「2019年コロナウイルス感染症流行に関連する誤情報」の版間の差分
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消毒に用いられる[[次亜塩素酸ナトリウム|次亜塩素酸ナトリウム液]]および[[次亜塩素酸水]]は、その有効性について諸見解がある。次亜塩素酸ナトリウム液について[[厚生労働省]]は「食器・手すり・ドアノブなど身近な物の消毒には、 アルコールよりも、熱水や塩素系漂白剤が有効」<ref name="MHLW_flyer" />とし、[[漂白剤|塩素系漂白剤]]から0.05%次亜塩素酸ナトリウム液を作成する方法を紹介している<ref name="HUFF_disinfect" />。広義の次亜塩素酸水(次亜塩素酸を主成分とする酸性の溶液)については[[経済産業省]]と[[製品評価技術基盤機構]]が2020年6月26日に有効性評価を発表し、有効塩素濃度35[[ppm]]以上([[ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム]]水溶液では100ppm以上)での有効性を確認し、汚れていない物品への流水・拭き掃除(拭き掃除では有効塩素濃度80ppm以上でひたひたに濡らす)に使用可能とした<ref name="METI_20200626">{{Cite web|title=新型コロナウイルスに有効な界面活性剤及び次亜塩素酸水を公表します(最終回)|url=https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200626012/20200626012.html|publisher=経済産業省/製品評価技術基盤機構|date=2020-6-26|accessdate=2020-6-27}}</ref>。
一方、2020年9月1日の[[北里大学]]の報告では、市販の次亜塩素酸ナトリウム液と次亜塩素酸水を用いた試験で、これらを満たす濃度であっても新型コロナウイルスの消毒には不十分との結果が示された<ref>{{Cite web|url=https://www.u-presscenter.jp/article/post-44278.html|title=新型コロナウイルスに対する消毒薬の効果を検証 日常生活におけるSARS-CoV-2感染予防に有用な製品を評価 -- 北里大学(9月1日)|publisher=北里研究所|date=2020-9-1|accessdate=2020-9-1}}</ref><ref name="Itoh20200901">{{Cite web|url=https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75253|title=北里大学の専門家が検証!新型コロナ「本当に有効な市販商品」とは 何を買えばいい? 検証第二弾|author=伊藤学|work=現代ビジネス|publisher=講談社|date=2020-9-1|accessdate=2020-9-1}}</ref>。この報告では次亜塩素酸ナトリウム液を使用する場合、0.15%
ここでは、'''次亜塩素酸ナトリウム液'''と'''次亜塩素酸水'''の違いも問題となる<ref name="Yhoo_HClO_difference" />。両者の消毒作用は同じく主成分の[[次亜塩素酸]]に由来するが、その液性 (pH)や濃度、取り扱い方法といった性質は異なる。
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=== イベントのデマ ===
SNS上で「この夏コロナとかでなんもできんから、友達が花火を
=== ワクチンに関するデマ ===
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