「被甲目」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
33行目:
 
== 進化史 ==
被甲目は南アメリカ大陸に特有の哺乳類である。南アメリカ大陸は[[白亜紀]]末に一時的に北アメリカ大陸と陸続きになっていたものの、それを除けば[[ジュラ紀]]末に北アメリカ大陸、白亜紀中頃に[[アフリカ大陸]]、[[古第三紀]]の[[始新世]]の末頃に[[南極大陸]]と別れ、[[新第三紀]]の[[鮮新世]]まで孤立し続けていた。被甲目はこの期間に進化を遂げたのである。ただしその起源は明らかになっておらず、約1億2000万年前の[[前期白亜紀]]に原始的な[[真獣類]]から枝分かれした系統の1つの子孫であると考えられている。その系統はやがて異節類となり、[[有毛]]と枝分かれした<ref name=絶滅哺乳類図鑑>{{Cite book|和書|title=新版 絶滅哺乳類図鑑 |author1=冨田幸光 |author2=伊藤丙雄 |author3=岡本泰子 |publisher=丸善出版 |isbn=978-4-621-08290-4 |date=2011-01-30 |pages=225-237}}</ref>。
 
現生ではアルマジロ科しかいないが、化石分類群としては[[ペルテフィルス科]]、[[パンパテリウム科]]、[[グリプトドン科]]、[[パレオペルティス科]]がいた<ref name=絶滅哺乳類図鑑/>。