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;まわりの人間やカウンセラーの取り組み
:自殺予防の相談者は、ゲートキーパーと呼ばれるが、これは特別な人間ではなく、相手を心配して相談に乗りたいと思う人全ての人がゲートキーパーである。その相談や気付きの方法は、以下の取り組みが推奨されている。
:日本では、厚生労働省から公開されている印刷してポケットに入れられる『[https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/gatekeeper/techo/ 誰でもゲートキーパー手帳]』、研修用の『[https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/gatekeeper/yousei/ ゲートキーパー養成研修用テキスト]』で誰でもゲートキーパーの知識を習得可能となっている<ref>[https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/gatekeeper/ ゲートキーパーとは] 厚生労働省</ref>。カウンセラーやゲートキーパーらは「TALKの原則」で相談に乗るようにとされている。 日本で行われる「TALKの原則」とは、誠実に自殺したいという気持ちを否定せず思いやりを持って話しかける(Tell)、自殺についてはっきりと尋ねる(Ask)、相手の話に傾聴する(Listen)、安全を確保する(Keep safe)の頭文字から来ている<ref>[https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/07_2.pdf 自殺未遂患者への対応 救急外来(ER)・救急科・救命救急センターのスタッフのための手引き] 日本臨床救急医学会 平成21年3月版 厚生労働省公開 p25</ref>。
 
:英語圏のゲートキーパーは、Question(質問)、Persuade(説得)、Refer(医師など専門家を紹介する)の頭文字からQPRで対応を行っている。このQPR Gatekeeperは習得が容易で、1-2時間程度で習得でき、オンラインの講義も可能で多くの人が履修できるようになっている<ref>[https://uwf.edu/academic-engagement-and-student-affairs/departments/counseling-and-psychological-services/general-information/outreach-services/suicide-outreach-and-support-sos/ QPR Gatekeeper Training][[ウェストフロリダ大学]]</ref><ref>[https://training.sprc.org/ The Suicide Prevention Resource Center] オクラホマ大学 </ref>。