「科学的管理法」の版間の差分

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「課業」の概念が、テイラー・システムの中核を成している。その原理は、次の五つである。
* 課業の設定
**: 1日のノルマとなる仕事量の設定である。これは、次項の「作業研究」に基づいて設定される。
* 諸条件と用具等の標準化
**: 使用する工具や手順などの諸条件を標準化<ref>最適な形で統一・マニュアル化すること。このマニュアルを指図票という。</ref>することで、熟練工か未熟練工かにかかわらず、同条件で働かせるようにすること。このようにして“唯一最善の作業方法”を確立し、それを労働者全員に習得させ作業能率を向上させようとした。次項の「作業研究」と密接に関係する。
* 成功報酬
* 不成功減収
**: 成功報酬、不成功減収は、出来高制賃金システムを改良したものであり、ノルマを達成した場合は単位あたりの賃金を割り増しして支払い、未達成の場合は単位あたりの賃金を割り引く。こうすることで労働意欲を高める。
* 最高難易度の課業
**: 課業を優秀な工員の仕事量に基づいて決めるということ。
 
=== 作業の標準化(作業研究) ===