「踊る!さんま御殿!!」の版間の差分

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== 概要 ==
毎回12人前後のゲストを「さんま御殿」に招き入れ、毎回テーマとなる「ひとこと体験談」に沿った自分の身の回りで起こった出来事や過去の体験談を、主人であるさんまが指名した順に語っていく[[トーク番組]]。司会を務めるさんまは、「御殿の主人」という設定。ゲストは特定のテーマ(「神経質VSガサツ」、「バツイチVS独身」「二世芸能人」など)を基に集められることが多く、全員女性ゲストで固められる回もある
 
元々は、同局で放送されていた同じくさんま司会の[[トーク番組|トークバラエティ番組]]『[[恋のから騒ぎ]]』の芸能人版というコンセプトで当番組がスタートした。番組タイトル名の「'''踊る!'''」は以前、同局で放送されていた、さんまと[[所ジョージ]]司会のトークバラエティ番組『[[さんま・所のオシャベリの殿堂]]』で、さんまのしゃべる様子を所が「'''さんちゃんのトークは、いつも踊ってるねぇ〜'''」と表現したことに由来する。
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2009年10月からは当番組の前に放送されている『[[SUPER SURPRISE]]』→『[[火曜サプライズ]]』が放送時間を2分短縮する関係から、19:56放送開始となった。現在は[[文字多重放送|字幕放送]]であるが、開始当初は[[リアルタイム字幕放送]]を採用し、字幕は音声認識で表示されていた。また、司会の明石家さんまの声のみ黄色の字幕で表示される。2010年4月27日放送分から[[NTSC|地上アナログ放送]]では画角16:9の[[レターボックス (映像技術)|レターボックス放送]]に移行した<ref>日本テレビでは、2010年4月5日から当番組の他に、報道番組と生放送番組の一部を除く全番組が、アナログ放送に於いてレターボックス放送に移行した。</ref>。
 
番組自体は[[1999年]]頃から人気が安定し始め、視聴率も20%を超える回も出るようになった。現在は12 - 18%で概ね好調をキープしている。[[2013年]][[2月19日]]放送の3時間スペシャルでは他局の[[裏番組]]を大きく引き離す19.5%の高視聴率を記録した。但し当初は[[DRAMATIC BASEBALL|野球中継]]、2000年代後半以降は[[特別番組]](単発のほか、同時間帯のレギュラー番組の拡大版)が編成されて休止されることも多く、時期によっては放送が月一回程度になることもある
 
2020年以降は新型コロナウイルス感染症対策として収録体制が変更され、入場口が無くなったため入場時のナレーションも廃止され、初め開始からMCテーブルに板付きの状態となっている。また、エンディングでゲストが食事を行うパートも廃止された。
 
自身も2度出演したことのある評論家の[[宮崎哲弥]]は本番組について、司会のさんまが番組中に行う「ネタふり」に対して出演者<ref>特にお笑い芸人。[[桂三度]]曰く「さんまさんが話につまると『何か無いか?』というサインを[[アイコンタクト]]で何回も振ってくる。そのプレッシャーが半端無くてあそこは戦場」</ref> が過敏に反応し適切な対応ができなければ2度とオファーが来ないため、極めて緊張感の高い現場であると述べている<ref>[[東浩紀]]・[[宇野常寛]]・[[宮崎哲弥]]・[[速水健朗]]「変容する「政治性」のゆくえ」『[[思想地図]]〈vol.4〉特集・想像力』 [[日本放送出版協会]]、2009年、349頁。ISBN 978-4140093474。</ref>。また自身も1度出演したことのある[[RAG FAIR]]の[[土屋礼央]]も、司会のさんまにトークを振られた際にある程度ウケたが、後で放送を見てみるとウケたにもかかわらず完全に話した場面が全カットされ、さらっと顔出しと名前テロップだけに編集されておりほぼ写らない状態にされていてショックだったと述べている<ref>これは2017年4月にラジオのニッポン放送で生放送された特番「明石家さんま オールニッポンお願い!リクエスト」にて土屋が番組へ生電話した際にわかり、さんまが土屋に対し笑いながらごめんごめんスタッフに言うとくわと謝罪している。</ref>。その一方、後述するように本番組で結果を残したタレントは若手ベテラン問わず再ブレイクを果たすことが多いから、'''「オーディション番組」「若手の登竜門」'''とも呼ばれることがある。
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'''ゲスト'''
* 芸能人や各界の著名人(12人前後)
**ゲストはジャンルを問わず幅広く出演している。また、[[Youtuber]]や[[声優]]のように顔出しでテレビ出演する機会が少ない分野からの出演もある。このうち舞台を中心に活躍している個性派俳優がこの番組をきっかけにしてブレイクしたケースが多いことでも知られており、過去に、[[温水洋一]]、[[酒井敏也]]、[[伊藤俊人]]などがこの番組をきっかけにしてブレイクした。また、[[黒沢年雄]]、[[秋野太作]]、[[志垣太郎]]らベテラン俳優がバラエティで活躍するきっかけともなった。一方若手では[[滝沢カレン]]、[[丸山桂里奈]]、[[髙橋ひかる]]などが出演をきっかけにブレイクしている。
 
'''再現VTR出演者'''