「鳥人戦隊ジェットマン」の版間の差分

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; {{Visible anchor|{{読み仮名|一条総司令|いちじょうそうしれい}}|一条総司令}}
: 第40・41話に登場。スカイキャンプの新司令官として、ネオジェットマンとともにやってきたスカイフォースの幹部。自分を差し置いて鳥人戦隊長官に小田切が任命されたことを根に持っており、そのことへの復讐として彼女の部下であるジェットマンの追放を画策する。
: 上層部に根回しを済ませた上で小田切から鳥人戦隊の指揮権を剥奪するなど、政治力には長けているが、同時に悪い意味の軍人気質の塊であり、竜以外は民間人出身者で構成されるジェットマンをあからさまに見下し、変身不能に陥った彼正規の軍人かなるネオジェットマンの優位性追放ことに強いこだわりを見せ一方、自ら編成し。またネオジェットマンに対しても、彼らの成果が自身の意にそぐわぬものであった際には邪険に扱い、窮地に際しても見殺しにしようとするなど、完全に使い捨ての道具としか見ておらず、竜からも「指揮官としての資格はない」と糾弾されたように、一貫して指揮官としての資質が欠如した人物として描写されている。
: そうした人間性は、隕石ベムが基地に侵入するという緊急事態においても全く変わらず、「自分は指揮官だから」という理由で戦闘への参加を拒否したのみならず、自ら追放した竜たちを呼び戻そうとしたり、ネオジェットマンや小田切を捨て駒にして自分だけ助かろうとするなど、どこまでも自己中心的な言行に終始。その結果、竜たちや小田切のみならず、自らの手駒であったはずのネオジェットマンからも見放される格好となった。
: 隕石ベムに襲われながらも命は取り留めたものの、それ以降の動向について作中では触れられていないが、隕石ベムが倒された後で小田切が「二度と立ち直れない」と、一条が再起不能に陥ったことを示唆する台詞を残している{{R|group="ep"|41話}}。
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==== ネオジェットマン ====
第40・41話に登場する第2の鳥人戦隊{{R|学研の図鑑22}}。メンバーは、J1 - 5と呼ばれており、J1をリーダーとする正規の訓練を受けたサイボーグ戦士によって構成されている{{R|学研の図鑑22}}。隕石ベムによって変身能力を失った窮地に陥るジェットマンの前に、スカイフォースの幹部・一条総司令と共に現れた。
 
ジェットマンがバードニックウェーブを力の源にしているのに対し、ネオジェットマンは右胸に埋め込まれた'''バードニック反応炉'''を力の源にしていることからエネルギー切れの心配がない。またジェットマンのような変身描写はなく、黒のアンダースーツの上から軽装のアーマー、鳥の意匠をあしらったヘルメットを着用。標準武器は左胸のホルスターに携行している光線銃の'''ネオシューター'''と右腰のホルスターに2つ携行している手榴弾の'''ネオマイン'''{{R|超全集38}}。個人武器として、J1は剣の'''ネオソード'''、J2は鎖鎌の'''ネオスティンガー'''、J4はブーメランの'''ネオスライサー'''を持つ{{R|超全集38}}。個人武器を持っていないJ3とJ5は、前者は徒手空拳、後者はネオシューターを主体としている。必殺武器は左右に砲門を備えたバズーカ砲の'''フレアーバスター'''{{R|超全集38|20th6}}。初陣では隕石ベムを退けるも、ジェットイカロスを操縦しての巨大戦では苦戦を強いられ、スカイキャンプに隕石ベムが侵入した際にも防戦一方終始劣勢追いやら立たされるなど、戦闘経験の不足ぶりを露呈する場面も散見された。
 
当初は一条を絶対視し、彼同様に竜たちを見下していたことから、巨大戦で彼らに助けられた際にも礼を失した態度を取り{{efn|J1のみ、ジェットマンに命を救われた後に小田切と一条の会話を聞いて、一条の醜悪な本音を知ったことをきっかけに彼らに対する態度を改め、素直に礼を言うと同時に、恩知らずな態度を取った他のメンバーの非礼を詫びる姿も見せた。}}、スカイキャンプから追放された後は正式に自分たちがジェットマンに取って代わろうとした。しかしスカイキャンプに侵入した隕石ベムの圧倒的な力と、一条の身勝手な行動で危機に追いやられる中、変身能力を失ってもなお自分たちを助けようとする竜たちの姿に、彼らこそ真のジェットマンであると考えを改め、反応炉の全エネルギーを譲渡し変身能力を復活させた。