「かまやつひろし」の版間の差分

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=== ソロ活動(1970年以降) ===
[[1970年]][[2月25日]]に初の本格的なソロ・アルバム[[ムッシュー/かまやつひろしの世界]]を発売する。このアルバムは、当時世界的にも珍しかった「一人[[多重録音]]」という画期的な方法で制作された{{refnest|group=注|[[サンボマスター|山口隆]]対談集『叱り叱られ』(幻冬舎 2008.2)にある、かまやつとの対談によると、「[[キース・ジャレット]]が世界で1番目、ボクが2番目、[[ポール・マッカートニー]]が3番目」と発言している。}}。また、音楽的にも様々なジャンルを融合した実験的な作品であった。その反面、1970年4月に発売されたソロシングル「[[どうにかなるさ]]」は、元々[[ザ・タイガース]]の[[岸部一徳|岸部修三(現・一徳)]]と[[岸部四郎|岸部シロー]]兄弟のデュオアルバムSally & Shiroのために書き下ろされた曲のセルフカバーであったが、カントリーシンガーとしてのルーツに回帰する意向も反映された。[[1970年代]]初頭の[[フォークブーム]]に触発され<ref name="日本のポピュラー史を語る" >{{cite book|和書 |author=村田久夫・小島智編|title=日本のポピュラー史を語る―時代を映した51人の証言|chapter=かまやつひろしインタビュー|date=1999-10-14|publisher=[[シンコーミュージック]]|isbn=4-401-613-40-6|pages=35-39}}</ref>、主導権を奪った[[日本のフォークシンガー|フォークシンガー]]の[[吉田拓郎]]に接近し<ref name="日本のポピュラー史を語る" /><ref name="ROCKSOFF">{{Cite book | 和書 |author = | title = ROCKS OFF Vol.07 | chapter = 生誕70周年・特別企画 ムッシュかまやつインタビュー | publisher = [[シンコーミュージック・エンタテイメント]] | date = 2009 SPRING | isbn = | pages = 99-103 }}</ref>、吉田作品の「[[シンシア (よしだたくろう・かまやつひろしの曲)|シンシア]]」<ref>{{Cite book|和書|author=[[永井良和 (社会学者)|永井良和]]|title=南沙織がいたころ|year=2011|publisher=[[朝日新聞出版]]|isbn=978-4-02-273416-7|pages=135-136}}</ref><ref>{{Cite book|和書|eauthor=|title=吉田拓郎読本|year=2008|publisher=[[音楽出版社]]|isbn=978-4-86171-041-4|page=50、80頁}}</ref>、「[[我が良き友よ]]」などを歌う<ref name="chunichi170303 " /><ref name="日本のポピュラー史を語る" /><ref name="asahi160827 ">{{Cite news|title =(もういちど流行歌)「我が良き友よ」かまやつひろし ミスマッチがよかった?|newspaper =[[朝日新聞デジタル]]|date =2016-08-27|author =|url =http://www.asahi.com/articles/DA3S12527614.html|accessdate =2017-03-03|publisher =[[朝日新聞社]]|archiveurl =https://web.archive.org/web/20160827075719/http://www.asahi.com/articles/DA3S12527614.html|archivedate =2016年8月27日}}{{Cite web|url=http://www.huffingtonpost.jp/2017/03/01/monsieur-kamayatsu_n_15089570.html|title=ムッシュかまやつさん死去、78歳 「我が良き友よ」が大ヒット、ザ・スパイダース元メンバー|publisher=[[ハフィントン・ポスト]]|date=2017-03-03|accessdate=2017-03-03}}</ref><ref name="tapthepop160401 ">{{Cite web|url=http://www.tapthepop.net/song/41618|title=先輩格のかまやつひろしのために吉田拓郎が書いてくれた「我が良き友よ」|publisher=TAP the POP |date=2016-04-01|accessdate=2017-03-03}}</ref>。「我が良き友よ」は90万枚を超えるセールスを記録し代表曲とした<ref name="ROCKSOFF"/><ref name="asahi160827 " /><ref>{{Cite web|url=http://toyokeizai.net/articles/-/161032|title=「我が良き友よ」のムッシュかまやつさん死去|publisher=[[東洋経済新報社|東洋経済オンライン]]|date=2017-02-03|accessdate=2017-03-03|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170303012138/http://toyokeizai.net/articles/-/161032|archivedate=2017年3月3日|deadlinkdate=2018年3月}}{{Cite news|title =「上はハイカラでも下は蛮殻(ばんから)なんだから」…|newspaper =[[西日本新聞]]|date =2017-03-03|author =|url =http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syunzyu/article/311930|accessdate =2017-03-03|publisher =[[西日本新聞社]]|archiveurl =https://web.archive.org/web/20170303121541/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syunzyu/article/311930|archivedate =2017年3月3日|deadlinkdate =2018年3月}}{{Cite news|title =曲が売れるほどに音楽仲間から「…|newspaper =山陽新聞デジタル|date =2017-03-03|author =|url =http://www.sanyonews.jp/article/495956/1/|accessdate =2017-03-03|publisher =[[山陽新聞|山陽新聞社]]|archiveurl =https://web.archive.org/web/20170303124904/http://www.sanyonews.jp/article/495956/1/|archivedate =2017年3月3日}}</ref>。[[1975年]]の[[フォーライフ・レコード]]設立の際も参加を希望したが、契約の問題などで参加できなかった<ref name="日本のポピュラー史を語る" />。また「[[ウォッカ・コリンズ (バンド)|ウォッカ・コリンズ]]」へのゲスト出演や、[[タワー・オブ・パワー]]が演奏を務めた「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」を発表{{refnest|group=注|「我が良き友よ」のB面、1990年代に入ってから再評価を受けている。}}。[[ウォッカ・コリンズ (バンド)|ウォッカ・コリンズ]]のリード・シンガー、[[アラン・メリル]]、[[ザ・テンプターズ]]のドラマーだった[[大口広司]]や、作詞家の[[安井かずみ]]らとともに[[イタリアン]]レストラン『キャンティ』常連組の一人であった。
キャンティ」常連組の一人であった。
[[テレビアニメ]]作品[[ギャートルズ|はじめ人間ギャートルズ]]のエンディングテーマとなった「[[やつらの足音のバラード]]」{{refnest|group=注|作詞は漫画の原作者[[園山俊二]]。実際のオリジナル歌手は[[若子内悦郎|ちのはじめ]](若子内悦郎の変名)だが、かまやつも[[セルフカバー]]している。}}もよく知られ、[[2004年]]には[[スガシカオ]]によってカバーされている。
 
空虚なヒット歌手の座に居心地の悪さを感じたかまやつは、70年代後半からはライブを中心としたマイペースな活動を展開した<ref name="ROCKSOFF"/>。[[フュージョン (音楽)|フュージョン]]、[[シティ・ポップ]]、[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニュー・ウェイヴ]]等、音楽のトレンドに敏感に反応したアルバムも数枚リリース<ref name="ROCKSOFF"/>。80年代以降は、若い世代のミュージシャンたちと[[コラボ]]企画で交流を深めていった<ref name="ROCKSOFF"/>。当時の音楽活動について「1975年ころから僕自身、ポップ・シーンに手がつけられなくなって探ってました。レコードが出せるようになるまで10年かかりました」と述べている<ref name="日本のポピュラー史を語る" />。