]]は2018年(平成30年)に静岡県内の区間については車線数の全線6車線化を決定し<ref name="日経20180811">{{Cite news |title=中日本高速 御殿場-浜松いなさJCT 新東名 6車線に |newspaper=日経新聞(静岡)朝刊|date=2018-08-11|page=6}}</ref>、2020年([[令和]]2年)12月22日に6車線化が完了した<ref name="cnexco20201125">{{Cite web|url=https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/4941.html|title=E1A 新東名 御殿場JCT〜浜松いなさJCT間の6車線化工事が2020年12月22日に全線完成します|date=2020-11-25|accessdate=2020-11-25|publisher=中日本高速道路株式会社}}</ref>。また、最高速度についても見直すとして<ref name="朝日20170928夕"/>、こちらは2017年(平成29年)11月から静岡県内の一部区間で試験的に110 km/hに引き上げ<ref name="朝日20171102"/>、さらに2019年(平成31年)3月1日から試験的に120 km/hとなり<ref name="sankei-120km/h" />、6車線化事業完了同日に正式に120 km/hに引き上げられた<ref name="sp20201125">{{Cite web|url=https://www.pref.shizuoka.jp/police/anzen/jiko/kiseka/sokudo110.html|title=新東名高速道路における最高速度規制120キロの本格運用について|date=2020-11-25|accessdate=2020-11-25|publisher=静岡県警察本部交通部交通規制課}}</ref>。
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